奇怪とは、通常の理解を超えた不思議さや不気味さを帯びている様子を指す。また、道理に合わず不都合な言動や状況に対しても用いられる。
並外れた才能や特異な能力を持ち、人並み外れた活躍をする風変わりな人物を指す。
原因が不明瞭で不審な死、あるいはそのような死に方を指す。通常の病死や事故死とは異なり、何らかの事件性を帯びている場合が多い。
怪獣とは、その正体がはっきりせず不可思議な獣を指す。また、恐竜などの生物を下敷きに創作された、巨大で奇怪な架空の生物を意味し、主に映画やテレビ、漫画などの物語に登場する。
怪士は能面の一種で、男性の亡霊や怨霊を表現するために用いられる。その面は幽玄な表情をたたえ、この世ならざるものの気配を感じさせる。
怪火とは、自然現象としての説明が困難な火のことで、火の玉や狐火、鬼火など正体不明の炎を指す。また、原因が特定できない火災、すなわち不審火の意味でも用いられる。
人並み外れた優れた腕前や技量を指し、特に驚くべき才能や卓越した能力を発揮する様子を表す。
怪我とは、不慮の事故や不注意によって身体に負う傷や損傷を指す。また、転じて、過ちや失敗を意味することもあり、予期せぬ過失がかえって良い結果を生む場合を「怪我の功名」と表現する。
怪鳥は「かいちょう」とも読み、姿形が奇妙な鳥や、不吉な兆しをもたらすとされる鳥を指す。また「化鳥」と表記されることもある。
物怪とは、思いがけず起こる事態や意外な様子を指す語である。特に「物怪の幸い」という成句で用いられ、予期せぬ幸運や偶然の好機を意味する。漢字では「勿怪」とも表記される。
「勿怪」は思いがけず起こる出来事や、不思議で意外な様子を指す。予期せぬ事態や不可解な現象に対して用いられ、表記は「物怪」とも書かれる。例えば、突然の来訪者に驚いた表情で対応する様子を「勿怪顔で応対した」などと表現する。
怪訝(カイガ)は、怪訝(ケゲン)と同じ意味で、物事の様子が普通ではなく、不審に思われたり、疑わしく感じられたりするさまを表す。
ヨタカ科の鳥を指す語で、外見は鷹に似るが夜行性であり、主に蚊などの昆虫を捕食する。夏の季語として用いられ、「夜鷹」や「蚊母鳥」とも表記される。
怪気炎とは、調子に乗りすぎて常軌を逸したような、信じがたいほどの盛り上がりを見せる気勢のことを指す。
「奇奇怪怪」は、常識では理解しがたい不思議な出来事や、容認しがたいけしからぬ様子を表す四字熟語である。「奇」と「怪」を重ねることで、その異常さや不可解さを強調した表現であり、同義に「怪怪奇奇」ともいう。唐代の韓愈の「送窮文」に由来する。
奇怪千万とは、非常に奇怪で理解し難い様子を表す四字熟語である。常識では測りがたいほど不思議で、全くもって不可解な事態や物事のありさまを強調して言う表現である。
怪誕不経とは、言動が荒唐無稽で常識を外れており、筋道が立たず信頼に値しない様を指す。事実や道理に基づかず、奇怪ででたらめな内容を含むことを表す。
怪怪奇奇とは、非常に奇怪で不思議なさまを表す四字熟語である。普通では考えられないような奇妙な出来事や、常識を超えた不思議な現象、あるいは風変わりで理解しがたい様子を指して用いられる。
妖怪変化とは、人知を超えた不思議な現象や、動物などが姿を変えて現れる化け物の類を指す四字熟語である。
廃忘怪顛とは、物事に夢中になりすぎて我を忘れ、常軌を逸した奇異な振る舞いに至る様子を表す四字熟語である。
咄咄怪事とは、あまりにも意外で理解しがたい奇怪な出来事を指す四字熟語である。その由来は『晋書』「殷浩伝」にあり、驚きあきれるような不可思議な事態を表現する際に用いられる。