「太白」とは、まず金星の別称として用いられ、特に明け方や夕方に輝く星を指す。また、太くて白い絹糸のことを指す場合もある。さらに、精製された白い砂糖そのもの、あるいはその砂糖を用いて作られる飴を意味することもある。
半白(はんぱく)とは、黒髪に白髪が混じり合った頭髪の状態を指す。特に年齢を重ねた人の頭髪に現れる様子を表し、「胡麻塩頭」とも呼ばれる。表記としては「斑白」や「頒白」を用いることもある。
白湯とは、水を沸騰させただけで、茶葉や他の添加物を一切加えない湯のことを指す。薬を服用する際などに用いられる。表記としては「素湯」と書くこともある。
白髪とは、加齢やストレスなどの要因により色素が失われ、白くなった頭髪のことを指す。通常「しらが」と読むが、「はくはつ」と読む場合もある。
白木とは、塗装を施さず木目を生かしたままの木材を指し、白木のタンスなどに用いられる。また、トウダイグサ科の落葉小高木の名称でもあり、初夏に黄色い花を穂状に咲かせる。その材は白く細工物に適し、種子から採れる油は塗料や髪油として利用される。
白馬(あおうま)は、白い毛色の馬、あるいは葦毛の馬を指す。この語は、宮中行事の「白馬節会」に由来する。本来は青毛の馬を用いていたが、後に白毛の馬が使われるようになり、読み方は「あおうま」のまま漢字表記を「白馬」と改めたことから生じた。「はくば」とも読む。
隠し立てせずにありのままを表す様子。物事を包み隠さず明確に示すことを指し、率直な態度や露わな表現を形容する。
白子(しらす)は、カタクチイワシやアユ、ウナギなどの魚類の稚魚を指す名称で、主に食用とされる。なお、「しらこ」と読む場合は魚の精巣を意味し、本項目とは異なる。
白太とは、樹木の材木において樹皮に近い部分を指し、辺材とも呼ばれる。心材に比べて色が白っぽく、水分を多く含むため、材としての強度や耐久性はやや劣る傾向にある。
「白眼」とは、毛色が白い牛や馬を指す。また、両眼の縁が白い牛や馬についてもこのように呼ぶ。
白滝とは、白い布が垂れ下がっているように見える滝のことを指す。また、細長い糸状に加工されたこんにゃくのことで、鍋料理やすき焼きなどの具材として用いられる。
白金(しろがね)は、銀を指す古風な表現であり、銀そのものや銀製品を表す。また、銀のような白く輝く色合いや、銀貨の意味でも用いられる。表記としては「銀」と書かれることもある。
白玉とは、白い玉のことを指し、特に真珠の古称として用いられる。また、白玉粉を用いて作られる白く柔らかい団子のこともいう。さらに、白い花を咲かせるツバキの一種である白玉椿を略した呼称としても使われる。
白銀とは、銀そのものを指す「しろがね」の意を持つほか、降り積もった雪の美しい様子を形容する表現としても用いられる。また、江戸時代には贈答用として、銀を約十センチメートルの楕円形に造った貨幣の名称でもあった。
白茶は白っぽい茶色を指す色名であり、また製法において灰汁抜きをせずに蒸して焙じた上質の茶を指す。後者の意味では「しろちゃ」と読むこともある。
白紙とは、文字通り白い紙を指すほか、何も書かれていない状態の紙を意味する。転じて、先入観や既成概念を持たない心構えを表し、また物事が未着手であることや、一度決めたことを取り消して元の状態に戻す場合にも用いられる。
白露は、草木の葉などに宿る露のうち、光を反射して白く輝いて見えるものを指す。秋の季語としても用いられ、秋の訪れを感じさせる風物である。
「白日」とは、明るく輝く太陽の光を指し、青空に照り映える様子を表す。また、白昼と同じく、真昼の明るい時間帯を意味し、転じて現実離れした空想や夢を「白日夢」と表現する際にも用いられる。
白羽とは、鳥の白い羽毛を指し、特に矢の尾部に取り付ける矢羽として用いられるものをいう。
白寿とは九十九歳の年齢、またはその祝いを指す言葉である。「百」という漢字から「一」を引くと「白」になることに由来する。
白星とは、白く塗りつぶされた丸形や星形の印を指す。相撲の星取り表において勝ちを表す印として用いられることから、転じて試合や勝負事での勝利、また広く物事の成功や手柄を意味する。例えば「白星をあげる」のように用いられる。対義語は黒星である。
酒を飲んでいない平常の状態を指し、またその際の顔つきを表す。例えば「白面では言えない話」のように用いられる。漢字表記としては「素面」と書くこともある。なお、「ハクメン」と読む場合は別の意味となる。
白状とは、自らの犯した罪や過ち、あるいは隠し事などをありのままに打ち明けることを指す。また、転じて、そのような供述内容を記録した書面を意味することもある。
ラン科に属する多年草で、紫蘭(シラン)の別名として知られる。
白痢(なめ)とは、激しい下痢を伴う際に排泄される白色の便を指す。また、「びゃくり」とも読まれる。
白刃とは、鞘から抜かれた刀剣のことで、刃の部分がむき出しになった状態を指す。転じて、危険な状況や命がけの場面に身を置くことを意味する「白刃を踏む」などの表現にも用いられる。
白濁とは、液体などが白く濁る状態を指す。透明だったものが白みを帯びて不透明になることで、例えば入浴剤を溶かした湯が白く濁る様子などに用いられる。
白票とは、国会における無記名投票において賛成の意思を示すために投じられる票を指す。また、投票用紙に何も記入せずに提出される無効票のことも意味する。
白地とは、白い布地や紙など、何も染められていない素材を指す。また、水を引かずに耕作する畑や、何も建てられていない更地の意味でも用いられる。
白描とは、日本画や東洋画において、墨の濃淡のみを用いて輪郭や形態を描く技法を指し、またそのようにして描かれた絵画作品そのものを指すこともあります。彩色を施さず、線の強弱や筆致によって対象を表現する点に特徴があります。
白兵とは、刀や槍など、刃の部分がむき出しになった武器を指す。接近戦において敵を切りつけたり突いたりするために用いられる白刃の状態の兵器を意味する。
白墨は、焼石膏や白亜などの粉末を固めて棒状に成形した筆記具で、主に黒板に文字や図形を書くために用いられる。
白熊とは、チベットなどに生息するヤクの尾の毛を指す。白く光沢があり、払子や旗、槍、兜などの装飾に用いられる。
白馬とは、毛色が白い馬を指す。また、古くは「あおうま」とも呼ばれ、主に宮中行事などで用いられた馬を意味することもある。
白面とは、化粧を施していない素顔の状態を指す。また、色白の顔立ちを形容する際にも用いられ、特に「白面の貴公子」などの表現で用いられる。転じて、年齢が若く経験に乏しいこと、未熟であることを意味し、「白面の書生」のように使われる。なお、「しらふ」と読む場合は別の意味を持つ語となる。
「白白」は、白く澄んだ様子を表す。また、曇りなく明らかなさまを指し、「明明白白」のように用いて、物事がはっきりとしていることを示す。読みは「ハクハク」のほか、「しらじら」とも読まれ、後者には夜が次第に明けるさまや、興が醒めるような様子の意味も含まれる。
白髪とは、加齢やストレスなどの要因により色素が失われ、白くなった頭髪のことを指す。特に高齢者の頭髪に多く見られる現象で、「白髪の老人」などの表現で用いられる。なお、同じ漢字で「しらが」と読む場合もある。
白藍は、藍を薬品で還元させて得られる白い粉末を指し、その溶液は藍染めに用いられる。また、ハクサイとキャベツを交配改良して作られた野菜のことも指す。読み方は「ハクラン」であり、「しろあい」と読む場合もある。
白眉とは、多くの人々の中でも特に優れた人物を指す表現である。中国の三国時代、蜀の馬良という人物は兄弟の中で最も才能に秀でており、彼の眉毛には白い毛が混じっていたことから、人々が「白眉が最も優れている」と評した故事に由来する。
白虎は、青竜・玄武・朱雀とともに四神の一つを成す神獣である。その姿は虎に象られ、天の西方を司り守護するものとされる。
白英はナス科のつる性多年草で、漢名に由来する。別名を鵯上戸(ひよどりじょうご)ともいう。
ピアノやオルガンなどの鍵盤楽器において、白く塗装された長方形の鍵を指す。通常、黒鍵と交互に配列され、全音階の基本となる音を奏でる役割を担う。
北極や南極に近い高緯度地域において、夏至の前後に見られる自然現象を指す。太陽が地平線下に沈んでも、大気による光の散乱によって夜間も薄明るさが続き、真の闇に至らない夜をいう。
自白とは、自ら進んで事実を打ち明けることを指す。特に法律用語としては、容疑者が自己に不利益な事実を認め、自身の犯罪行為を肯定する供述を意味する。自供と同義に用いられる。
鳥類や爬虫類などの卵において、卵黄を包み込む透明あるいは半透明の粘性のある部分を指す。加熱すると白く凝固することから「白身」とも呼ばれる。
告白とは、心に秘めた感情や隠していた事柄をありのままに打ち明けて相手に伝えることを指します。特に恋愛感情を伝える際に用いられ、また過ちや秘密を白状する意味合いも持ちます。
あからさまとは、物事を包み隠さずありのままに表す様子を指し、露骨で遠慮のない態度や表現を形容する語である。
明白とは、物事がはっきりとしていて疑いの余地がなく、明らかであることを指す。また、そのような状態を表す。
紙面などに何も書かれていない状態を指す。また、何も行われないままの時間や、内容が欠如している状態を表すこともある。
表白(ヒョウハク)とは、言葉や文章を用いて自分の考えや気持ちを明らかにし、他者に伝えることを指す。例えば、決意や意見を表明する際に用いられる。なお、「ヒョウビャク」と読む場合は、法要の場で仏前に趣旨などを申し述べる仏教用語としての意味を持つ。
独白とは、演劇において他の登場人物に向けずに自らの内面を語る表現形式を指し、モノローグとも呼ばれる。また、転じて、誰にも聞かせる意図なく一人でつぶやく独り言のことも意味する。
演劇において役者が舞台上で発する言葉を指し、脚本に基づいて役柄の心情や状況を表現するものである。また、転じて日常会話における特有の言い回しや決まり文句を意味することもある。
赤と白の二色を指す。また、対抗する二組を紅組と白組に分けることを表し、特に祝い事に関連して用いられる。例えば、紅白の水引や紅白試合などがある。
啓白とは、謹んで申し上げることを指し、特に神仏に対して祈りや願い事を申し述べる行為、またはその内容を記した文書を意味する。また、経典の一部のみを誦読することを指す場合もある。
清白(すずしろ)はダイコンの古称であり、春の七草の一つとして知られる。新年の七草粥に用いられ、蘿蔔とも表記される。
手紙の冒頭に用いる挨拶語で、謹んで申し上げるという意味を表します。謹啓や粛啓と同様に、改まった敬意を込めた文書で使用されます。
黄白とは、黄色と白色を指すほか、金と銀の色合いから転じて金銀そのもの、さらに金銭を意味する。特に金銭の意では、多額の金を使うことを「黄白を散じる」などと表現する。
演劇において、登場人物が他の役者には聞こえないものとして、観客に対して直接心情や状況を語りかける台詞を指す。舞台上の出来事を補足し、観客の理解を助ける役割を果たす。
子供が活発でやんちゃな様子を指し、特に悪意のないいたずらや元気の良さを表す。主に男の子に対して用いられることが多い。
塩基性炭酸鉛を主成分とする白色の顔料で、かつては化粧用のおしろいとして用いられていた。毒性がある。
日光や水にさらしたり、薬品を用いたりして、物の色を白くすること。特に、黄ばみや汚れを除去して白さを回復させる処理を指す。
端白とは、物の縁や端の部分が白くなっている状態を指す。また、特に動物の足先が白い様子を表し、そのような特徴を持つ動物そのものを指すこともある。
精白とは、玄米や玄麦などの穀物から糠層を取り除き、胚乳部分を白く仕上げる加工工程を指す。
心や行いが正しく清らかで、何の汚れや後ろ暗い点もない状態を指す。特に、不正や罪に問われるようなことが全くない清らかな身の上であることを表す。
寸白とは、条虫などの人体に寄生する虫、あるいはそれによって引き起こされる病気を指す。かつては婦人病の一種と見なされることもあったが、これは寄生虫が原因と考えられていたことに由来する。
白酒(しろき)は、大嘗祭などの神事において神前に供えられる白色の酒を指す。黒胡麻の粉を加えた黒酒(くろき)と対をなして供されることがあり、また「しろざけ」と読む場合は、雛祭りなどに用いられる白く甘い酒を意味する。
白波とは、波頭が砕けて白く見える波を指す。また、盗賊の別称としても用いられ、これは中国で後漢末期に白波谷に拠った賊徒「白波賊」に由来する。
白駒とは白い毛色の馬を指す。また、月日の経過を白い馬が走り去る様に喩えた表現でもあり、荘子の「人生天地の間に、白駒の隙を過ぐるが如し」に由来して、歳月の速やかな流れを意味する。
諸白とは、精白した米を麹米と蒸米の両方に用いて醸造した酒を指す。江戸時代には上等の清酒の総称として用いられ、片白(片方のみに精白米を使用した酒)と区別された。
カバノキ科に属する落葉高木で、主に高原に自生する。樹皮は白色を呈し、薄く剥がれる特徴を持つ。春には黄褐色の花を咲かせ、その材は細工物や建築資材として利用される。
白癬菌の感染によって生じる皮膚疾患を指す。主に幼児や小児の頭部に発生し、白い円形の斑が拡大し、乾燥して頭髪が脱落する症状が特徴である。
白朮はキク科の多年草を指す語で、その漢名に由来する。読みは「おけら」であり、同じ漢字を「びゃくじゅつ」と読む場合は、この植物の根茎を乾燥させた生薬の意味となる。
白州とは、庭や玄関先などに白い砂を敷き詰めた場所を指す。また、江戸時代には奉行所において訴訟を裁く場所を意味し、転じて奉行所そのものを指すようになった。後者の用法は、その場所に白砂が敷かれていたことに由来する。
皮膚の色素が欠乏することにより、白い斑状の病変が生じる皮膚疾患を指す。
白鼠とは、白色をしたネズミの総称を指す。特に実験用として飼育されるドブネズミの改良品種は、全身が白く目が赤い特徴を持つ。また、大黒天に仕えた白鼠の故事にちなみ、主家に忠実な使用人や番頭を喩える表現としても用いられる。対義語は黒鼠である。
白茅はイネ科に属する多年草で、茅萱とも呼ばれる。日当たりのよい野原や河原に群生し、細長い葉と銀白色を帯びた穂が特徴である。古くから屋根葺きや飼料として利用されてきた。
シロアリ目に属する昆虫の総称で、アリに似た外見を持つが実際には別種である。体色は白から淡黄色を呈し、木材内部に巣を構えて食害する性質から、住居や建築物に対して深刻な被害をもたらす害虫として知られる。
白亜は白色の壁を指し、特に白く聳え立つ建築物の外観を形容する際に用いられる。また、地質学においては、有孔虫や貝殻などの堆積物から形成される白色の石灰岩を指し、白墨や壁塗料の原料として知られるチョークの材料となる。
ハコヤナギの別称として用いられる語で、ヤナギ科の落葉高木を指す。特に、葉の裏が白く見える特徴からこの名がある。
白毫とは、仏像の眉間にある白く長い巻き毛を指し、そこから光明を放つとされる。毫は長い毛の意であり、仏の優れた相好の一つとされている。
ビャクダン科の半寄生性常緑高木で、インドや東南アジアを原産地とする。その材質は淡黄色を呈し、堅く緻密で、独特の芳香を放つことから、仏像や扇子、細工物などの材料として珍重される。表記としては「檀香」とも書く。なお、「栴檀は双葉より芳し」という故事に登場する「栴檀(センダン)」は、このビャクダンを指している。
白蓮とは、白い花を咲かせる蓮のことを指す。また、その清らかで汚れのない美しさから、清浄な心や高潔な人格の喩えとしても用いられる。
蛋白は、主に卵の白身を指す語である。また、動植物の主要な構成成分である化合物「蛋白質」の略称としても用いられ、例えば大豆などに多く含まれる栄養素を指す場合がある。
顔色が青白く、血の気が失せている様子を指す。強い衝撃や恐怖、病気などによって血色がなくなり、青みがかった白さを帯びた状態を表す。
三白草はドクダミ科の多年草で、半夏生(ハンゲショウ)とも呼ばれる。漢名に由来し、花期に茎の先端近くの葉が三枚ほど白く変化する特徴からこの名がついた。
山白竹はイネ科の多年草で、隈笹とも呼ばれる。漢名に由来する名称であり、山地などに自生する笹の一種である。
白辛樹はエゴノキ科の落葉高木で、西日本の山地に自生する。初夏に白い花が多数垂れ下がって咲き、その実からは油を採取することができる。別名をアサギともいい、「麻殻」の表記も用いられる。
バラ科の落葉高木で、山地に自生する。葉の裏面には白い毛が密生し、これが名称の由来となっている。春には白い花を咲かせ、後に赤い実を結ぶ。表記としては「裏白の木」とも書かれる。
オシロイバナ科の多年草で、日本では一年草として扱われる。ペルー原産であり、夏から秋にかけて夕方に赤・白・黄などのラッパ状の花を開き、翌朝にはしぼむ。観賞用に栽培され、種子の胚乳が白粉に似ていることからこの名がついた。別名をユウゲショウといい、「紫茉莉」と表記することもある。
白屈菜はケシ科の二年草で、道端などに自生します。初夏に黄色い四弁の花を咲かせ、茎や葉から出る汁には毒があります。漢名に由来する名称で、「草の王」あるいは「草の黄」とも表記されます。
白絞油とは、菜種油や大豆油などを精製して得られる、色が淡く透明度の高い上質な食用油を指す。
白南風は、主に九州地方において梅雨明けの頃に吹く南風を指す語である。夏の訪れを告げる風として知られ、「しろはえ」とも読まれる。
白地図とは、地形の輪郭のみを描き、地名やその他の情報を記入していない地図を指す。地理学習における作業用や、特定の情報を分布図として書き込むための基図として用いられる。白図とも呼ばれ、「しろちず」と読むこともある。
白拍子とは、平安時代末期に起こった歌舞の一種であり、またそれを演じる女性芸能者を指す。後に江戸時代には、遊女を指す別称としても用いられた。
白頭翁とは、白髪の老人を指すほか、オキナグサの根を乾燥させた漢方薬の名称としても用いられ、下痢止めの効能がある。また、鳥類のムクドリの別称としても知られている。
白装束とは、全身を白い衣装でまとめた服装、あるいはそのような服装を身につけることを指す。主に神事や葬儀などの儀式の際に着用され、清浄さや神聖さを象徴するものである。
白灯油とは、無色透明に精製された灯油の一種であり、燃焼性に優れ、刺激臭が少ないことが特徴である。主に家庭用の暖房器具や燃料として使用される。
白詰草はマメ科の多年草で、ヨーロッパを原産とする。三枚の小葉からなる複葉を持ち、夏には白い小花が球状に集まって咲く。牧草や緑肥として利用され、クローバーの一種である。江戸時代にオランダから輸入されたガラス器の緩衝材として箱に詰められていたことからこの名が付いた。
白内障は、眼球内の水晶体が白く濁る疾患を指す。この濁りにより光の透過が妨げられ、視力の低下やかすみ、場合によっては失明に至ることもある。かつては「白底翳」とも呼ばれた。
血液中の白血球が異常に増殖し、正常な造血機能が阻害される疾患。貧血や出血傾向、感染症への抵抗力低下を伴い、全身の衰弱を引き起こす。
フウチョウソウ科の一年草で、西インド諸島が原産地である。夏に、雄しべの長い白色の花を総状花序につける。漢名に由来する「白花菜」の表記のほか、「風蝶草」とも書く。
白眼視とは、冷ややかな目つきで人を見ることを指す。この語は、晋の時代の文人である阮籍が、気に入った人物には青眼で接し、嫌いな人物には白眼で迎えたという故事に由来する。
白耳義は、ヨーロッパ北西部に位置する立憲君主国であり、北海に面し、オランダとフランスに隣接している。首都はブリュッセルである。
灰色を帯びた白色を指し、白色に近い明るい灰色の色合いを表す。
紅白粉は、紅と白粉を合わせた化粧品の総称であり、またそれらを用いて顔を化粧する行為そのものをも指す。
曹白魚はニシン科の海魚で、南日本の近海に分布する。体長は約50センチメートルほどあり、ニシンに似た体型を持つ。背中は暗青色、腹部は銀白色を呈し、食用として利用される。
白丁花はアカネ科の常緑小低木で、中国を原産とする。枝分かれがよく茂る性質から、生け垣などに植栽される。初夏には白色または淡紫色の、先端が五つに裂けたラッパ形の小花を咲かせる。別名として「満天星」や「六月雪」とも表記される。
白朮祭は、京都の八坂神社において大晦日から元日にかけて行われる祭事である。オケラ(茅の一種)を加えたかがり火を焚き、参拝者はその火を火縄に移し受けて持ち帰り、雑煮を炊くなどの新年の祝いに用いる。新年の表記として「朮祭」と書くこともある。
白檜曽はマツ科の常緑高木で、高山に自生する。樹皮は灰白色を呈し、果実は松かさに似る。木材はパルプや建築材料として用いられ、シラベとも呼ばれる。
ヒトリガ科の蛾の一種で、全身が白色を呈している。腹部の両側には赤い斑紋が見られる特徴があり、夏季には灯火に飛来する習性がある。
ウルシ科の落葉小高木で、山野に自生する。外観はウルシに似ており、夏季に黄白色の小花を円錐状につける。秋の紅葉が美しいことが特徴である。樹皮から採れる白い膠状の液は塗料として用いられ、これが漢名「白膠木」の由来となっている。別名をフシノキともいう。
顔面蒼白とは、恐怖や驚き、あるいは重い病気などによって顔の血色が失われ、青白くなる様子を表す四字熟語である。
雲中白鶴とは、雲の間を優雅に飛翔する白鶴の姿に喩えて、世俗の垢に染まらず、高潔で気高い人柄を称える表現である。特に品性が優れ、俗世間のしがらみを超越した人物や、清らかな気品を備えた女性を指して用いられる。この語は『三国志』魏書に由来し、白雲が俗塵を離れた清浄な境地を象徴するように、白鶴の清雅な様が高潔な人格を表すものとされている。
烏白馬角とは、カラスの頭が白くなり、馬に角が生えるという、現実には決して起こり得ない事柄の喩えである。中国の古典『論衡』に由来する四字熟語で、絶対に実現しないことや、ありえない状況を強く表現する際に用いられる。
腕白小僧とは、元気が良くてやんちゃな男の子を指す四字熟語である。特に、悪戯や無邪気な騒ぎを好み、大人の手を焼かせるような活発さを持つ子供の様子を表す。
緑林白波とは、中国の故事に由来する四字熟語で、盗賊やその潜伏場所を指す。前漢末の王莽政権下で緑林山に拠った賊徒と、後漢末に白波谷を根城とした黄巾賊の乱に因み、両者の地名を合わせて、世を乱す無法者の集団やその根拠地を意味するようになった。
明明白白とは、物事が極めて明確で、少しも疑いを挟む余地のない様子を表す。まるで火を見るよりも明らかであるかのように、事実や道理がはっきりとしていて、誰の目にも明らかであることを意味する。
粉白黛墨とは、女性が化粧を施すことを意味する四字熟語である。白粉で肌を白く塗り、黛(まゆずみ)で眉を描くという、中国古来の化粧法に由来する。『戦国策』楚策に典拠があり、転じて、外見を飾り立てる比喩としても用いられる。
白竜白雲とは、中国の法典『唐律疏議』に由来する四字熟語で、本来は君主の権威を象徴する白竜と、臣下の地位を表す白雲を対比させた表現である。転じて、身分や立場の異なる者同士が交わることの難しさ、あるいはそのような関係を戒める喩えとして用いられる。