口軽とは、軽々しく物を言う様子や、考えなしにすぐに口に出してしまう性質を指す。また、弁舌が滑らかで、すらすらと喋る様を表すこともある。対義語は口重である。
気持ちにこだわりやわずらわしさがなく、物事を簡単に受け入れたり、手軽に行ったりする様子を表す。
足軽とは、戦国時代から江戸時代にかけての武士身分の一つで、平時には雑務に従事し、戦時には歩兵として戦場に赴いた者を指す。江戸時代には武士階級の最下位に位置づけられ、雑兵とも呼ばれた。
体の動きが軽やかで敏捷な様子を表す。また、束縛されるものが少なく、気楽な状態を指すこともある。
負担や重量を減らして軽くすることを指す。また、自首や情状酌量などの事情により刑罰を軽くする場合にも用いられる。
軽石とは、火山活動によって生じた多孔質の岩石で、内部に多くの気泡を含むため密度が低く、水に浮く性質を持つ。主に溶岩が急激に冷却される過程でガスが逃げることで形成され、その軽さと粗い表面から、皮膚の角質除去などにも用いられる。
「軽軽」は、物事を軽々しく扱う様子や、軽薄な態度を表す。慎重さを欠いた言動や、軽率な振る舞いを指して用いられる。例えば「軽軽に動くな」とは、軽はずみに行動することを戒める表現である。なお、「きょうきょう」とも読み、「かるがる」と読む場合は別の意味となる。
軽口とは、滑稽な冗談やおどけた話を指す。また、機知に富んだ洒落や地口などの巧みな言葉遊びを意味することもある。さらに、深く考えずに軽々しく発言する行為や、そのような口調で話す人を指す場合もある。
物事や人を重要でないものと見なすこと。価値や影響力を低く評価し、十分な注意や配慮を払わない態度を指す。
軽少とは、数量や程度が僅かであるさまを指し、軽微でわずかな状態を表す。
「軽軽(きょうきょう)」は、「軽軽(けいけい)」と同じ意味で、物事を軽んじたり、軽々しく扱ったりする様子を表します。
軽い程度の怪我を指し、生命や身体機能に重大な影響を及ぼさない範囲の負傷を意味する。
軽易とは、物事が簡単で手間のかからない様子を指す。また、相手を軽んじて侮る態度を表すこともある。
軽食とは、手軽に用意できて簡単に済ませられる食事のことを指し、通常の食事に比べて量が少なく、調理や準備に手間がかからないものをいう。間食や小腹を満たすための食事として用いられることが多い。
軽装とは、身軽で動きやすく、また着替えや手入れが簡便な服装を指す。日常の外出や気軽な場面において、重厚な装いを避け、機能性と快適さを重視した身なりをいう。
軽快とは、動作や動きが軽やかで機敏な様子を指す。また、気分や音楽などが明るく弾むような感じを表すこともある。さらに、病気や体調が良くなり、快方に向かう意味でも用いられる。
軽便とは、取り扱いが簡単で便利な様子を指す。また、手間がかからず簡素なさまを表し、例えば「軽便鉄道」のように、簡便で気軽に利用できるものを形容する際に用いられる。
軽率とは、物事を深く考えずに行動したり判断したりする様子を指す。思慮が浅く、慎重さを欠いた言動や態度を表す言葉である。
物事の重みや深みがなく、上っ調子で浮ついている様子を指す。特に言動や態度が軽率で、真剣さや誠実さに欠けることを表す。
程度がわずかで、取るに足りないさま。物事の規模や影響が小さく、重大ではない状態を指す。
軽侮とは、相手を価値の低いものと見なして、あなどり軽く扱うことを指す。人や物事に対して侮りの態度を示す際に用いられる表現である。
相手を価値の低いものとして扱い、見下す態度や行為を指す。
軽籠とは、縄を網目状に編み、四隅に綱を取り付けた運搬具を指す。主に土や石などの重量物を運ぶ際に用いられ、同様の道具である「もっこ」とほぼ同じものを指す語である。
軽尻(からじり)とは、江戸時代に用いられた馬の一種で、客一人と五貫目までの荷物を運ぶことを指す。荷物のみの場合は二十貫目まで積載が許された。これは、四十貫目まで積める本馬に対して半分の積載量であることに由来し、「空尻」とも表記される。また、荷物を積んでいない状態の馬を指す場合もある。
軽忽とは、物事を深く考えずに軽々しく扱う様子を指し、慎重さを欠いた軽率な言動や、注意深くない雑な態度を表す。
軽衫は、筒を太くゆったりと作り、裾を狭くした袴の一種で、カルサンばかまとも呼ばれる。中世末期に来日したポルトガル人のズボンを模して作られたものである。
軽躁とは、軽はずみに騒ぎ立てたり、考えが浅はかで落ち着きのない様子を指す。
軽佻とは、言動に落ち着きがなく、考えが浅く浮ついている様子を指す。物事を深く考えずに軽々しく振る舞う態度や、軽薄で軽率な性質を表す。「軽窕」と書くこともある。
剽軽とは、明るく滑稽な様子を指し、人を笑わせるような言動や、そのような性質を持つ人物を表す。語中の「キン」は唐音であり、同じ漢字で「ヒョウケイ」と読む場合は、身軽で素早いことや軽率な振る舞いを意味する点に留意されたい。
緩急軽重とは、物事の速度や緊急性、重要度の度合いを表す四字熟語である。事柄には、急ぐべきこととそうでないこと、軽視すべきことと重んじるべきことの区別があり、それらを適切に見極め、対応を加減することを意味する。
「一身軽舟」は、大河に小舟を浮かべていると、自らもその軽やかな舟に身を委ねたような気分になり、心地よいものであるという意味を表す四字熟語である。唐代の詩人・常建の詩「西山」に由来する。
『春秋左氏伝』宣公三年の故事に由来する四字熟語で、周王室の権威を象徴する九鼎の重さを尋ねるという行為から、権力や地位を奪おうとする野心を露わにすることを意味する。転じて、ある物事の価値や重要性を探り、それに手を出そうとする意図を表す。
「剽疾軽悍」は、動作が素早く軽やかで、勇猛果敢な様子を表す四字熟語である。特に兵士や軍隊の機動力と戦闘における勇敢さを形容する際に用いられ、『淮南子』の「兵略訓」にその由来を見ることができる。
肥馬軽裘とは、肥えた馬に乗り軽やかな皮衣を着るという意味で、贅沢な暮らしぶりを表す。『論語』雍也篇に由来し、富や地位に安住せず、貧しい者にも心を配るべきという教えの対比として用いられる。
薄唇軽言とは、口先が軽く軽率な発言をする様子を表す四字熟語である。『黄帝内経』に由来し、思慮が浅く、慎みのない言葉遣いを戒める意味で用いられる。
短慮軽率とは、考えが浅く、物事を深く考えずに軽々しく行動する様子を指す。短慮は浅はかな思慮を、軽率は慎重さを欠いた振る舞いを意味し、両者が合わさって思慮分別に欠ける言動を表す四字熟語である。
叢軽折軸とは、軽い草の束でも積み重なれば車軸を折るほどになるという意味で、些細なことでも積もり積もれば大きな害を生むことを喩えた故事成語である。『漢書』中山靖王勝伝に由来し、小さな問題を軽視せず、早めに対処すべきことを説いている。