元金とは、金銭の貸し借りにおいて利息を計算する基礎となる元々の金額を指し、利息を含まない元本を意味する。また、事業を営むための基本となる資金、すなわち資本金のことを指す場合もある。
製本における装飾技法の一つで、書物の上部の小口のみに金箔を施したものを指す。また、その金箔そのものも意味する。書物の上部を「天」と呼ぶことに由来する表現である。
手金とは、契約の成立や履行を確約するために、当事者の一方が他方に前もって渡す金銭のことを指す。これは「手付金」の略称であり、取引や契約において誠意を示す保証として用いられる。
白金(しろがね)は、銀を指す古風な表現であり、銀製の器物を形容する際に用いられる。また、銀のような白く光沢のある色合い、あるいはその色そのものを表すこともある。銀貨の意味でも使われ、漢字では「銀」と書く場合もある。
礼金とは、感謝の気持ちを表すために贈る金銭を指す。特に不動産の賃貸においては、借主が借りる部屋や家の家主に対して、謝礼の意味で支払う一時金のことをいう。
二種類以上の金属、あるいは金属と非金属を溶かし合わせて作られた金属材料を指す。単一の金属に比べ、強度や耐食性など特定の性質を向上させることができる。
鉱石から金属を抽出し精製する技術、あるいはその過程を指す。金属の精錬や合金の製造、加工を含む広範な分野を扱う学問である。
即金とは、取引の際にその場で現金を支払うこと、またはその現金そのものを指す。商品やサービスの対価として、小切手や後払いではなく、直ちに現金で決済を行う方法である。
金銭を至上の価値として崇拝し、あらゆる判断や行動の基準をそれに置く考え方や態度を指す。
板金とは、金属を薄く打ち延ばして板状にしたものを指し、いたがねとも呼ばれる。また、その金属板を加工する作業や技術を意味し、例えば板金工のように職業や工程を表す場合にも用いられる。漢字では「鈑金」と書くこともある。
金巾とは、細い糸を用いた平織りの綿織物を指す。主に肌着の素材として用いられ、その名称はポルトガル語に由来し、カネキンとも呼ばれる。
金を主成分として鋳造された貨幣のことで、古くから高額な取引や蓄財の手段として用いられてきた。
金気とは、水中に溶け込んでいる鉄分、あるいはその鉄分による独特の味わいを指す。また、新しい鍋などで湯を沸かした際に水面に浮かぶ赤黒い沈殿物を指すこともあり、これは鉄分が酸化したものである。表記としては「鉄気」と書く場合もある。
金塊とは、精錬を経て塊状に成形された純金のことを指す。特に、取引や保管に適した一定の形状と重量を持つものをいう。
金で作られた冠を指す語で、王や高位の者が儀式の際に頭に着用する。また、歯科治療において虫歯を削った歯の上に被せる金属製の覆いのことも、その形状からこう呼ぶ。
金管とは、金属製の管楽器の総称であり、主にトランペットやトロンボーン、ホルンなどがこれに含まれる。これらの楽器は、唇の振動によって音を発生させる点に特徴があり、金管楽器としてオーケストラや吹奏楽において重要な役割を担っている。
金玉とは、黄金と宝玉を指す言葉であり、転じて非常に貴重で優れたものの喩えとしても用いられる。
金券とは、金貨との交換が保証された紙幣を指すほか、特定の用途や範囲内で現金と同等の価値を持つ券を総称する。後者には商品券や図書券などが含まれ、事実上の代替通貨として機能する。
金銭や財産を所有することによって得られる権力や影響力を指す。特に、富を背景に政治や社会を動かす力を意味し、金権政治のように富が権力の源泉となる状況を表す。
金員とは、金銭の額や総額を指す言葉である。特に金銭の数量や合計金額を表す際に用いられ、文中では「多額の金員を要する」などの形で使用される。「員」は数を意味する語であり、金銭の数量を示す要素として機能している。
金言とは、人生の指針となるような価値ある格言や教訓を指す。また、仏教においては仏の説いた尊い教えを意味し、この場合「コンゲン」と読むこともある。
金庫とは、現金や貴金属などの貴重品を保管するための頑丈な容器を指す。また、国や地方公共団体の資金を管理する機関、例えば日本銀行を指す場合もある。さらに、特定の分野における金融業務を担う組織、例えば農林中央金庫のようなものを意味することもある。
金鉱とは、金を含む鉱石や、金を産出する鉱脈、あるいは金を採掘する鉱山そのものを指す言葉である。
金団は、さつまいもやいんげん豆などを茹でて潰し、砂糖で煮詰め、茹でた栗などを混ぜ合わせた甘い食品である。主におせち料理の一品として供される。
金融とは、金銭の融通を指し、資金の貸し借りや移動に関わる活動全般を意味する。また、より広くは社会における資金の需給やその調整の仕組みを表す概念として用いられる。
金利とは、資金の貸借や預貯金において、元金に対して支払われる利子の割合を指す。利息や利子そのものを意味する場合もある。
金銭が持つ影響力や威力を指し、特に金銭によって他者を動かしたり物事を有利に運んだりする力を意味する。財力とほぼ同義で、金銭がものを言わせる状況を表す際に用いられる。
「金子」は、主に近世以前において金銭や貨幣を指す語である。特に、金貨や金銭の数量を表す際に用いられ、例えば「金子五百両」のように使われた。現代語の「お金」に相当する古風な表現として捉えられる。
金鈴とは、金色に輝く鈴、あるいは金属製の鈴を指す語である。
金属とは、特有の光沢を放ち、電気や熱を良く伝え、また打ち延ばすことができる展性や引き伸ばすことができる延性に優れた物質の総称であり、金、銀、銅、鉄などを代表例とする。
金腹はカエデチョウ科に属する小鳥で、銀色がかったくちばしが特徴である。原産地はインドからマレー半島にかけての地域で、江戸時代に観賞用の飼い鳥として日本に持ち込まれた。
金漆はウコギ科の落葉高木で、山地に自生する。葉は掌状の複葉であり、樹皮は灰色をしている。夏には黄白色の小花を球状につけ、後に黒色の実を結ぶ。また、この樹木の樹脂から採られる塗料のことも指し、「漉油」とも表記される。読み方は「こしあぶら」のほか、「ごんぜつ」とも読まれる。
金肥とは、堆肥など自家製の肥料に対し、化学肥料など金銭を支払って購入する肥料の総称を指す。
寺院において本尊を安置する建物を指し、本堂とも呼ばれる。その名は、往々にして内部が金色の装飾で荘厳されていたことに由来する。
後金とは、商品やサービスを先に受け取った後で支払う代金のことを指す。また、代金の一部を前払いした場合に、残りの支払い待ち金額を意味することもある。
物やサービスを利用した対価として支払われる金銭を指す。
彫金とは、金属の表面に鏨(たがね)などの工具を用いて文様や図柄を刻み込む工芸技法、またその技術そのものを指す。
粗金とは、鉱山から採掘されたままの状態で、まだ精錬や精製といった加工が施されていない金属の原石を指す。特に鉄の場合に用いられることが多く、「なまがね」とも呼ばれる。表記としては「鉱」の字を用いてもよい。
黄金(こがね)は、黄金(おうごん)と同義で、貴金属としての金を指す。また、黄金色の略称として、金のように輝く黄色を表すこともある。
募金とは、公共の福祉や慈善事業などのために、広く一般から金銭の寄付を集める行為を指す。街頭や駅前で行われる募金活動や、歳末の助け合い運動など、様々な形で実施される。
物品や証券、権利などを売却し、現金に交換することを指す。特に、金券や収穫物など、現金以外の資産を金銭に変える行為をいう。
国や地方公共団体が、公共の費用に充てるため、法令に基づいて個人や法人から徴収する金銭。
筋金とは、物の構造を強化するために内部に通す細長い金属棒を指す。転じて、鍛え抜かれて容易には揺るがない確固たる信念や思想のたとえとしても用いられる。
金銭を蓄える行為、またはその蓄えられた金銭そのものを指す。また、特に郵便局などの機関に金銭を預け入れること、あるいはその預け入れた金銭を意味する。銀行において同様の行為は一般に「預金」と呼ばれることが参考としてある。
損金とは、事業活動において損失として計上される金銭を指す。会計上、費用や損失の発生により減少した利益の部分をいい、益金と対になる概念である。
労働者が労働の対価として受け取る金銭を指す。また、「ちんきん」と読む場合は、賃貸借契約において借主が貸主に支払う使用料の意味となる。
銀行や信用金庫などの金融機関に金銭を保管してもらう行為、またはその金銭そのものを指す。郵便局では同様の行為を「貯金」と称することがある。
謝金とは、感謝の気持ちを表すために贈られる金銭のことで、謝礼金や礼金とも呼ばれる。
金鼓(コンク)は、僧侶が打ち鳴らす金属製の仏具で、円形で平たい形状をしている。鰐口や鉦などに類似し、法要や儀式において音を響かせるために用いられる。「コング」と読む場合もある。
金漆(ごんぜつ)は、金漆(こしあぶら)と同じものを指す語で、漆に金粉を混ぜた塗料、またはそれを用いた工芸技法を意味する。
滅金とは、金属の表面に他の金属の薄い膜を被せる技術、またはその加工を施したものを指す。転じて、内実は伴わないのに外見だけを立派に見せかけることを喩える表現としても用いられ、その虚飾が剥がれれば本性が露わになる様子を「滅金が剥げる」などと表現する。表記には「鍍金」も用いられる。
鬱金はショウガ科の多年草で、熱帯アジアが原産地である。葉は大きくバショウに似ており、その根茎は止血剤や鮮やかな黄色の染料として用いられる。また、この根茎で染められた鮮やかな黄色そのものを指して鬱金と呼ぶこともある。
金属製の釘を指す。また、下手な筆跡を意味する「金釘流」の略称としても用いられる。
金屎とは、鉄が酸化して生じる錆のことを指す。また、鉄を鍛造する際に飛散する金属片や、鉱石を溶解した際に浮上する不純物である鉱滓のことも意味する。
金属製のたらいや洗面器を指す語で、主に銅や真鍮などの素材で作られたものをいう。洗面や入浴の際に水を張る容器として用いられ、特に近代以前の生活様式において広く使われた。
金槌とは、釘などを打ち込む際に用いる工具で、柄の先に金属製の頭部が付いたものを指す。また、その重く沈む性質から転じて、全く泳げない人を喩える表現としても用いられる。表記には「鉄鎚」も見られる。
金鉗は、鍛冶屋が火で熱した鉄を挟んで扱うための道具で、鉄製の大きなはさみのような形状をしている。
ミカン科の常緑低木で、中国を原産とする。夏に芳香のある白い小花を咲かせ、後に黄色く熟す小さな果実をつける。果実は食用や薬用にされ、漢名の「金橘」に由来する名を持つ。
金葎はクワ科のつる性一年草で、荒れ地に自生する。葉や茎には小さな刺があり、夏から秋にかけて淡緑色の小花を多数つける。別名をヤエムグラともいう。
金色の金属製のボタンを指す。特に、かつて男子学生の制服に用いられた金ボタンから、そのような制服そのもの、あるいはそれを着用する男子学生を転じて指すこともある。
金襴とは、錦の地に金糸を織り込んで模様を表した豪華な絹織物であり、織金とも呼ばれる。
金鵄は、日本の建国神話において神武天皇が長髄彦との戦いの折、天皇の弓の先に止まり、その輝きで敵の目をくらませたと伝えられる金色の鷲のことである。
金糸を織り込んで作られた薄い布を指す。また、経糸と緯糸の両方に細い生糸を用いて織り上げた縮緬の一種である金紗縮緬を略した名称でもあり、錦紗と表記されることもある。
金帛とは、黄金と絹織物を指す語である。ここでいう「帛」は絹の織物を意味し、貴重な財貨や贈答品として用いられる両者を総称した表現となっている。
金を極めて薄く延ばして紙状にしたもので、工芸品や建築物の装飾に用いられる。
土砂に混じった砂金を水中で揺り動かし、比重の違いを利用して金粒子を選別する作業を指す。また、そのようにして得られた砂金そのものを意味することもある。
金属を薄く板状に打ち延ばして作る技法、またはその製品を指す。また、金属板を加工する作業や加工物そのものも意味し、同様の概念を「板金」と表記することもある。
銷金とは、金属を溶解させること、あるいは溶解された金属そのものを指す。また、金箔を散りばめて装飾を施す技法を意味するほか、金銭を無駄遣いする浪費の行為を表す際にも用いられる。
鎗金とは、中国で発達した漆器の装飾技法の一つである。漆塗りの表面に細い溝で文様を彫り刻み、その溝に金箔や金粉を埋め込んで固着させるもので、日本には室町時代に伝わり、沈金と呼ばれるようになった。
出目金は金魚の一品種で、両眼が著しく突出していることが特徴である。その特異な眼の形状からこの名が付けられ、観賞用として親しまれている。
金婚式とは、夫婦が結婚生活を五十年続けたことを記念して行われる祝賀の儀式を指す。この節目を迎えた夫婦の長年の絆と労苦を称え、家族や親しい人々が集まって祝福を贈る慣習である。
イトヨリダイ科に属する海産魚の一種。水中を泳ぐ際に、糸のように細長く伸びた尾びれが金色の糸を撚るように見えることに由来する名を持つ。
古代エジプトの石造建造物であるピラミッドを指す。転じて、後世にまで残る傑出した業績や記録、比類なき達成を喩える表現として用いられる。
金沸草はキク科の多年草で、漢名に由来する名称である。同種の植物は旋覆花とも呼ばれる。
金剛石とは、炭素の同素体の一つで、天然に産出する最も硬い鉱物を指す。ダイヤモンドとも呼ばれ、宝石や工業用研磨材として広く用いられる。
金平糖は、芥子粒を芯として用い、表面に角状の突起が多数形成された砂糖菓子である。その名称は、ポルトガル語で砂糖菓子を意味する言葉に由来する。
金輪際とは、仏教の世界観において大地の最下部を指す語で、転じて、これ以上ない極限や、絶対にそうでないことを強調する表現として用いられる。例えば、ある行為を断固として否定したり、約束を強く誓う際に「金輪際〜ない」の形で使われる。
金鐘児はスズムシ科の昆虫で、本州以南の草むらに生息する。初秋になると、雄は前ばねをすり合わせて「リーンリーン」という澄んだ音色を響かせる。その鳴き声が黄金の鐘のようであることから、この漢名が付けられた。表記としては「鈴虫」とも書く。
金剛石はダイヤモンドとも呼ばれる宝石の一種で、炭素の結晶からなる鉱物である。天然の物質の中で最も硬く、優れた光沢と輝きを持つ特徴から、装飾用の宝石として珍重されるほか、その硬度を活かして研磨剤や切削工具など産業用途にも広く用いられている。
金糸桃はオトギリソウ科の半落葉低木で、夏に黄色い五弁花を咲かせる。その花弁と多数の雄しべが金色の糸のように見えることが名称の由来であり、漢名に基づく。別名として未央柳(ビヨウヤナギ)とも呼ばれる。
古代エジプトにおいて、王や王妃の墓として建造された石造の巨大な四角錐の建造物を指す。その側面の形状が漢字の「金」に似ていることからこの名で呼ばれる。
金線草はタデ科の多年草で、漢名に由来する名称である。別名を水引(みずひき)とも呼ばれる。
海金砂はカニクサ科に属するつる性のシダ植物を指す。漢名に由来する名称であり、別名として蟹草(かにくさ)とも呼ばれる。
軍資金とは、本来は軍事活動を遂行するために必要な費用を指す。転じて、何らかの計画や事業を実行する際に必要となる資金、元手の意味でも用いられる。
非常に価値が高いことのたとえ。中国宋代の詩人蘇軾の「春宵一刻値千金」という詩句に由来し、わずかな時間であっても貴重であるという意味から転じて、物事がきわめて貴重であることを指す。「価千金」「直千金」とも書く。
桃金嬢はフトモモ科の常緑小低木で、沖縄などの温暖な地域に自生します。夏に紅紫色の五弁花を咲かせ、楕円形の果実は暗紫色に熟し、ジャムなどに加工されます。漢名に由来する名称であり、「天人花」と表記することもあります。
紫金牛はヤブコウジ科に属する常緑の小低木で、藪柑子(やぶこうじ)とも呼ばれる。漢名「紫金牛」に由来する名称であり、林床などに生育する。
水銀と他の金属との合金を指し、特に歯科治療における詰め物として用いられる。アマルガムとも呼ばれる。
金襖子はアオガエル科のカエルの一種で、渓流の岩場に生息する。体色は灰褐色に暗褐色の斑紋があり、指先には吸盤を備える。初夏には雄が美しい声で鳴くことで知られ、別名をカジカといい、「河鹿蛙」と表記することもある。
金釘流とは、文字の書き方が下手で、まるで金釘(かなくぎ)をつないだように見えることをあざけっていう語である。パソコンの普及により、こうした字を書く人々が助けられたという文脈で用いられる。
金壺眼とは、まるで金属製の壺のように深く落ちくぼんだ丸い目のことを指す。
カナリアはアトリ科の小鳥で、大西洋のカナリア諸島が原産地である。主に鮮やかな黄色の羽毛を持ち、その優美な姿と美しい鳴き声が特徴で、観賞用として広く飼育されている。「金糸雀」という漢字表記は漢名に由来し、「キンシジャク」と読むこともある。
日食の一種で、月が太陽を完全に覆い隠す際に、月の縁から太陽の光がはみ出して金色の環のように輝いて見える天文現象を指す。
金海鼠はキンコ科に属する棘皮動物で、茨城県以北の浅海に生息する。体は長楕円形を呈し、多くは灰褐色をしている。煮て干した加工品は中国料理の材料として用いられる。フジコとも呼ばれ、冬期に利用されることが多い。
金雀児はマメ科の落葉低木で、ヨーロッパを原産とする。枝は緑色で垂れ下がり、初夏には黄色い蝶形の花を枝一面に咲かせる。漢名に由来する名称である。
キク科の二年草で、南ヨーロッパを原産とする。春に黄金色や橙色の、菊に似た花を咲かせる。観賞用として栽培される。漢名に由来し、花の色が黄金のようで、その形が盞(さかずき)に似ていることからこの名がついた。
金麩羅とは、衣にそば粉を混ぜて揚げた天ぷらのことを指す。また、金めっきの俗称としても用いられる。
金毘羅は、インドの鬼神に由来する神格で、日本では香川県琴平の金刀比羅宮に祀られている。航海安全の守護神として信仰を集めており、その名称はサンスクリット語のワニを意味する語に漢字を当てたものとされる。
金無垢とは、他の金属や不純物が一切混じっていない純粋な金のことを指す。純金と同義であり、金の含有率が極めて高いことを示す表現である。例えば金無垢の仏像のように、材質が純金でできていることを強調する際に用いられる。
モクセイ科の常緑小高木で、中国を原産とする。秋になると、枝にオレンジ色の小さな花を密に咲かせ、強い芳香を放つ。主に観賞用として庭園などに植栽される。
金襴手とは、陶磁器の装飾技法の一つで、赤などの色絵具に加えて金箔や金泥を用いて文様を描いたものを指します。錦手の一種であり、華やかで豪華な仕上がりが特徴です。
金蓮花はノウゼンハレンの別称であり、漢名に由来する。黄金色の花を咲かせ、その葉が蓮の葉に似ていることからこの名が付けられた。
センリョウ科の常緑小低木で、中国を原産とする。葉は茶の葉に似ており、初夏に粟粒ほどの小さな黄色い花を穂状につける。花は芳香があり、茶に香りを添えるために用いられる。漢名に由来し、「茶蘭」と表記することもある。
金魚蝨はチョウ科に属する甲殻類で、体は円盤状をしており、体長は約四ミリメートルである。コイやフナなどの淡水魚の体表に寄生し、その体液を吸って生活する。漢字では「魚蝨」と表記されることもある。
金剛杵は密教法具の一つで、煩悩を打ち砕き菩提心を表す象徴とされる。中央がくびれた細長い金属製の形状を持ち、両端に鈷と呼ばれる刃部が付く。独鈷・三鈷・五鈷などの種類があり、修法において重要な役割を果たす。
金翅雀はアトリ科に属する小鳥の総称であり、漢名に由来する。体は小さく、特に翼に金色がかった美しい羽色を持つことが特徴で、日本では「ひわ」とも呼ばれる。
金剛纂はウコギ科の常緑低木で、漢名に由来する名称である。一般には八角金盤(やつで)として知られ、掌状に深く裂けた葉が特徴の植物を指す。
俄成金とは、急に大金持ちになること、あるいはそのような人を指す。俄大尽や俄長者、俄分限とも呼ばれ、突然の幸運や投機などによって短期間で富を得た状態や人物を表す。
緋金錦とは、金糸を織り込んで華やかな文様を表した錦の一種であり、金襴などに代表される高級な織物を指す。
閻浮檀金とは、仏典において閻浮提洲の閻浮樹の下を流れる河の砂金から採れるとされる、紫がかった輝きを持つ黄金を指す。その色は通常の黄金よりも赤みを帯びて美しく、仏の身体や荘厳な仏具を形容する際に用いられる。
一飯千金は、わずかな恩恵にも深く感謝し、それに相応しい厚い報いをすることを意味する四字熟語である。故事によれば、漢代の韓信が貧しい時に川で布を洗う老婆から食事の施しを受け、後に楚王として出世した際にその老婆に千金を報いたという『史記』の逸話に由来する。ここから、たとえ小さな恩義であっても、それを重んじて十分に報いるべきだという教訓が示されている。
一度に多額の金銭を投げ出すことを意味する。元来は、さいころを投げて勝負を決める博打の場面に由来し、大きな事業や運命を賭けた勝負事に全財産をかける様子を表す。
美しい女性がほほえむ様は千金にも値するという意味から、非常に美しい女性の笑顔や、そのような女性そのものを指す。中国の古典『芸文類聚』に引用される故事に由来する四字熟語。
一壺千金とは、普段はさして価値のないものも、いざという時には非常に貴重な役割を果たすことを意味する。日常では軽んじられがちな物事が、緊急の場面において千金にも値する価値を発揮するというたとえである。
一刻千金は、わずかな時間が千金にも値するほど貴重であることを意味する四字熟語である。楽しい時や大切な時は瞬く間に過ぎ去るため、その一瞬一瞬を深く慈しみ、無駄に過ごすべきではないという戒めの気持ちを込めて用いられる。その由来は、蘇軾の詩「春夜」にある「春宵一刻値千金」の一節に求められる。
一度に多額の金銭を手に入れること。特に、投機や賭け事など、わずかな元手や労力で巨額の利益を得ることを指す。
一度承諾したことは千金にも値する重みがあり、必ず守り通すべきことを意味する。中国楚の季布が、いったん引き受けた約束は必ず果たしたという故事に由来し、誠実さと確固たる信頼性を表す四字熟語である。