紫菜は紅藻類ウシケノリ科に属する海藻の総称で、漢名に由来する語である。一般に甘海苔とも呼ばれる。
紫衣とは、高位の僧侶が着用する紫色の法衣を指す。かつては朝廷から勅許を得て着用が許されたもので、僧侶の高い地位を象徴する。
紫雲とは、紫色がかった雲のことで、瑞雲とも呼ばれる。仏教では、この雲に乗って仏が現れる吉兆とされている。
紫参はタデ科の多年草で、山地の木陰に自生する。早春に白色の小花を穂状につけることから、春虎尾とも表記される。別名をイロハソウといい、漢名に由来する語である。
紫煙とは、紫色がかった煙やもやを指す。特に、タバコの煙が空中に漂う様子を形容する際に用いられる表現である。
紫紺とは、紫色がかった濃い青色を指す。紺色に紫の色調が加わった深みのある色合いであり、優勝旗など格式のある場面で用いられる。
皮膚や粘膜に生じる紫色の斑点を指し、毛細血管からの出血が皮下に溜まることで現れる。打撲や血液疾患、血管の脆弱性などが原因となる。
滅紫(メッシ)は、黒みを帯びた深い紫色を指す。紫がくすんだ、あるいは暗く沈んだ色合いを呈し、時に「けしむらさき」とも読まれる。
紫萼はユリ科の多年草の総称であり、漢名に由来する語である。擬宝珠(ぎぼうし)とも呼ばれる。
ミソハギ科の落葉高木で、夏から秋にかけて紅色や白色の花を咲かせる。樹皮が滑らかで猿でも滑り落ちるという意味から「猿滑り」とも呼ばれ、別名を百日紅という。漢名の「紫薇」に由来する名称である。
紫蘭はラン科の多年草で、山地にまれに自生する。葉は長楕円形をしており、初夏に紫紅色の花を総状に数個咲かせる。花は観賞用とされ、地下の塊茎は薬用にされることもある。別名をシュランともいい、「白及」と表記されることもある。
紫荊はマメ科に属する落葉低木で、漢名に由来する名称である。花蘇芳(はなずおう)とも呼ばれる。
シソ科の一年草で、中国を原産とする。葉は卵形を呈し、独特の芳香を持つ。青ジソは生食や香味付けに用いられ、赤ジソは梅干しなどの漬物の着色に使われる。漢名に由来する名称である。
マメ科に属する常緑高木で、インド南部を原産地とする。その材質は堅く、暗紫紅色を呈し、木目が緻密で美しいことが特徴である。このような材質の良さから、高級家具や工芸品の材料として珍重されている。
紫陽花はユキノシタ科の落葉低木で、日本でガクアジサイを品種改良して生まれた園芸種である。初夏に小さな花が集まって半球状の花序を作り、花の色は淡青色から青紫色、淡紅色へと移り変わるのが特徴である。別名をシチヘンゲやヨヒラともいう。漢名からの誤用で「紫陽花」の字が当てられ、「八仙花」と書くこともある。
紫雲英はレンゲソウの別称で、春に紅紫色の花を咲かせるマメ科の植物である。水田の緑肥として用いられるほか、蜂蜜の源ともなる。「翹揺」とも書く。
可視光線の紫よりも波長が短く、X線よりも長い電磁波を指す。太陽光に含まれ、日焼けや殺菌作用などの効果をもたらす。
紫金牛はヤブコウジ科に属する常緑の小低木で、藪柑子(やぶこうじ)とも呼ばれる。その名は漢名に由来し、林床などに自生する。
マメ科の二年草で、春に赤紫色の花を咲かせる。漢名「紫雲英」に由来する名称であり、「蓮華草」とも呼ばれる。水田の緑肥として用いられるほか、蜂蜜の蜜源植物としても知られる。
黄紫茸はハマウツボ科の一年草であるオニクの別称として知られる。
紫茉莉はオシロイバナ科に属する多年草で、漢名に由来する名称である。別名を白粉花(おしろいばな)とも呼ばれ、種子を割ると白粉のような胚乳が現れる特徴からその名がついた。
ケシ科の多年草で、山野に自生する。葉は羽状に細かく裂け、晩春に紫紅色の筒状で唇形の花を咲かせる。別名をヤブケマンともいう。
万紫千紅とは、様々な色の花が咲き乱れ、華やかで美しい景色を表す四字熟語です。特に春の花々が咲き誇る豊かな自然の様子を形容し、転じて多様でにぎやかな様相を指すこともあります。
千紅万紫は、様々な色とりどりの花が咲き乱れている美しい景色を表す四字熟語です。特に春の花々の鮮やかで豊かな彩りを形容し、華やかで生命力に満ちた様子を意味します。
千紫万紅は、様々な色の花が咲き乱れ、華やかで美しい景色を表す四字熟語です。特に、多くの種類の花が咲き誇る春の風景を鮮やかに描写する際に用いられます。
斉紫敗素とは、粗末な白絹を紫色に染め上げるだけで価値が高まる故事に基づき、優れた知恵によって災いを福に転じ、失敗を成功へと導くことをたとえた四字熟語である。
水紫山明は、江戸時代の儒学者・頼山陽が自らの山水画に題した四字熟語である。水は紫に映え、山は明るく鮮やかであるという意味で、山水の美しい景色を色彩豊かに表現した言葉である。
紫緋紋綾は、紫と緋色の美しい模様を織り込んだ高級な綾織物を指す四字熟語で、特に古代において貴族や身分の高い人々が用いた豪華な衣装の生地を表します。転じて、華やかで贅沢な様子や、気品に満ちた美しさを形容する表現としても用いられます。
紫電清霜とは、紫の稲妻のように鋭く光り輝き、清らかな霜のように凛と引き締まった様を表す。鋭く研ぎ澄まされた武器の威厳ある輝きを形容するほか、優れて光り輝き、節操の堅い人物の気高さを喩える表現としても用いられる。王勃の「滕王閣序」に典拠を持つ四字熟語である。
紫幹翠葉は、紫色を帯びた木の幹と緑の木の葉を意味する四字熟語で、山野の景色が青々と茂り美しい様子を表します。略して「紫翠」とも言います。