大安とは、陰陽道において結婚や旅行など、あらゆる事柄を行うのに最も吉とされる日のことを指す。この日は万事に順調で障りがないとされ、特に慶事を執り行うのに適しているとされる。
刈安はイネ科の多年草で、山地に自生する。細い葉はススキに似ており、その茎や葉を乾燥させて黄色の染料とする。また、この植物で染めた色や染め物そのものを指し、「刈安染め」の略称としても用いられる。表記には「青茅」とも書く。
目安とは、物事を判断したり行動したりする際の基準となる目標や指標を指す。例えば、平均体重を目安にダイエットを行うといった使い方がある。また、古くは訴状など箇条書きにした文書を指し、目安書や目安状、目安箱といった表現も用いられた。
安易とは、物事を深く考えずに簡単に済ませようとする様子を指す。困難を伴う事柄を軽々しく扱い、慎重さを欠いた態度や、その場限りのいい加減な対応を表す。
安逸とは、気楽にのんびりと過ごし、何の苦労もなく日々を楽しむ様子を指す。特に、遊び暮らすような生活態度や、そのような状態に浸ることを意味し、時に怠惰な生活を貪るようなニュアンスを含む。
安心とは、心が安らかで不安や心配のない状態を指す。また、「あんじん」と読む場合は仏教用語として、信仰によって心が動揺しない境地に至ることを意味する。
危険や危害がなく、無事で平穏な状態にあること。また、そのような状態を保つこと。
安閑とは、心に何のわだかまりもなく平穏に過ごす様子を指す。また、緊迫した状況や差し迫った危険があるにもかかわらず、何の対策も講じずにのんびりと構えている状態を表すこともある。
安息とは、心身の苦労や煩わしさから解放され、静かに落ち着いて休息する状態を指す。
安危とは、安全である状態と危険である状態の両方を指し、物事の安定性や危険性に関する状況を表す。特に、ある事柄が安全か危険かという二面性に焦点を当てて用いられる。
心配事がなく、気持ちが安らかで楽な様子を表す。平穏でゆったりとした気分で生活するさま。
安泰とは、危険や心配事がなく、平穏で穏やかな状態にあることを指す。特に、個人の身の上や国家・社会の状態が無事で安定している様子を表す。
特定の場所に丁重に据え置くことを指し、特に神仏の像や位牌、亡くなった方の遺体などを、敬意を込めて定位置に置く場合に用いられる。
世の中がよく治まり、平穏で無事な状態を指す。社会や暮らしが安定し、安らかで健康であるさまを表す。
安直とは、手間や費用をかけずに簡単に済ませられる様子を指す。特に、物事を簡略に処理する方法や、金銭をあまり使わずに容易に手に入れられる状態を表す。
安定とは、激しい変動がなく落ち着いた状態を保つことを指す。また、物理学や化学においては、外部から変化を加えられた物質が元の状態に戻ろうとする性質を意味する。
安否とは、人が無事に過ごしているかどうかという状態を指す。特に災害や事故などの際に、その人の安全を確認する際に用いられる。また、日常においては、離れて暮らす人などの近況や消息を尋ねる意味でも使われる。
安眠とは、心身ともに落ち着いた状態で深く眠ることを指す。外部の騒音や心配事などに妨げられることなく、十分な休息が得られる睡眠を意味する。
物事をきわめて容易に行うさまを表す。何の苦労もなく、いとも簡単に成し遂げる様子を指す。
奉安とは、神仏や尊い物を丁重に安置することを指す。特に神体や位牌などを大切に据え置く場合に用いられ、奉安殿などの語でその安置場所を表すこともある。
治安とは、国家や社会において秩序が維持され、平穏な状態が保たれていることを指す。人々が安心して暮らせる社会の安定性を表す語である。
保安とは、安全を維持し、社会や国家の秩序を守ることを指す。特に、公共の安全や治安を確保するための活動や体制を意味し、警戒や防護の態勢を整える場合に用いられる。
宴安とは、心身をくつろがせて気ままに遊び楽しむことを指し、特に日常の煩わしさから離れて安らかに過ごす様子を表す。
品質を考慮しても価格が非常に安いこと。特に商品やサービスの値段が通常よりも著しく低い状態を指す。
安居とは、主に仏教において夏の一定期間、僧侶が一か所に留まり修行に専念することを指す。夏安居とも呼ばれ、外出行動を控えて学問や瞑想に集中する慣行である。一方、「安居」を「あんきょ」と読む場合は、平穏に暮らすという意味を表す。
世の中がよく治まり、人々が安らかに暮らしている状態を指す。漢字表記としては「艾安」と書くこともある。
「艾安」は世の中が治まり平穏であることを指す語で、「乂安」とも表記される。社会秩序が整い、人々が安らかに暮らしている状態をいう。
安佚とは、心身ともに安らかで、のんびりとしている様子を指す。苦労や心配事がなく、気楽に過ごしている状態を表し、時に安逸と同義で用いられる。
安臥とは、心身ともに安らかな状態で横たわることを指し、くつろいだ姿勢で休む様を表す。
安堵とは、心配事が解消されてほっとする気持ちを指す。また、中世の武家社会において、幕府や領主が土地の所有権を承認することを意味し、本領安堵などの形で用いられた。表記としては「案堵」と書くこともある。
心が落ち着き、静かで穏やかな様子を表す。物事に動じることなく、安らかな心境を保つさま。
子安貝はタカラガイ科の巻貝の一種で、卵形の美しい光沢を持つ貝殻が特徴である。古来より安産を祈る護り石として珍重され、その名も安産に由来する。春の季語としても用いられる。
江戸時代に徳川吉宗が享保の改革の一環として設置した投書箱で、庶民が訴状や意見を提出するために用いられた。
「安本丹」は、愚かな者や分別のない人を罵る言葉である。特に、軽率な行動や浅はかな考えを持つ者を指して用いられ、強い侮蔑のニュアンスを含む。
冬安居は、僧侶が冬期に行う修行を指す。陰暦十月十六日から翌年一月十五日までの期間、一室にこもって専心に修業に励む慣行であり、夏に行われる夏安居と対をなす。雪安居とも呼ばれ、「ふゆあんご」と読むこともある。
ザクロ科の落葉小高木を指す語で、漢名「安石榴」に由来する。果実は熟すと裂け、赤い種子を露出させる特徴を持つ。
安逸に耽り酒色にふけることが、まるで毒を飲むように身を滅ぼす原因となることを喩えた表現で、『春秋左氏伝』に由来する。享楽に溺れることの危険性を戒める言葉である。
旅に出る人に対して、道中の無事を祈ってかける言葉。特に長旅に臨む人を送り出す際に用いられる挨拶表現である。
安文守己とは、分をわきまえて穏やかに暮らし、己の本分を守って慎ましく生きることを意味する。
安穏無事とは、世の中に事件や騒動がなく、平穏で穏やかな状態が続いていることを指す四字熟語である。人々の暮らしが何事もなく安らかであり、社会全体が落ち着きを保っている様子を表す。
世の中が平穏で、公共の安全が守られ、社会の秩序が正しく保たれている状態を指す。
安心立命とは、天命に身を委ねて心を安らかに保ち、いかなる状況においても動揺することなく、平然としている境地を指す。仏教や儒教の思想に由来し、生死や利害を超えて、心に煩悶のない安定した状態をいう。