白湯とは、水を沸騰させただけで、茶葉や他の添加物を一切加えていない湯のことを指す。薬を服用する際などに用いられ、漢字では「素湯」と表記することもある。
更湯とは、沸かしたばかりでまだ誰も入浴していない風呂の湯を指す。新湯とも書き、あらゆや仕舞湯とも呼ばれる。
おもゆとは、米を多めの水で柔らかく煮た粥の上澄み液を指し、消化に良いため病人や乳児の栄養食として用いられる。
素湯とは、水を沸かしただけで何も加えていない、飲用に供する湯のことを指す。白湯とも表記される。
産湯とは、赤子が生まれた直後にその身体を清めるために用いる湯のことを指し、またその湯を用いて嬰児を洗う習わしそのものを表す。
湯煙とは、温泉や風呂の湯面から立ち上る湯気のことで、湯気を含んだ白くもやのような様子を指す。
湯銭とは、銭湯の入浴時に支払う料金のことを指す。入浴料や風呂銭とも呼ばれる。
湯玉とは、沸騰した湯の表面に浮かび上がる泡のことを指し、湯花とも呼ばれる。また、高温の湯が飛び散る際に、玉のように跳ねる様子を表すこともある。
湯女とは、温泉宿や湯屋において客の接待を務めた女性を指す。特に江戸時代には、湯屋にいて遊女としての役割を担う者もいた。
湯葉は、豆乳を加熱した際に表面に形成される薄い膜をすくい取って作る食品である。生のままのものと乾燥させたものがあり、豆腐皮や油皮とも表記される。
湯水とは、湯と水を指す語であり、また湯や水のように豊富で価値の低いものの喩えとしても用いられる。特に金銭を惜しみなく浪費する様子を「湯水のように使う」と表現する。
湯屋とは、入浴料を支払って利用する公衆浴場を指す言葉であり、銭湯や風呂屋とも呼ばれる。また、広義には一般家庭や施設内にある浴室そのものを指して用いられることもある。
葛粉に砂糖を加え、熱湯を注いでかき混ぜて作る、とろりとした甘い飲み物。主に冬期に温めて食される。
誓湯(くかたち)は古代の裁判方法で、神前に誓約を立てた後、熱湯に手を入れさせ、その結果によって罪の有無を判定した。手に火傷を負えば邪(不正)とされ、無傷であれば正(潔白)と認められた。盟神探湯とも表記される。
銭湯とは、入浴料を支払って利用する公衆浴場のことで、一般に「風呂屋」や「湯屋」とも呼ばれる。
熱湯とは沸騰するほどに熱せられた湯のことを指し、特に消毒や調理などに用いられる高温の湯を意味する。
陸湯とは、風呂に入る前や風呂から上がる際に、体を清めるために用意しておく湯のことを指す。かかり湯や上がり湯とも呼ばれる。
タンメンとは、中華麺料理の一種で、野菜や肉などを炒めた具材を塩味のスープに加えた麺類を指す。中国語に由来する名称であり、日本では主に塩味のあっさりとしたスープで提供されることが多い。
湯婆(タンポ)は、湯湯婆(ゆタンポ)と同義である。また、京阪地方では、取っ手と注ぎ口を持つ金属製の器で、酒を温める際に用いられるものを指し、これは「ちろり」とも呼ばれる。読みは唐音に由来し、「トウバ」と読むこともある。
湯槽とは、入浴のために湯を張り、人がその中に浸かるための容器を指す。浴槽と同義であり、主に木製や陶器、現代では合成樹脂など様々な材質で作られる。
新湯(さらゆ)は、沸かしたばかりでまだ誰も入浴していない風呂の湯を指す。漢字では「更湯」と表記することもあり、「あらゆ」と読む場合もある。
柚子の果実を湯に浮かべて沸かした風呂のこと。冬至の日にこれを浴びると、風邪をひかずに冬を越せるとされる習わしがある。
湯桶とは、湯を注ぐための注ぎ口と取っ手が付いた木製の容器を指す。蕎麦湯などを入れて供する際に用いられる。
湯熨とは、布地に湯気を当てたり湯で湿らせたりして、皺を伸ばし整えることを指す。
湯文字とは、かつて女性が入浴時に身につけた腰巻きの一種で、湯巻とも呼ばれる。また、広くは入浴の際に着用した簡易な衣類、すなわち湯帷子を指すこともある。
葛根湯は、葛の根を主薬とし、麻黄や生姜などを配合した漢方処方で、風邪の初期症状である悪寒や発熱、頭痛、肩こりなどに用いられる。
金属や陶器製の容器に湯を満たし、寝床や手足を温めるために用いる道具。冬期の暖房具として広く使われる。
端午の節句である五月五日に、邪気を払うとされるショウブの葉や根を入れて沸かす風呂のこと。
蕎麦湯とは、蕎麦を茹でた後に残る湯のことを指し、蕎麦の風味が溶け出しているため、蕎麦つゆに加えて飲用とされる。また、蕎麦粉を熱湯で溶かして作る飲み物のこともいい、特に冬期に温めて賞される。
湯池鉄城とは、城の守りが非常に堅固で攻めにくい様子を表す四字熟語である。「湯池」は熱湯を湛えた堀を意味し、転じて要害堅固な城の堀を指す。『世説新語』文学篇に由来し、文字通り「熱湯の堀と鉄の城壁」という比喩から、容易に侵されない強固な防備のたとえとして用いられる。