口頭とは、文書や書面によらず、言葉を口に出して述べることを指す。また、単に口先だけで行う言動を意味することもある。
心頭とは、心の中や念頭を意味する語である。怒り心頭に発するといった表現で用いられ、激しい感情が心の中から沸き起こる様を表す。
毛頭は、わずかな程度すらもないことを表す副詞で、後に打消しの表現を伴って用いられる。毛先ほどのわずかさもないという原義から転じ、「少しも」「まったく」という意味を成す。例えば、「毛頭争う気はない」のように使われる。
目頭とは、鼻の付け根に近い側の目の端の部分を指す。感動や悲しみなどの強い感情が高まった際に涙がこみ上げてくる様子を「目頭が熱くなる」と表現する。対義語は目尻である。
先頭とは、列や順序において最も前にある位置を指す。物事の始まりや先端を表し、先陣や最前線といった意味合いも含む。後尾の対義語として用いられる。
年の初めの時期を指し、特に新年の始まりを意味する。一年の始まりにあたる時節を表し、年始や年初と同義である。
舌の先端部分を指す語で、味覚を感じる部位としての機能や、発音に関わる器官としての働きを持つ。
芋頭とは、サトイモの塊茎のうち親芋を指す語である。また、茶道の用具において、水指や茶入れの形の一つを表し、その形状が親芋に似ていることに由来する呼称でもある。
低頭とは、謝罪や敬意を示すために頭を下げる動作を指す。特に深く頭を垂れる様子を表し、詫びや恭順の意を強調する際に用いられる。
ある時代や期間の始まりの頃を指す語で、特に特定の世紀や年代の最初の部分を表す際に用いられる。
他の事柄を顧みず、一つの物事に心を集中させて熱中する様子を表す。周囲の状況や時間の経過を忘れるほどに、その対象に深く入り込んでいる状態を指す。
巻頭とは、書物の最初の部分を指し、巻首と同義である。また、転じて物事の始まりや冒頭を意味する。
店の表に面した部分、特に商品を陳列して客に見せる場所を指す。また、店舗そのものを指して用いることもある。
念頭とは、心の中や考えの中心を指す言葉である。常に意識していることや、重要なものとして心に留めていることを表し、「念頭に置く」などの形で用いられる。
冒頭とは、文章や話、物事の始まりの部分を指す。特に、文章や談話、議論などにおいて最初に位置する部分を意味し、全体の前置きとなる箇所を表す。
前頭とは、大相撲における力士の地位の一つで、幕内力士のうち三役(大関・関脇・小結)に次ぐ位置付けであり、十両より上位に当たる。平幕とも呼ばれる。
鼻腔や口腔の奥に位置し、食道や気管へとつながる漏斗状の部分を指す。一般に「のど」と呼ばれる領域のうち、特に上方に当たる。
音頭とは、集団で歌う際に最初に歌い出して調子を取ることを指し、その役割の人も意味する。また、歌に合わせて大勢で踊る民俗芸能やその曲を指すこともある。転じて、何かの行動を率先して行い、他の人々を引き連れることの比喩としても用いられる。
机の上やその周辺を指す語で、主に書斎や事務机の上を表す。書類や文房具などが置かれる身近な作業空間を示す。
陣頭とは、軍勢の配置において最も前方に位置する部分を指し、戦闘や行動の先端に当たる。転じて、物事の推進において直接現場に立ち、先頭に立って指揮や活動を行う最前線の立場やその場を意味する。
小・中・高等学校において、校長を補佐し、校務を整理する役職、またその職にある首席教員を指す。
組頭とは、組の長を指す語である。また、江戸時代においては、村役人の一つとして名主を補佐し、村政を担った役職名としても用いられた。
「御頭」は「頭」を指す幼児語で、主に子供に対して用いられる親しみを込めた表現である。知能や頭脳の働きを評する際にも使われ、例えば「御頭がいい」のように言う。また、頭を軽く叩くしぐさを表す「御頭てんてん」といった表現もある。
湾頭とは、湾の入り口付近から湾奥に至るまでの沿岸部一帯を指し、湾の最も奥まった部分や、湾を取り囲む陸地の沿岸地域を含む広い範囲を表す。
商店や旅館などで、使用人を統率し、実際の業務を取り仕切る責任者のことを指す。元来は交替制で勤務する者たちの頭(かしら)を意味したことに由来する。
街頭とは、町の中の通りや道路、特に人々が行き交う公共の空間を指す。町の一角や路上を意味し、演説や募金活動などが行われる場所として用いられる。
話頭とは、会話や議論の始まりとなるきっかけや、話題の中心となる内容を指す。会話の導入部分として用いられることもあれば、話の主題そのものを示す場合もある。
路頭とは、道の端や道ばたを指す語である。転じて、生活の手段や行く先を意味し、「路頭に迷う」という表現では、生活の拠り所を失って困り果てる様を表す。
膝の関節の前面にある丸みを帯びた突出部を指す語で、膝を曲げた際に最も顕著に現れる部分である。
頭が痛むことやその痛みを指す。また、転じて心配事や悩みの種となるような厄介な問題を意味することもある。
脊椎動物の頭部を形成する骨格の総称を指し、脳や感覚器官を保護する役割を担う。一般に「あたま」とも呼ばれ、「頭蓋骨」などの複合語で用いられる。なお、「ずがい」と読む場合もある。
頭書とは、文章の冒頭に記される事柄を指し、また書物において本文の上欄に注記などを加えること、あるいはその注記そのものを意味する。
頭取とは、集団や組織において先頭に立つ者を指す。特に銀行業界では取締役の代表者として経営を統括する役職を意味し、また劇場の楽屋を管理し興行全体を統轄する責任者のこともいう。
頭部に生える毛の総称を指し、特に人間の頭部に生える毛髪を意味する。
露頭とは、本来は帽子などの被り物を付けていない頭そのものを指すが、地質学においては鉱床や特定の地層が地表に露出している部分を意味する。特に岩石や鉱物が風化や浸食によって土壌に覆われることなく直接観察できる状態を指し、地質調査における重要な観察対象となる。
枕頭とは、枕のあたり、すなわち寝床の枕のそばや上を指す語である。書物などを常に身近に置いておく場所として用いられ、「枕上」とほぼ同義で用いられる。
禅寺において住職が居住し、法務を執り行う建物を指す。また、転じてその住職自身をも意味する。方丈とも呼ばれる。
塔頭とは、禅宗寺院において高僧の没後、その弟子が師の遺徳を慕い、墓塔の傍らや寺域内に建立した小院を指す。転じて、大寺院の境内に付属する小寺院や別坊の総称ともなり、寺中や子院とも呼ばれる。語源は、「塔」が墳墓を、「頭」がほとりを意味することに由来する。
鉄頭はホウボウ科に属する海魚の一種で、火魚とも呼ばれる。体色が鮮やかで、頭部がやや硬い特徴を持つ。
地面に頭をすりつけて深く礼をすること。特に、深い謝罪や恭順の意を表す際に行われる。
髪の毛が抜け落ちて頭皮が露出した状態の頭を指す。はげあたまや光頭とも呼ばれる。
柝頭とは、歌舞伎などの演劇において、幕切れや場面転換の合図として打たれる拍子木の最初の一打ちを指す。木頭とも表記され、舞台進行の重要な区切りを示す音である。
竿頭とは竿の先端を指す語で、特に「百尺竿頭一歩を進む」という成句において、極めて高い到達点や頂点の比喩として用いられる。
烏頭はトリカブトの根茎を指し、その形状が烏の頭に似ていることからこの名がついた。リュウマチなどの鎮痛や麻酔に用いられるが、アコニチンを含む有毒植物であり、附子とも呼ばれる。
葱頭はユリ科に属する多年草で、鱗茎が球形に肥大した部分を食用とする野菜である。玉葱とも呼ばれ、独特の辛味と甘みを持ち、広く料理に用いられる。
蓬頭とは、髪が蓬のように乱れ、ぼさぼさと整っていない頭の様子を指す。
裹頭とは、僧侶が頭部を袈裟などで包み、目だけを露出させた覆面状の装いを指す。頭巾で頭を包むことから「かしらづつみ」とも呼ばれる。
劈頭とは、物事の始まりの部分、最初の段階を指す語である。会議や文章、議論などが開始されたばかりの時点を表し、冒頭と同義で用いられる。
頭注とは、書物の本文の上部の余白や欄外に記される注釈のことを指し、本文の理解を補うために用いられます。脚注と対をなす概念で、主に漢文訓読などの分野で見られる形式です。
頭陀とは、衣食住に対する執着を捨て去る修行を指し、特に僧侶が各地を巡り歩き、施しを受けた食物で身を支え、野宿を重ねながら行う修行、あるいはそのような修行を行う僧侶をいう。
頭垢とは、頭皮の角質細胞が分泌物と混ざり合い、乾燥して鱗状にはがれ落ちた白いものを指す。雲脂とも表記される。
鬨頭とは、合戦の際に鬨の声を上げる時、大将が最初に発する掛け声を指す。
鴨頭とは、吸い物などに添えるユズの皮などの薬味のことを指す。表記は「香頭」とも書かれ、「鴨」の字は誤読による当て字とされる。
擡頭とは、頭を持ち上げることを指す。また、勢力を得て伸長する様子を表し、例えば新人の台頭などと用いられる。さらに、文章において敬意を表す書式として、貴人の姓名などを改行し、一字または二字分を他の行より上に出すことを意味し、それぞれ一字擡頭、二字擡頭と呼ばれる。表記は「台頭」とも書く。
檣頭とは、帆船のマストの最上部を指す語である。帆柱の先端部分を表し、そこにはしばしば見張り台や信号旗を掲げるための装置が設けられる。
蠅頭とは、蝿の頭のように非常に小さいものを喩える表現で、細かい文字や僅かな利益などを指す。
大きな岩の突端、特に高くそびえ立つ岩の頂上や先端を指す。山岳地帯などで見られる険しい岩場の最上部を表現する語であり、初日の出を仰ぐような崇高な景観と結びつけて用いられることが多い。
小麦粉などを練って作った皮で、小豆の餡や肉餡などを包み、蒸し上げた食品。
鼇頭とは、書物の本文の上部に設けられた余白部分を指し、そこに注釈を記入するために用いられる。また、中国の科挙制度において、首席で合格した者を意味する語でもある。
ホウボウ科に属する海産魚の一種で、頭部が大きく角張っていることが名称の由来とされる。体色は鮮やかな赤色を呈し、胸鰭が大きく発達しているのが特徴である。別名を「かながしら」ともいい、海底を這うように移動する習性を持つ。
律令制において主計寮の長官を指し、民部省に属して国家の歳入や支出など財政全般を統轄する職務を担った。
イルカ科に属する歯クジラの一群を指す。マゴンドウやハナゴンドウなどが含まれ、その名の通り頭部が大きく丸みを帯びているのが特徴である。冬季によく見られる。
青頭菌はベニタケ科に属する日本特産の食用きのこで、秋に松林に発生する。傘は中央がくぼみ、赤褐色の地に濃色の同心円状の紋様があり、傷つけると青く変色する特徴を持つ。「初茸」とも表記され、漢名に由来する呼称である。
物事を最初に企てたり計画を立てたりした人を指し、首謀者や張本人といった意味合いで用いられる。
接頭語とは、それ自体では独立して用いられず、他の語の前につくことで、その語に特定の意味を付け加えたり、語調を整えたりする要素を指します。例えば「お菓子」の「お」や「まっ白」の「まっ」などがこれに当たり、対となる概念として語の後ろにつく接尾語があります。
断頭台とは、死刑囚の首を切断するために用いられる処刑装置を指す。特に、フランス革命期に使用が普及したギロチンを指して呼ぶことが多い。
喉頭蓋は、喉頭の上部に位置する弁状の構造物であり、嚥下時に気管への食物の流入を防ぐ役割を担っています。
葉鶏頭はヒユ科の一年草で、秋に茎の先端の葉が鮮やかな紅色に染まることから、雁来紅(がんらいこう)とも呼ばれる観賞植物である。
雅楽頭とは、律令制において宮廷音楽を司る雅楽寮の長官を指す官職名である。雅楽寮は儀式や祭祀で用いられる音楽や舞踊を管轄し、その長である雅楽頭は楽人の統括や楽曲の管理などを職務とした。
頭巾雲とは、積乱雲や積雲の上部に現れる、頭巾のように薄く広がった雲のことを指す。
年を重ねた人を指す語で、特に高齢の男性をいう。中国語の「老頭児」に由来し、日本語では「ロートル」と発音される。
賓頭盧は、釈迦の弟子であり十六羅漢の第一に数えられる。日本では、本堂の前に安置され、その像を撫でることで病気平癒を祈願する習わしがあり、「撫で仏」とも呼ばれる。語源はサンスクリット語に由来する。
土饅頭とは、土を円錐形あるいは饅頭状に盛り上げて築いた墓のことで、土墳とも呼ばれる。その形状が饅頭に似ていることからこの名で呼ばれるようになった。
才槌頭とは、額と後頭部がともに突き出た頭の形状を指す。その名は、物を打つ道具である才槌(金槌)の形状に似ていることに由来する。
叩頭虫はコメツキムシの別称で、コメツキムシ科に属する甲虫である。体は細長く黒褐色をしており、夏に多く見られる。仰向けにすると、頭部を地面に打ち付けて跳ね上がる習性があり、その様子が頭を叩くように見えることからこの名がついた。「額突虫」と表記することもある。
頭陀袋とは、頭陀行を行う僧が経典やわずかな所持品を入れて首から下げる袋を指す。転じて、簡素な作りで様々なものを気軽に入れられる布袋のこともいう。
頑石点頭とは、『蓮社高賢伝』に記される道生法師の故事に由来する四字熟語で、道理に適った説得力のある言葉には、頑なな石でさえも理解してうなずくという意味である。転じて、優れた教えや説得は、どんなに頑固な者をも感得させる力を持つことをたとえる。
燕頷虎頭は、燕のようなあごと虎のような頭を持つという意味で、威厳があり勇猛な容貌を形容する四字熟語である。『後漢書』の「班超伝」に登場し、将来、万里の外で侯に封ぜられる相とされた故事に由来する。
『漢書』霍光伝に由来する四字熟語で、火事の際に額を焼け爛れさせ頭を焦がすほどに奔走して消火に努めた故事から、非常に苦労して物事に当たる様子を表します。転じて、困難な問題に直面して苦心惨憺するたとえとしても用いられます。
蠅頭細書とは、非常に小さな文字で細かく書き記すことを意味する四字熟語で、蠅の頭ほどの小さな文字で書く様子を表しています。主に細密な筆記や、限られた紙面に多くの情報を書き込む場合に用いられる表現です。