口から発せられる不快な臭いを指し、口腔内の衛生状態や健康状態によって生じるものである。
物臭とは、何かをする際に面倒だと感じて気乗りがせず、行動を起こすことを億劫がる性質を指す。また、そのような傾向を持つ人を指して用いることもある。
臭覚とは、鼻を通じてにおいを感じ取る感覚機能を指す。嗅覚と同義であるが、特に「臭」の字を用いて、におい全般を感知する働きを表す。
不快で鼻を刺すようなにおいを指し、特に腐敗したものや汚れたものから発せられる悪臭を意味する。
異臭とは、通常とは異なる不快なにおいを指し、特に腐敗や化学物質などによって発生する悪臭を意味する。周囲に漂うような嫌な臭気に対して用いられる表現である。
脱臭とは、物質に含まれる不快な臭いを除去することを指す。特に、冷蔵庫などの密閉空間や衣類、空気中などにおいて、薬剤や装置を用いて臭気成分を取り除く作用や処理を意味する。
腐敗したものから発せられる不快な悪臭を指す。特に有機物が微生物によって分解される過程で生じる、鼻を刺すような強い臭気をいう。
銅臭とは、金銭で官位や地位を買い求める行為、またそのような手段で得た地位そのものを指す。転じて、金銭の力で手に入れた権威や名誉に対して、軽蔑や嫌悪の念を込めて用いられる語である。その由来は、後漢の崔烈が丞相の地位を大金で買った故事にあり、金銭の汚らしさを銅貨の臭いに喩えた表現となっている。
激しい刺激を伴い、不快感を催す強い悪臭を指す。鼻を突くような強烈な臭気を表し、「劇臭」と表記されることもある。
わきがとは、わきの下から発せられる不快な臭いを指し、腋臭症とも呼ばれる。汗腺の一種であるアポクリン腺からの分泌物が、皮膚の細菌によって分解されることで生じる特有の体臭を意味する。
臭橙はダイダイの一品種であり、果実は強い酸味を特徴とし、主に香味料として用いられる。
臭木はクマツヅラ科の落葉小高木で、山野に自生する。葉はキリに似ているが、特有の悪臭を放つ。初秋には、赤いがくを伴う白色の小花を多数咲かせ、後に青色の実を結ぶ。漢名の「臭牡丹樹」に由来し、「海州常山」とも表記される。
ミカン科の落葉低木で、山地に自生する。初夏に淡い緑色の小花を咲かせる。葉や茎には独特の強い臭気があり、かつては殺虫剤として用いられた。材質は緻密で、細工物に利用される。
悪しき評判や悪名が長く後世にまで伝わり、語り継がれることを意味する四字熟語である。その由来は『晋書』の「桓温伝」にあり、不名誉な事柄が末永く記憶される様を表している。
俗臭芬芬とは、下品な気風やいやしい趣が強く漂い、周囲に広がっている様子を表す。洗練されていない俗っぽさが際立って感じられる状態を指す。
臭肉来蠅とは、腐った肉には自然に蝿が集まるように、物事にはそれ相応の結果が伴うという道理を表す四字熟語である。特に、悪いことには悪い結果がつきものであるという因果応報の喩えとして用いられる。
口尚乳臭とは、口にまだ乳の臭いが残っている様子を表し、経験が浅く未熟で世間知らずの若者を指す四字熟語である。『漢書』高祖紀に由来し、青二才や若輩者を喩える表現として用いられる。