丈夫とは、身体が健康で病気にかかりにくい状態を指す。また、物の構造が頑固で壊れにくい性質を表すこともある。例えば、丈夫な体躯や丈夫に作られた家具などに用いられる。読みが「ジョウフ・ますらお」の場合は別の意味となる。
丈余とは、長さが一丈を少し超えることを指す。一丈は約三メートルに相当するため、およそ三メートル強の長さを表す表現である。主に積雪の深さや物の高さなど、長さの概数を示す際に用いられる。
丈六とは、一丈六尺(約五メートル)の高さを指し、特にその大きさの仏像を表す。これは釈迦の身長が人間の倍であるという信仰に由来する。また、仏像が結跏趺坐する姿から転じて、あぐらをかくことも意味する。
「丈夫(ますらお)」は、勇ましくたくましい男性を指す語である。漢字表記としては「益荒男」も用いられる。読みが「ジョウフ」である場合は、物の頑丈さを表す別の語義となる。
「万丈」は、元来は長さの単位である「丈」を重ねた語で、非常に高いことや深いことを表します。転じて、山や気概などが極めて高く聳え立つ様子や、怒りや意気込みなどが非常に盛んに燃え上がる勢いを形容する際に用いられます。
方丈とは、一丈四方の広さを指し、その広さの住居を意味する。また、寺院において長老や住職が居住する部屋を指し、転じてその住職自身を表すこともある。
気丈とは、困難や苦難に直面しても心をしっかりと保ち、動揺せずに振る舞う様子を指す。特に辛い状況下で感情を表に出さず、強く耐える態度や性質を表す語である。
着丈とは、着物の襟元から裾までの長さを指し、身長に合わせて調整される寸法である。身丈と同義で用いられ、「きだけ」と読む場合もある。
頑丈とは、物や人の体がしっかりとしていて、丈夫で強い様子を表す。構造や材質がしっかりしており、簡単には壊れたり傷んだりしない性質を指し、例えば家具や建物などに用いられる。また、人の体格についても、がっしりとして健康で強い状態を形容する際に使われる。
函丈は、先生や目上の人に対する敬称であり、特に手紙において宛名の下に添えて用いられる。この語は、『礼記』にある「座間に丈を函れる」という記述に由来し、師と弟子の間に一丈(約三メートル)の距離を置くという礼儀作法から、師を敬う気持ちを表す言葉として定着した。
危険や問題がなく、安心できる状態であること。また、そのような様子を表す。心身ともに丈夫で健康な男子を意味する「ますらお」の意は、「ダイジョウフ」と読む場合に用いられる。
気性が強く、意志のしっかりした女性を指す。男性にも劣らないような力強さや才能を持ち、困難な状況にも屈せずに自らの道を切り開いていくような女性像を表す語である。
黄八丈は、伊豆諸島の八丈島で生産される絹織物の一種である。黄色を地色とし、茶や黒などの色糸を用いて縦縞や格子縞を織り出したものが特徴で、その独特の風合いと色彩から伝統工芸品として知られている。
気炎万丈とは、燃え上がる炎のように勢いが盛んで、意気込みが非常に高い様子を表す四字熟語である。特に、議論や主張が激しく熱を帯びている状態を指し、「気焔万丈」とも書かれる。
一落千丈とは、地位や評判、成績などが急激に、しかも非常に大きく下落する様子を表す四字熟語である。もとは唐代の文人、韓愈の詩に由来し、琴の音が一度低くなると千丈も落ちるという表現から転じて、物事の凋落が極めて甚だしいことを意味するようになった。
食前方丈とは、食事の席の前に一丈四方にわたって料理を並べる様子を表し、そこから転じて、非常に豪華で豊かな食事の喩えとして用いられる。『孟子』の「尽心・下」に由来する四字熟語である。
黄塵万丈とは、激しい風によって黄色い土煙が空高く舞い上がる様子を表す四字熟語である。「黄塵」は空が黄色く見えるほどの濃い土埃を指し、「万丈」は非常に高いことを意味する。転じて、物事が盛大に巻き起こるさまの比喩としても用いられる。
光焔万丈とは、燃え上がる炎が高くそびえ立つ様子を表す四字熟語である。転じて、詩文や言論などが非常に勢いがあり、輝かしい精彩を放つことの喩えとして用いられる。「万丈」は極めて高いことを示し、その光輝と気勢の盛んなさまを強調する表現である。