丁合とは、製本工程において印刷済みの紙をページ順に正しく揃え、折丁を形成する作業を指す。
複数の物質が化学反応を起こし、互いに結合して性質の異なる新たな物質を生じさせること。例えば、水素と酸素が反応して水が生成される過程を指す。
目合とは、互いに視線を交わすことで情愛を通じ合わせる行為を指し、特に男女が目と目で意思や感情を伝え合う様を表す。転じて、男女が肉体関係を結ぶことを意味する場合もある。
合方とは、能楽において大鼓や小鼓、笛などで囃子を担当する役方を指す。また、邦楽全般では三味線などの楽器を演奏する者を意味し、歌舞伎においては主に三味線を用いて舞台の効果を高める鳴物方のことをいう。
「合口」とは、まず刀剣の一種で、鍔のない短刀を指す。これは鞘の口と柄の口が直接合わさる構造に由来する名称である。また、物と物の合わせ目を意味するほか、転じて話が合うこと、あるいはそのような相手を指し、「合口のいい人」のように用いられる。
複数の数量を一つにまとめて計算することを指し、個々の数値を加え合わせて総計を求める行為を表す。
将棋において、王手をかけられた際に、相手の駒の利き筋の間に駒を打ち込んで王手を防ぐ手を指す。また、そのために打たれた駒そのものも意味する。「間駒」と表記することもある。
合決とは、板を接ぎ合わせる際に、それぞれの板の端の厚みを半分ずつ削り取り、互いに噛み合わせるように張り合わせる技法を指す。
合唱とは、複数の人が声を合わせて歌うことを指す。特に、二つ以上の異なる声部に分かれ、それぞれの旋律を同時に歌い合わせる演奏形態を意味し、コーラスとも呼ばれる。
合掌とは、両手の掌を合わせて祈りや礼拝を行う所作を指す。また、日本建築において二本の木材を山形に組み合わせた構造を「合掌組み」と呼び、その略称としても用いられる。
合図とは、事前に取り決めた方法によって、相手に意志や事態を伝える行為、あるいはその伝達内容そのものを指す。身振りや合言葉など、特定の動作や信号を用いて互いの意思疎通を図る際に用いられる。
合判とは、帳簿や書類の内容を他のものと照合した証として押す印のことを指し、合印とも呼ばれる。また、複数の人々が連帯して責任を負うことを証明するために押す連判の意味も持つ。なお、「あいバン」と読む場合は、紙の規格サイズの一つを表す。
合服とは、夏服と冬服の間に着用する衣服を指し、季節の移り変わりに合わせた服装として用いられる。また、「間服」と表記されることもある。
二つ以上のものが一つにまとまり、一体化することを指す。特に異なる性質や種類のものが結合して新たな単一体を形成する場合に用いられる。
物事と物事の間の隙間や、連続している事柄が途切れた短い時間を指す。主に何かを行う過程で生じる束の間の余暇や空き時間を意味し、その隙間を利用して別の行動を取る場合に用いられる。
合切とは、物事のすべてを漏れなく含む様子を指し、全体を包み込むような包括性を表す。特に「一切合切」の形で用いられ、残らず全てを意味する。
合羽は、雨を防ぐために着用するマントの一種で、あまがっぱとも呼ばれる。また、荷物に掛けて雨よけとする防水性の桐油紙を指すこともある。語源はポルトガル語に由来する。
複数の人物が集まり、作品や研究内容などについて意見を交わしながら批評を行うこと。また、そのような形式で行われる批評そのものを指す。
合子とは、本体と蓋から構成される小型の容器を指す。主に薬品や香料などを収納するために用いられる。読みは「ごうす」であり、「ごうし」と読まれる場合もある。
複数の組織や団体、あるいは企業などが一つにまとまることを指す。また、そのように統合する行為も意味する。
複数のものを組み合わせて新たな一つのものを作り出すことを指す。例えば写真の分野では複数の画像を組み合わせた合成写真がこれにあたる。また化学においては元素から化合物を生成したり、単純な化合物からより複雑な化合物を形成する過程を意味し、合成アルコールなどの表現で用いられる。
合同とは、複数の独立したものが一つにまとまること、あるいはそのようにまとめることを指す。例えば、二つのチームが一緒に練習する場合などに用いられる。また、幾何学においては、二つの図形を重ね合わせたときに完全に一致する状態を意味する。
複数の書籍を一冊にまとめて製本することを指し、既刊の書物を合冊する場合や、複数の作品を一冊にまとめて新たに出版する場合にも用いられる。
合格とは、定められた条件や基準に適合することを指す。特に試験や審査において所定の水準に達し、通過することを意味する。
複数の出資者が資本を拠出し、共同で事業を経営する形態を指す。特に、異なる国や企業が提携して設立する会社などに用いられる。
喜びや楽しみを共にすることを意味し、特に男女が睦み合う様子を指す。また、ネムノキの別称としても用いられ、その木は合歓木とも呼ばれる。
道理や論理に合致していること。物事の筋道が整っており、矛盾や無理のない状態を指す。
複数の者が集まって相談し、意見を出し合いながら結論を導くことを指す。特に裁判においては、複数の裁判官が協議して判決を下す合議制の法廷を意味する場合もある。
二種類以上の金属、あるいは金属と非金属を溶かし合わせて作られた金属材料を指す。単一の金属に比べ、強度や耐食性など特定の性質を向上させることができる。
憲法の条文やその精神に照らして適合しており、違反していない状態を指す。
地合とは、布地の織り方や質感を指す言葉で、着物の仕上がりを評価する際に用いられます。また、相場の状況や市場の雰囲気を表す際にも使われ、取引の動向を示します。囲碁においては、白と黒の石が占める領域の大小を比較する意味を持ち、局面の優劣を判断する基準となります。
気合とは、物事に取り組む際に精神を集中させて発揮される勢いや気力を指し、掛け声として発せられることもある。また、複数の人間が共同で行動する際の呼吸や調子の一致を表す場合もある。
ユリ科の多年草の総称で、主に鱗茎を持つ植物を指す。花は一般にラッパ形や杯形を呈し、多くは芳香を放ち観賞価値が高い。地下の鱗茎は多数の鱗片が重なり合って形成されることから「百合」の名があり、食用にも用いられる。夏に開花するものが多い。
歩合とは、基準となる数量に対する他の数量の比を表す数値であり、小数や「割・分・厘・毛」といった単位を用いて示される。また、取引や業務の成果に応じて支払われる手数料や報酬の仕組み、あるいはその金額そのものを指すこともある。
自分の意見や態度を曲げてまで、相手の意向や好みに合わせることを指す。特に、相手の機嫌を取ったり、気に入られようとしたりする際に用いられる。
二つ以上のものを合わせて一つのものにすること。特に組織や団体などが一つになる場合に用いられる。
物事の状態や調子を指し、特に健康状態について用いることが多い。また、物事の進め方や方法、あるいは外見上の体裁や都合という意味でも使われる。表記としては「工合」と書く場合もある。
居合とは、日本剣術における技法の一つで、主に座った姿勢から瞬時に刀を抜き、敵を制する技を指す。抜刀の動作と斬撃を一連の流れとして行う点に特徴があり、居合抜きとも呼ばれる。
多くの人や物を集めて一つのまとまりとすること。特に、様々な要素を寄せ集めて組織や集団を形成する場合に用いられる。
保合(もちあい)とは、株式や商品などの取引市場において、相場が一定の範囲内で推移し、大きな変動が見られない状態を指す。相場が上昇も下落もせず、均衡を保っている状況を表し、「持合」と表記することもある。
二つのものが割符を合わせたようにぴたりと一致することを指し、特に考えや意見、条件などが完全に合致する状態を表す。
待合とは、人と人が約束して出会うこと、あるいはその場所を指す。特に男女が密かに会うことを意味する場合もある。茶道においては、客が茶席に入る前に集まって待つ場所を指す。また、芸者などを呼んで遊興する飲食店である待合茶屋の略称としても用いられる。
重合とは、同一の分子が複数個結合して、より大きな分子量を持つ新しい化合物を生成する化学反応を指す。
接合とは、二つのものを繋ぎ合わせることを指す。また生物学においては、原生動物などの細胞同士が一部を融合させて行う生殖様式を意味する。
二つ以上の異なるものが一つに混ざり合うこと。また、それらを混ぜ合わせる行為を指す。
話の内容や事実関係などがぴったりと一致し、食い違いがない状態を指す。証言や記録が実際の出来事と合致する場合などに用いられる。
習合とは、異なる宗教や思想、教義などが互いに影響し合い、融合して一つの体系を形成することを指す。特に神道と仏教が混ざり合い、独自の信仰形態を生み出す過程を表す際に用いられる。
都合とは、物事の状態や具合、またその場の事情を指す。さらに、時間や金銭などを調整したりやりくりすることを意味し、また全てを合わせた総計を表すこともある。
全体に対する部分の比率を示すほか、比較の基準に対して程度が大きいことや、予想に反して程度が大きいことを表す。また、ある基準から見て程度が大きいという評価を述べる際にも用いられる。
複数のものが互いに結びつき、一体となること。また、そのようにしてできた状態を指す。特に、機械や組織などの部分同士が緊密に連なり、一つのまとまりを形成する場合に用いられる。
統合とは、複数の独立したものを一つにまとめ合わせることを指します。特に組織や制度などが合併し、新たな一体となる場合に用いられます。
集合とは、人や物が一か所に寄り集まることを指す。また、数学においては、特定の条件を満たす要素の集まりを一つのまとまったものとして捉えた概念を意味する。「聚合」と表記する場合もある。
催合(もやい)とは、複数の者が共同して事業や作業に携わることを指し、またそのようにして得たものを共有する状態をも表す。例えば、複数人で商売を始めるような場合に用いられる。表記としては「最合」と書かれることもある。
照合とは、二つ以上のものを突き合わせて比較し、その一致や相違を確かめることを指します。特に原文と訳文、指紋や筆跡などの資料を比べ、正確さを検証する際に用いられます。
試合とは、スポーツや武芸などの分野において、互いの技量や力を競い合い、勝敗を決めることを指す。また、「仕合」と表記されることもある。
二つ以上の異なる要素が結びついて一つのまとまりを形成すること。また、そのようにして新たな全体を構成する行為や状態を指す。
ある条件や状況に対してぴったりと当てはまること。また、そのような状態にあることを指す。
調合とは、二種類以上の薬品を、あらかじめ定められた分量や割合に従って混ぜ合わせることを指す。特に火薬や医薬品の調製など、一定の配合が必要とされる作業において用いられる語である。
談合とは、複数の者が集まって話し合いを行うことを指す。特に、公共事業などの競争入札において、事前に業者同士が結託して落札者や価格などを調整する不正な行為を意味し、独占禁止法により禁止されている。古くは相談や協議といった広い意味でも用いられたが、現代では主に後者の違法な協定を指して使われる。
縫合とは、布や皮などの材料を針と糸で繋ぎ合わせることを指す。特に医療分野では、手術や怪我によって生じた傷口を閉じるために糸で縫い合わせる処置を意味する。
競合とは、複数の主体が同一の対象をめぐって争うことを指す。特に企業間において市場や顧客を獲得するために争う状況をいう。また、刑法上の概念として、一つの行為が複数の犯罪構成要件に該当する状態を指し、法条競合とも呼ばれる。
六合とは、天地と東西南北の四方を合わせた六つの方角を指し、転じて宇宙全体や世界を意味する語である。
裁縫や木工において、二枚の布や板を正確に合わせるために、それぞれの合わせ目に対応する位置につける目印のこと。
校合とは、原本や原稿と照らし合わせて誤りを訂正する作業を指す。また、基準となる本と他の本との差異を記録する校書の意味もあり、校讐と同義である。読みは「きょうごう」のほか、「こうごう」と読む場合もある。
合鴨とは、マガモとアオクビアヒルを交配して作出された家禽の一種で、食用として飼育される。その表記には「間鴨」の字を当てることもある。
複数の神霊や祭神を、一つの神社にまとめて祀ること。特に、複数の神社に分かれていた祭神を一つの神社に移し合わせて祭祀を行う場合を指す。
吻合とは、二つのものがぴったりと合致することを指す。特に、共犯者の供述などが互いに矛盾なく一致する場合に用いられる。語源は、上下の唇がきちんと合わさる様子に由来する。
咬合とは、上下の歯が接触し合う状態、あるいはその仕組みを指す。特に歯科医学においては、咀嚼や発音に関わる歯列の噛み合わせの状態を意味し、その良し悪しが口腔機能に影響を及ぼす。
多くのものが一つに集まったり、寄り合ったりすること。また、そのようにしてできた集まりや塊を指す。
二合半(こなから)とは、半分の半分、すなわち四分の一を指す。特に容量の単位としては一升の四分の一、すなわち二合五勺を表し、酒などを入れる小ぶりの徳利を指して用いられることもある。「小半」と書くこともある。
小百合はユリの美称であり、特に夏に咲くユリを指す。接頭語「さ」が付くことで、より親しみや愛着を込めた表現となっている。
不都合とは、物事の進行や状況において具合が悪いこと、または好ましくない状態を指す。また、道徳や規範に外れた不適切な振る舞いを意味することもある。
緑色植物が太陽光のエネルギーを用いて、二酸化炭素と水から酸素と炭水化物を生成する一連の生化学反応を指す。
合言葉とは、あらかじめ定められた特定の言葉を指し、それによって互いの身分や仲間であることを確認するために用いられる。また、集団内で共有される目標や信念を簡潔に表す標語やモットーとしての意味も持つ。
花弁が互いに合着して一つの花冠を形成する花を指す。アサガオやキクなどが代表例であり、花弁が独立している離弁花と対照をなす。
早合点とは、相手の話を十分に理解しないうちに、自分勝手に解釈を決めつけてしまうことを指す。早のみこみとも言い、誤解や勘違いを招く原因となる軽率な態度を表す。
互いに相手の弱点や過ちを執拗に攻撃し、醜くののしり合うような、見苦しい争いやもめごとを指す。
雨合羽とは、雨天時に衣服の上から着用する、マント状の防水性の外衣を指す。
非合法とは、法律の規定に反する状態、あるいはその様子を指す。単に法に違反するという意味の「違法」とは異なり、その法律自体の正当性を認めないという含意を持つことが特徴である。
一本の傘を男女二人で差すことを指し、特に恋愛関係にある者や親密な間柄の男女が共に傘を借りる様子を表す。
核融合とは、軽い原子核同士が結合してより重い原子核を形成する反応を指し、その過程で膨大なエネルギーが放出される。太陽をはじめとする恒星のエネルギー源として知られ、核分裂とは異なる原理に基づく。
透百合はユリ科の多年草で、海岸の岩場に自生する。夏に黄赤色の花を上向きに咲かせる。その名は、花弁の基部が細く、花弁と花弁の間に隙間が透けて見えることに由来する。
鬼百合はユリ科の多年草で、山野に自生する。夏に黄赤色で黒紫色の斑点のある花を咲かせる。鱗茎は食用となり、姫百合に比べて大きいことからこの名がある。巻丹とも表記する。
数種類の洋酒に果汁や香料などを加えて調合した飲料を指す。特にウイスキーやブランデーなどをベースに、多様な材料を組み合わせて作られる。
雪合戦とは、雪を丸めて玉とし、それを二組に分かれて互いに投げ合う冬の遊びを指す。雪投げや雪打ちとも呼ばれる。
合器蔓はウリ科のつる性一年草で、水辺に自生する。秋に黄色い小花を咲かせ、卵形の実をつける。この実が熟すと上下に割れ、蓋付きの器(合器)に似ていることから名付けられた。漢名の「合子草」に由来し、「御器蔓」とも表記される。
姥百合はユリ科の多年草で、林内の木陰などに自生する。茎の中程に楕円形の葉をつけ、夏にはユリに似た緑白色の花を咲かせる。開花期に根元の葉が枯れ落ちる様子が、歯の抜けた姥を連想させることに由来する名である。別表記として「蕎麦葉貝母」とも書く。
水にぬれ泥にまみれるさまを指し、他人を救うために自らの身を顧みずに尽力する姿勢を表す。『永平広録』に典拠を持つ四字熟語である。
合従連衡とは、中国戦国時代の外交戦略に由来する四字熟語で、南北に位置する国々が同盟を結ぶ「合従」と、東西の国々が連携する「連衡」とを組み合わせた表現である。転じて、時勢や利害に応じて勢力を結びつけたり離反させたりする駆け引きや、柔軟な計算・外交手段を指す。
烏合之衆とは、烏の群れのように統制も規律もなく、ただ寄り集まっただけの大勢の人々を指す。また、そのような状態の軍隊や群衆を喩えることもある。『後漢書』に由来する四字熟語である。
一切合切は、ある範囲内のものを残らず含めて全てを指す四字熟語である。「一切」と「合切」はいずれも「すべて」を意味する語で、これらを重ねることで意味を強調した表現となっている。「合切」は「合財」と書くこともある。
一離一合とは、人や勢力の間で離反と結合を繰り返す様子を表す四字熟語である。離合集散の動きが続く状況を指し、特に人間関係や集団の結束が安定せず、状況に応じて変わりやすいことを意味する。
一合一離とは、人との関係が結ばれたり離れたりすることを指す四字熟語で、一離一合とも言う。人間関係や同盟などが状況に応じて変化する様子を表し、『戦国策』の「燕策」にも見られる表現である。
互いの気持ちや考え方がぴったりと一致し、深く理解し合うことで親密な関係が生まれる様子を表す。人と人との間に自然な一体感が醸成され、心が通じ合う状態を指す。
阿諛迎合とは、相手の機嫌をとり、気に入られようとして、自分の意見や態度を曲げてまでへつらうことを指す四字熟語である。「阿諛」は相手の顔色を窺い、その意向に沿うように振る舞うことを、「迎合」は自らの考えを無理に変えても相手の好みに合わせることを意味し、両者が組み合わさって、卑屈なまでに他人に取り入る態度を表す。
阿附迎合とは、相手の機嫌をとり、気に入られようと努めることを指す四字熟語である。「阿附」はへつらい付き従うこと、「迎合」は自らの考えを曲げてまで他人の意向に調子を合わせることを意味し、両語が重なることで、主体性を捨ててまで他人に従おうとする姿勢を強調している。