独活はウコギ科の多年草で、山野に自生し、野菜としても栽培される。若芽は柔らかく独特の香気があり、食用とされる。漢名に由来し、風がないのに独りで動いているように見えることからこの名がついたとされる。別表記として「土当帰」とも書く。
独楽は、木や金属などで作られた円盤状の胴に軸を通した玩具で、手でひねったり、紐を巻き付けて引いたりして回転させて遊ぶものである。特に正月の遊びとして親しまれている。
演芸や話芸などを一人で演じることを指す。また、転じて一人で話を進めることや、共演者なしで行う公演の意味でも用いられる。
独唱とは、一人の歌手が単独で歌うことを指す。合唱や重唱に対して用いられ、オペラのアリアや歌曲など、一人の声楽家が主役を担って演奏する形態をいう。
結婚していない状態を指し、またそのような人を表す。配偶者のいない個人を意味し、未婚者や一人身とも言い換えられる。
学校や教師に頼らず、自分一人で学問や知識を習得することを指す。自らの計画と努力によって学習を進める方法であり、独修や自修と同義である。
独占とは、あるものを一人で占有し、他者を排除することを指す。また、経済活動において特定の企業や資本が市場を支配し、競争を制限する状態を意味する。
独吟とは、詩歌や謡曲などを一人で声に出して詠むことを指す。また、連歌や俳諧において、一人で続けて多くの歌や句を詠み作る行為、あるいはその作品そのものをも意味する。
独語とは、自分自身に対して発する言葉のことを指し、独り言とも呼ばれる。また、ドイツの国名「独逸」に由来し、ドイツ語を意味する用法もある。
独走とは、単独で走ることを指す。特に競走などにおいて、他を大きく引き離して先頭を走る状態をいう。また転じて、他を顧みず自分一人の判断で行動する様子を表すこともある。
独奏とは、一人の奏者が単独で楽器を演奏することを指す。合奏に対して用いられ、ピアノやヴァイオリンなどの楽器によるソロ演奏を意味する。
他に依存せず、自分一人で行うことを指す。また、他には見られないそのもの特有の性質や状態を表す。
他者の模倣に頼らず、独自の思考や発想によって新たなものを生み出すことを指す。既存の枠組みにとらわれない創造性や、他にはない新規性をその本質とする。
独酌とは、他人と共に飲むことなく、自ら酒を酌み、一人で酒を楽しむことを指す。
他には見られないその人や物だけの特別な性質を持っている様子。他と比較して際立った特徴や個性を備えていることを表す。
独習とは、学校に通ったり教師の指導を受けたりすることなく、自らの力で学問や技術を修得することを指す。
その人だけが身につけている様子を指す。また、「独特」と同じ意味で、他にはない特有の性質や状態を表す。
独白とは、演劇において登場人物が他の人物を相手とせずに自らの内面を語る表現形式を指し、また転じて、現実の場面で誰にも聞かれることなく自分自身に語りかける独り言のことも意味する。
刑務所において、受刑者を単独で収監するために設けられた個室を指す。雑居房に対置される施設である。
他人の力を借りず、自分一人の力だけで物事を行うことを指す。
独居とは、単独で生活する状態を指し、特に一人で住居を構えて暮らすことを意味する。高齢者などが家族と別れて一人で生活する場合に用いられることが多い。
独行とは、他者を伴わずに単独で行動することを指す。また、他者の力を借りずに自らの判断と力のみで物事を行うという意味も含まれる。
煢独とは、身寄りがなく孤独な状態を指し、特に兄弟や子孫などの近しい家族に恵まれず、独りぼっちでいる者をいう。
独眼竜とは、片目でありながら傑出した武勇や才覚で名を馳せた英雄や豪傑を指す。特に、江戸時代初期の武将である伊達政宗の異名として広く知られており、その呼称は中国唐代の片目の英傑、李克用に由来する。
「独擅場(どくせんじょう)」と同じ意味で、ある分野や場面において、その人だけが優れた力を発揮し、他を圧倒する状態を指す。「擅」と「壇」を混同した誤用から生じた慣用表現である。
独航船とは、漁場において単独で航行し、漁獲した魚を契約を結んだ母船に引き渡す役割を担う小型の漁船を指す。
独脚蜂はキバチ科のハチの総称で、雌は尾端に針状の産卵管を持つ。これを樹幹に差し込んで産卵し、幼虫は針葉樹を食害する。産卵後に産卵管が抜けず、あたかも一本脚で立っているように見えることからこの名が付けられた。表記として「樹蜂」とも書く。
独擅場とは、ある場面において一人だけが自由に活躍し、他の者がそれに及ばない状況を指す。一人の人物が才能や技量を存分に発揮して目立つ様子、あるいはそのような場面を表す。
独楽鼠はネズミ科の哺乳動物である。その名は、こまのようにくるくると回る習性に由来する。高麗鼠とも呼ばれる。
寒江独釣とは、雪の降り積もる冬の川でただ一人釣りを営む情景、あるいはその人物の姿を指す四字熟語である。中国唐代の詩人・柳宗元の漢詩「江雪」に詠まれた趣を基としており、後に絵画の題材としても広く親しまれるようになった。
塊然独処とは、他者と交わらずに一人でいる様子を表す四字熟語である。『荀子』「君道」に由来し、君主が孤独な立場で国を治める姿を指すが、転じて広く、人との交流を絶ち、ひっそりと独りで過ごす状態を意味する。
不羈独立とは、いかなる束縛や権威にも従わず、自らの意志と信念に基づいて行動し、独り立ちしている様を表す四字熟語である。自由闊達な精神を持ち、他に依存せずに自らの道を切り開く姿勢を指す。
独立不撓とは、いかなる困難に直面しても心を屈することなく、自らの意志と力のみをもって目標を貫き通すことを意味する。「不撓」は撓(たわ)まず挫けない様を表し、他者に頼らず、自力で事を成し遂げる強い姿勢を指す。
独立不羈とは、他者からの束縛や制約を一切受けず、自らの意志と判断に基づいて自由に行動する様を表す四字熟語である。「不羈」は自由奔放で縛られないこと、あるいは卓越した才知が常識では律しきれないことを意味し、それに「独立」が加わることで、いかなる外部の力にも依存せず、自らの信じる道を歩む自立した精神を強調している。
独立独歩とは、他人に頼ることなく自らの信念に基づいて行動し、自らの力で道を切り開いていくことを指す。自立した精神を持ち、他者の影響を受けずに独自の方法で事を成し遂げる姿勢を表す四字熟語である。
独立自尊とは、他者に依存せず自らの力で行動し、自己の尊厳を保つことを指す。何事も自力で成し遂げようとする姿勢と、自らの品格を重んじる態度を表す四字熟語である。