人気とは、世間一般からの評判や好まれる度合いを指す。また、その土地に住む人々特有の気質や風俗を意味することもある。後者の意味では「じんき」と読む場合があり、「ひとけ」と読めば別の意味となる。
士気とは、兵士が戦闘に臨む際の意欲や気力のことであり、転じて、集団が共通の目標に向かって行動するときに発揮される結束力や奮い立つ心構えを指す。
山気とは、山中に特有の清涼な空気のことを指す。特に、森林や渓谷などで感じられる、さわやかで冷たい大気を意味する。なお、「やまケ」と読む場合は別の意味となる。
「中気」は、かつて「中風」と同義で用いられた語である。また、二十四節気において、冬至から次の冬至までの一年を十二等分した区分点、すなわち冬至・大寒・雨水・春分・穀雨・小満・夏至・大暑・処暑・秋分・霜降・小雪の十二の節気を指す。
人前で自分の意見や感情を表に出さず、控えめで遠慮がちな性格を指す。また、そのような態度や様子を表す。
天気とは、大気の状態を指す語であり、主に空模様や気温・風・降水などの気象状況を表す。また、晴れや雨など特定の空の様子を指すこともあり、転じて物事の成り行きや気分、さらには天子の機嫌を意味する場合もある。
心の状態や気分を指し、特に心が晴れずに憂鬱な様子を表す。心が重く沈んだ状態で、気持ちが塞ぎ込んでいることを意味する。
建物の外部にある空気を指し、室内の空気と区別される。窓や扉を開けることで室内に取り込まれるもので、換気や室温調整の対象となる。
平気とは、心の状態が落ち着いて穏やかであることを指す。また、困難や悪いことがあっても気にかけず、動じない様子を表す。さらに、物事が大丈夫であり、さしつかえのない状態を意味する。
幼気とは、幼さゆえに感じられる愛らしさや、その健気な様子を表す。小さな子供が懸命に何かに取り組む姿や、無邪気な仕草に心を打たれるような、いじらしい美しさを含んでいる。
本気とは、遊びや冗談ではなく真剣な心構えや態度を指す。物事に対して真面目に取り組む気持ち、あるいはそのような状態を表す。
正気とは、精神状態が正常で気が確かなことを指す。また、酒に酔っていない状態、すなわちしらふの意味でも用いられる。
正気とは、正しい気風や健全な精神状態を指す。また、中国哲学においては天地万物の根源をなす気のことを意味する。読みが「ショウキ」の場合は別義となる。
生気とは、生命の躍動感や活力に満ちた様子を指し、人や物事が生き生きとしている状態を表す。活気に富み、生命力がみなぎっているさまを意味する。
匠気とは、芸術家や役者が技巧を凝らして人気を得ようとする意図が露骨に感じられる様子を指し、作品や表現に自然さが欠け、作為が透けて見えることを表します。
吸気とは、呼吸において体内に取り込まれた空気、すなわち吸入された息を指す。また、機械工学の分野では、内燃機関や蒸気機関などが作動する際に、シリンダー内に引き込まれる蒸気や混合気体のことを意味する。対義語は呼気または排気である。
同じ気質や考え方を持つ者、またそのような者同士が互いに引き合う関係を指す。
心配事がなく、気持ちが落ち着いている様子。また、気楽で何のわずらいもないさまを表す。
気質(かたぎ)とは、特定の身分や職業、環境、年齢層などに共通してみられる特有の性質や気風のことを指す。例えば「職人気質」「昔気質」のように用いられ、その集団や時代に特有の思考や行動の傾向を表す。なお、「きしつ」とも読む。
気合とは、物事に取り組む際に精神を集中させて発揮される勢いや気力のことであり、時に掛け声としても表される。また、複数の者が共同で行動する際の呼吸や調子の合致を指すこともある。
気圧とは、大気が地表や物体に及ぼす圧力を指す。また、気体の圧力を表す単位としても用いられ、標準状態における大気圧を一気圧と定め、その値は約1013ヘクトパスカルに相当する。
芸術作品などに感じられる、品格の高さや奥ゆかしい趣を指す。特に詩文や絵画において、作者の精神性がにじみ出たような上品な味わいをいう。
気質とは、その人に固有の感情や行動の傾向を指し、生まれつき備わっている気性や性質を表す。また、神経質や多血質といった類型で性格を特徴づける場合にも用いられる。古くは「かたぎ」とも読み、特定の職業や身分に伴う特有の風貌や気風を意味することもある。
気持ちにこだわりがなく、物事をあっさりと受け入れる様子。また、遠慮や堅苦しさがなく、手軽に取り組めるさまを表す。
気宇とは、人の心の広さや度量を表す言葉で、心のもち方や器の大きさを指します。器宇とも書き、ここでの「宇」は度量の意を含みます。
脊椎動物の呼吸器系において、咽頭から肺へと空気を導く管状の器官を指す。声帯を含む喉頭に続き、気管支へと分岐するまでの部分をいう。
困難や苦難に直面しても心が折れず、しっかりと耐え抜く精神の強さを表す。特に、悲しみや苦痛を内に秘め、外見は平静を保って振る舞う様子に用いられる。
気胸とは、胸膜腔内に空気が異常に貯留した状態を指す。これにより肺が圧迫されて呼吸困難をきたすことがある。また、かつて肺結核の治療法として用いられた気胸療法を略して指す場合もある。
気鋭とは、意気込みが鋭く、将来を期待される様子を指す。主に若手や新進の人物に対して用いられ、その勢いや鋭い気概を表す。
「気色」は、心の内面が顔色や表情に表れた様子を指し、人の機嫌や感情の動きをうかがい知る手がかりとなる。また、転じて自身の気分や体調を表す場合にも用いられ、例えば不調を訴える際に「気色が悪い」などと言う。なお、「けしき」と読む場合もある。
気随とは、自身の気持ちや思いのままに振る舞うことを指し、周囲の状況や他者の意向を顧みず、わがままな態度や様子を表す。気儘とほぼ同義である。
気重とは、気分が晴れず沈んだ状態を指し、心が重苦しく感じられる様子を表す。また、株式市場において相場が低迷し、取引が活発でない状況を意味することもある。
気化とは、液体が蒸発や沸騰によって気体に変化する過程、あるいは固体が昇華によって直接気体となる現象を指す。この変化には熱の吸収を伴い、液化の対義語として用いられる。
気息とは、呼吸の際に出入りする空気の流れ、またその様子を指す。特に、息の強弱やリズム、あるいは呼吸そのものを表す際に用いられる表現である。
気骨とは、容易に屈することのない強い気性を指し、自らの信念や意志を貫く姿勢を表す。
物質の三態の一つで、一定の形や体積を持たず、容器の形に合わせて自由に広がる性質を持つ状態を指す。例えば空気や各種のガスがこれに当たり、固体や液体と対比される。
液体や固体の内部に気体が閉じ込められて生じる球状の領域を指す。水の中に発生する泡や、ガラス内部の空洞などがこれに当たり、その形状は通常球状を呈する。
気骨(きぼね)とは、物事に対してあれこれと心を配り、気を遣うことを指す。特に、細かい点まで注意を払い、心労を重ねる様子を表し、「気骨が折れる」などの表現で用いられる。なお、「きこつ」と読む場合は、意思を貫く強い精神といった別の意味となる。
気転とは、その場の状況や相手の気持ちを素早く察知し、適切な対応をとる機敏な心の働きを指す。状況に応じて臨機応変に考え、とっさの判断や配慮ができる性質を表し、「機転」とも書く。
気短とは、怒りやすく、忍耐力に欠ける性質を指す。些細なことでもすぐに腹を立てたり、焦りやすかったりする様子を表し、せっかちな性格と関連づけられる。
気体が出入りできないように密閉されている状態を指し、外部の気圧変化の影響を受けない性質を表す。
気品とは、洗練された趣や上品さを内包し、品格の高さを感じさせる様を指す。主に人や芸術作品などにおいて、自然に滲み出る優雅さや気高さを表現する際に用いられる。
互いの気持ちや意思が通じ合うつながりのこと。特に、ひそかに意思を通じ合うことを指し、血液の通う筋道に由来する表現である。
心配や苦労がなく、気持ちが安らいでいる様子を表す。また、物事をあまり気にかけず、のんびりと構えているさまを指す。
気色(けしき)は、物事の兆候や前触れを指すとともに、人の態度や表情に表れる様子をも意味する。例えば、雨が止みそうもない状況や、反省の態度が見られない様などを表す際に用いられる。また、「きしょく」と読む場合もある。
冷たい空気や、ひんやりとした大気の状態を指す。特に冷蔵庫や冷房装置などから漏れ出るような、周囲よりも温度の低い空気を表現する際に用いられる。
妖気とは、不気味で不吉な事象が起こりそうな前兆として感じられる、怪しくも薄気味悪い空気や気配を指す。
快気とは、病気が癒えて健康を回復することを指す。また、転じて気分が晴れやかで爽快な状態を表すこともある。
狂気とは、精神の正常な状態を失い、理性や常識から逸脱した心理状態を指す。極度の興奮や妄想に駆られ、通常では考えられない言動を示す様を表し、時に芸術や行動において常軌を逸した創造性や激しさの比喩としても用いられる。
邪気とは、病気や不調を引き起こすとされる目に見えない悪い気のことを指す。また、転じて人に悪意を抱く心や、そのような気持ちのない様子を表す場合もある。さらに、風邪の症状を指して用いられることもある。
体外に吐き出される息を指す。呼吸において、体内から排出される空気の流れを意味し、吸気と対をなす概念である。
夜の冷たい空気を指すとともに、夜の訪れとともに感じられる静かな雰囲気や気配をも表す語である。
怖気とは、何か恐ろしいものに直面した時に生じる、身のすくむような恐怖の気持ちを指す。特に、実際に危険が迫っているわけではないのに、不安や想像からくる恐怖に震える心の状態を表す。例えば、お化け屋敷の入り口で怖気づくといったように用いられる。
沼や池の底に堆積した動植物の遺骸などの有機物が、微生物によって嫌気性分解される過程で発生する可燃性の天然ガス。主成分はメタンであり、水田や湿地などで見られる。
若気とは、若い時期特有の血気盛んな気持ちや、未熟さからくる軽はずみな言動を指す。経験不足からくる無分別な行動を含み、後悔を伴うこともあるが、成長の過程で誰もが通る若さの証ともいえる。
金気とは、水中に溶け込んでいる鉄分、あるいはその鉄分による独特の味わいを指す。また、新しい鍋などで湯を沸かした際に水面に浮かび上がる赤黒い沈殿物やかすのこともいう。表記としては「鉄気」と書く場合もある。
怒気とは、怒りの感情が表情や態度に現れている様子を指す。腹を立てている気持ちが顔つきや雰囲気ににじみ出て、周囲に伝わるような状態を表す。
活気とは、人や物事が内に秘めた生命力やエネルギーが外に現れ、活発で生き生きとした様子を指す。特に、集団や場所が活発に活動している状態を表し、市場や町などがにぎわいを見せる際に用いられる。
秋の訪れを感じさせる気配や雰囲気を指し、また秋特有の澄み渡った大気や肌に触れる涼やかな気候そのものを表す。
不快で鼻を刺すようなにおいを指し、特に腐敗したものや汚れたものから発生する悪臭を意味する。
茶気とは、茶道の心得を指すとともに、風流で俗世間から離れた気質を表す。また、人をからかうような茶目っ気のある性質も意味する。
風邪を引いたような感じがする状態を指し、風邪の初期症状や軽い風邪気味のことを表す。表記としては「風邪気」とも書かれ、「かぜけ」とも読まれる。
よいにおい、かおりを指す。特に花や香料などから発せられる快い香りをいう。
剛気とは、気性が強く勇ましく、いかなる困難や脅威にも動じない心のありようを指す。豪気とも表記され、不屈の精神と大胆な気質を表す語である。
根気とは、物事を長く続けていくための粘り強さや忍耐力を指す。一つのことに集中して取り組み、途中で諦めずに継続する気力のことをいう。
殺気とは、人を殺害しようとする強い意志や敵意が周囲に漲り、緊迫した気配が感じられる状態を指す。また、草木さえも枯らすような厳しい寒気や、生命を脅かすような冷たい空気のこともいう。
浮気とは、心が落ち着かず、興味や関心が次々と移り変わる様を指す。特に、特定の異性との関係に専心せず、気まぐれに他の異性に心を寄せたり、既存の配偶者やパートナーがいるにもかかわらず、一時の感情に流されて他の異性と関係を持つことを意味する。
脂気とは、物に含まれる油分の度合いを指す。特に、表面に油がにじんでいる様子や、触れた際に感じられる滑らかさ、光沢を帯びた状態を表す。食品や肌、髪などに対して用いられ、しばしば「脂気が多い」「脂気が少ない」といった形で表現される。表記としては「油気」と書くこともある。
通気とは、空間の内外で空気が流通する状態を指す。特に建築物や容器などにおいて、内部の空気が外部へ、また外部の空気が内部へと行き来することをいう。これにより空気のよどみが防がれ、換気や通風が促される。
酒気とは、酒の香りや飲酒後の息に含まれる臭いを指す。また、酒を飲んだことによって生じる、顔の赤みやほろ酔いの状態を含むこともある。
鬼気とは、不気味で恐ろしい気配を指し、身の毛もよだつような陰鬱な雰囲気をいう。
悪気とは、他者に対して害を加えようとする意図や、憎しみ・敵意を抱く心の状態を指す。ただし、必ずしも明確な悪意があるとは限らず、無自覚に相手を傷つけてしまう場合にも用いられる表現である。
排気とは、内部に溜まった空気やガスを外部へ放出することを指す。特にエンジンなどの機械において燃焼後に生じるガスを外部に排出する作用や、その排出されるガス自体を意味する場合もある。
涼気とは、夏の暑い時期などに感じられる清涼な空気、またはそのような涼しさを感じさせる気配を指す。例えば、窓から流れ込む風や木陰のひんやりとした空気など、体に快い冷たさをもたらす自然の息吹を表現する際に用いられる。
産気とは、出産が近づき陣痛が始まる前兆を指す言葉である。主に「産気づく」という形で用いられ、妊婦に分娩の始まりを示す兆候が現れることを意味する。
天候や雰囲気、人の性質などが暗く沈んでいて、晴れやかで明るい感じがしない様子を表す。
堅気とは、真面目で浮ついたところのない様子、あるいはそのような人柄を指す。また、地道で真面目な仕事に従事している状態や、そのような生活を送る人を意味する。
寒気とは、気温が低く感じられる状態や、そのような冷たい空気そのものを指す。冬期などに外気が冷たく、体感として寒さを覚えるときに用いられ、天候の状況や室内に流入する冷気を表現する際にも使われる。
室内の空気を循環させ、汚れた空気を排出して新鮮な空気を取り入れること。特に閉鎖された空間において、空気の清浄さと衛生状態を保つために行われる行為を指す。
斑気とは、気分や考えが一定せずに変わりやすい性質を指す。また、特定の事柄に偏った関心を示す傾向も含む。心の落ち着きがなく、気まぐれな様子を表す語である。
夏の厳しい暑さを指す語で、特に不快感や体調不良を引き起こすような熱気を意味する。また、寒気と対比される概念として、身体が感じる熱の感覚を表す場合もある。
湿気とは、空気中に含まれる水分の度合い、あるいは物に含まれるしっとりとした水分を指す。特に空気が湿っている状態や、その程度を表す際に用いられる。
湯や熱い食物から立ち上る水蒸気が、空気中で冷やされて白く見えるもの。浴室や湯飲み、料理の上などに立ち込める様子を指す。
短気とは、忍耐力に欠け、些細なことですぐに苛立ったり怒りを爆発させたりする性質を指す。また、そのような様子や状態を表す際にも用いられる。
暖かい気候や空気を指すほか、周囲に感じられる温かみや温かな雰囲気をも意味する。読みを「ノンキ」とすると、のんびりした様子を表す別の語となる。
子供らしい無邪気さや純真さが感じられる様子。大人になっても残る子供っぽい気質や態度を指し、時に愛らしさを含意するが、場面によっては未熟さを表すこともある。
節気とは、太陽の黄道上の運行に基づいて一年を二十四等分し、季節の推移を表す名称である。中国で成立した暦法上の概念で、立春・雨水・啓蟄などを始めとする各節気は、気候の変化や農事の目安として用いられてきた。
液体が蒸発したり固体が昇華したりして生じる気体の状態を指し、特に水が気化した水蒸気を意味する場合が多い。また、蒸気の力を利用して動力を得る装置や船舶を指して用いられることもある。
電気とは、摩擦によって生じる静電気や電流として観測されるエネルギー形態を指す。また、転じて電灯そのものや照明器具を意味し、日常生活において明かりを点ける行為にも用いられる。
磁石が鉄を引きつけたり、同極どうしが反発したりする性質、またその作用を指す。物質が帯びるこのような力を磁気と呼び、地磁気や電磁気など自然界や人工物に広く見られる現象である。
語気とは、言葉を発する際の調子や勢い、あるいは話し方全体の印象を指す。話し手の感情や態度が言葉の端々に表れるもので、声の高低や強弱、速度、間の取り方などによって形成される。例えば、怒りや興奮を伴うときは荒々しい語気となり、穏やかなときは柔らかい語気となる。
火山や温泉地などにおいて、高温の水蒸気や各種のガスが地中から勢いよく吹き出る現象を指す。また、そのようにして噴出する蒸気やガス自体を指す場合もある。
熱気とは、熱い空気や高温の気体を指す。また、人々の高揚した感情や意気込みが生み出す雰囲気を表すこともあり、さらに体温が上昇している状態を意味する場合もある。
健気とは、年齢や立場からは困難と思われる状況にあっても、懸命に努力する姿を指す。特に年少者や力の弱い者が、その立場を超えて精一杯頑張る様子に用いられ、そのひたむきさや殊勝な態度に感心や憐れみの気持ちを込めて評する言葉である。
脚気はビタミンB1の欠乏によって引き起こされる疾患で、主に倦怠感や手足のしびれ、むくみなどの症状を呈する。特に夏場に発生しやすい傾向がある。
山の中に立ち込める、冷たく湿り気を帯びた大気を指す。山間の霧や靄が漂う様子を表し、深山幽谷に特有の清涼で潤いのある空気の状態をいう。
むし暑くて息苦しいほどの暖かい空気を指す。特に湿度が高く、蒸し暑く感じられるような環境の空気を表す。
暖気(ノンキ)とは、性格が穏やかでのんびりとしており、些細なことにこだわらない様子を指す。物事に動じず、気楽に構えている態度を表し、表記としては「暢気」や「吞気」も用いられる。なお、「ダンキ」と読む場合は別の意味となる。
鉄気とは、水中などに溶け出た鉄分を指す。また、鉄製の鍋などを初めて火にかけた際に生じる赤黒いしぶきのこともいう。表記としては「金気」と書く場合もある。
気嵩とは、負けず嫌いで勝ち気な性質を指す。また、心の広さや度量の大きさを表すこともあり、ここでの「嵩」は容積の意から転じて心の器の大きさを意味する。
気持ちや機嫌の状態を指し、特に他人の感情や気分に合わせる際に用いられる。相手の気持ちを察してそれに合わせることを「気褄を合わせる」などと表現する。
自分の思いのままに振る舞うこと、あるいはその様子を指す。周囲の状況や他人の都合に束縛されず、自由に行動する態度や性質を表し、時にわがままや勝手気ままといったニュアンスを含む。
困難や障害に直面してもひるまず、自らの意志を貫こうとする強い精神力。物事に立ち向かう際の揺るぎない覚悟と勢いを内に秘めた状態を指す。
呆気とは、思いがけない出来事に遭遇して驚き、ぼんやりとしてしまい、どう反応すればよいかわからなくなる様子を指す。
咳気は、咳の出る病気、特に風邪を指す言葉である。また、「ガイケ」という読み方もある。
悋気とは、主に男女間において相手が他の異性と親しくするのを見て感じる嫉妬心や、やきもちを指す。また、物事を惜しむ気持ち、けちけちした心持ちを表すこともあり、「悋気は損気」などの慣用句で用いられる。
惚気とは、配偶者や恋人について、自慢げに嬉しそうに語ることを指す。そのような話題そのものも含めてこう呼ぶ。
自分の才能や学識などを誇示して見せびらかそうとする気持ちや態度を指す。
腋気は、腋の下から発せられる特有の不快な臭いを指す語で、腋臭と同義である。
瑞気とは、めでたい兆しを感じさせるような神聖な雲や霧、あるいはそのような霊気や雰囲気を指す。神社仏閣などの神域や、慶事に満ちた空間に立ち込める、清らかで吉祥に満ちた気配を表す語である。
厭気とは、物事に対して嫌だと思う気持ちや、気が進まない状態を指す。例えば、勉強などに取り組む意欲が失せた時に「厭気がさす」と表現する。表記は「嫌気」と書くこともあり、「いやキ」と読む場合もある。
嘔気とは、胃の内容物を吐き出したいという不快な感覚、すなわち吐き気のことを指す。嘔吐に至る前段階として、胸やみぞおちのあたりに生じるむかつきや不快感を意味する。
暢気とは、心配事や苦労がなく気楽な様子を指し、また物事にこだわらずゆったりとした気性を表す。例えば、肩の力を抜いて構える態度や、穏やかでのんびりとした性格を形容する際に用いられる。「暖気」や「吞気」とも表記する。
濛気とは、一面に立ち込める霧やもやを指す。また転じて、心が晴れずに曇った状態や、物事がはっきりしない様子を表すこともある。「朦気」と書くこともある。
癘気とは、伝染性の熱病や皮膚疾患などを引き起こすとされる、古代の医学思想において想定された有害な気のことである。
一途で素直な性格を指し、一つのことに真剣に打ち込む純粋な気質を表す。物事にまっすぐに向き合い、裏表のない誠実な人柄を形容する際に用いられる。
土気色とは、土のような黄ばみがかったくすんだ色を指す。また、顔色が青ざめて生気を失っている様子を表す際にも用いられる。
小意気とは、大げさではなく控えめながらも、どこか洗練された趣やしゃれた感じが漂う様子を指す。服装や身なり、あるいは物腰などに、さりげない気の利かせ方や上品なセンスが感じられることを表す。
小気味とは、何かを感じたときの心の状態や気分を指す言葉である。「こ」は接頭語として「気味」の意味を強める働きがあり、快い響きや感覚を伴う場合に用いられる。例えば、心地よい音が響く様子を「小気味よい音」と表現する。
生意気とは、年齢や経験、立場に見合わない者が、出過ぎた振る舞いをしたり、偉そうな態度を取ったりする様子を指す。特に、未熟さが目立つ中で、厚かましく自己主張する言動に対して用いられる。
合気道は、日本の古流柔術を源流とする武道であり、相手の関節の急所を制する技や当て身を主体としている。攻撃よりも自己防衛を重んじ、相手の力を利用して制することを理念とする。
地球が有する磁気およびそれによって生じる磁場の総称であり、地球全体が巨大な磁石のように振る舞う現象を指す。これにより方位磁針がおおよそ南北方向を指示する原因となっている。
神道において、神が人々の罪や穢れを吹き払い清める場所を指す語。
気宇仙はベラ科の海魚で、各地の沿岸に分布する。雄は体色が青みを帯びることからアオベラ、雌は赤みを帯びることからアカベラとも呼ばれ、食用とされる。表記には「求仙」や「九仙」の字も当てられる。
無気味とは、何とも言えず気味の悪さを感じさせる様子を指す。理由をはっきりと説明できないものの、どこか恐ろしさや不快感を覚えさせるような、不自然で薄気味悪い雰囲気を形容する言葉である。
悪意や打算がなく、素直で純粋な心のありさまを表す。特に子供らしいあどけなさや、飾り気のないかわいらしさを含意し、無心で物事に取り組む様子にも用いられる。
頓痴気とは、気が利かず、物事の道理を理解できない愚かな人を指す言葉である。頓馬と同様に、鈍くて間の抜けた様子を表す。
物体の表面や内部に留まり、移動することなく蓄積された電荷の状態を指す。摩擦などによって生じ、衣類やプラスチック製品などに帯電しやすい性質を持つ。
愚かなふるまいをする者や、ぼんやりとして抜けている者を指す語。また、動作や反応が鈍く、のろまな者をいうこともある。「空け者」とも書く。
怪気炎とは、調子に乗りすぎて常軌を逸したような、信じられないほどの盛り上がりや気勢を指す。特に「怪気炎をあげる」という形で用いられ、普通では考えられないような大言壮語を吐いたり、異常に高揚した態度を示す様子を表す。
気息奄々とは、息が絶え絶えで、今にも命が尽きそうな様子を表す四字熟語である。もとは李密の「陳情表」に由来し、重病に陥り瀕死の状態にあることを指す。転じて、物事が衰退し、活力を失って滅びゆく様を喩える場合にも用いられる。
気骨稜稜とは、自らの信念や節義を堅く守り、いかなる圧力にも屈することのない、強く厳しい気性のありさまを表す。気骨は他に妥協しない芯の強さを、稜稜は角張って鋭い様子を意味し、両者が結びついて揺るぎない人格の厳然たる姿を言い表す四字熟語である。
機嫌気褄とは、人の機嫌や気分の動向を探り、それに合わせて対応する様子を表す四字熟語である。主に相手の気持ちを推し量り、それに合わせて言葉や態度を調整することを意味し、しばしば気遣いや気配りを示す場面で用いられる。
「鬼気森然」とは、不気味で恐ろしい気配が漂い、身の毛がよだつような厳かな雰囲気を表す四字熟語である。樹木が鬱蒼と茂り立ち込める厳粛な様子を意味する「森然」に、「鬼気」すなわち幽霊や妖怪が発するような陰惨な気配が結びつき、人が自然と戦慄を覚えるような、ただならぬ光景や空気を形容する。
気炎万丈とは、燃え上がる炎のように非常に意気込みが盛んで、勢いが極めて高い様子を表す四字熟語である。主に、議論や主張が激しく熱を帯び、威勢のよいさまを指して用いられる。「気炎」は盛んな気勢を炎に喩え、「万丈」はそれが非常に高く立ち上ることを示す。
気宇壮大とは、心の広さや構想の大きさが並外れている様子を表す四字熟語である。気宇は人の器量や心構えを意味し、それが壮大であることから、度量が大きく、雄大な志や発想を持つさまを指す。
気宇広大とは、心の広さや度量が大きく、小さなことにこだわらない様子を表す。物事に対して寛容で、細かいことを気にせず、大きな視野を持っていることを意味する。
気韻生動とは、書画や詩文などの芸術作品において、気高い風格や情緒が内から湧き出るように生き生きと感じられる様子を指す。気韻は作品に宿る気品やおもむきを意味し、生動はそれが躍動感をもって表現されていることを表す。