土と砂を混じり合わせたもの。特に、大雨や地滑りなどによって山や崖から流出した土や砂の混合物を指すことが多い。
砂張とは、銅に錫や鉛を加えた合金のことで、主に仏具や皿、鉢などの器物の製作に用いられる。
風によって運ばれた砂が堆積して形成される丘状の地形を指し、主に海岸沿いに発達する海岸砂丘と、内陸の乾燥地域にみられる内陸砂丘に大別される。
砂金とは、砂や小石の中に粒状で含まれる自然金のことを指す。金鉱脈が風化や浸食を受けて崩れ、川床や海岸などに運ばれて堆積したものである。「沙金」と表記することもあり、「シャキン」や「すながね」とも読まれる。
砂の多い土地を指し、砂が主な構成要素となっている地盤や地面を表す。植物の生育に適さないやせた土地であることが多く、農業や建築には不向きな場合が多い。
砂鉄とは、岩石中に含まれる磁鉄鉱が風化や浸食によって砕かれ、流水によって運搬された後、河川の底や海岸などに堆積して集まったものを指す。
砂潜はコイ科の淡水魚であるカマツカの別称で、河川の砂底に潜って生息する習性に由来する名である。
降雨量が極めて少なく、植物の生育が困難な、砂や礫、岩石などで覆われた広大な土地を指す。乾燥した気候により、地表の水分が乏しく、植生が極端に希薄な地域を表す語である。「沙漠」とも表記する。
砂鉢は、浅くて大型の磁器の鉢を指す。主に「砂鉢料理」のように、料理を盛り付ける器として用いられる。その名称は、「浅鉢(あさはち)」が転訛したものとされる。また、「皿鉢」と表記されることもある。
中国大陸の北西部から春先に発生し、偏西風に乗って日本列島にも飛来する黄色い砂塵の現象を指す。また、その砂自体を指すこともあり、黄塵とも呼ばれる。
熱砂とは、強い日差しによって焼かれた砂のことで、特に夏の海岸や砂漠などで見られる。また、転じて灼熱の砂漠そのものを指すこともある。「ネッシャ」という読み方もある。
ショウガ科の多年草で、南アジアが原産地である。江戸時代の末期に日本へ伝来し、芳香を放つ白い花を咲かせる。主に観賞用として栽培され、ジンジャーの一種として知られている。
砂滑はネズミイルカ科に属する哺乳類で、インド洋から日本沿岸にかけて分布する。背びれを持たず頭部が丸いのが特徴であり、砂の上を滑るように泳ぐ習性からこの名が付けられた。瀬戸内海に生息する個体群は天然記念物に指定されている。
辰砂は水銀と硫黄の化合物であり、鮮やかな朱色を呈する鉱物です。水銀の原料として用いられるほか、顔料として絵画や工芸品に使用されます。また、陶磁器に施す紅色の釉薬、あるいはその色そのものを指すこともあります。朱砂や丹砂とも呼ばれます。
砂と小石を指す語で、特に小石の混じった粗い砂を意味する。表記としては「沙礫」とも書かれ、読み方としては「シャレキ」とも読まれる。
砂塵とは、風によって舞い上がる細かい砂の粒子や、それが空中に漂う状態を指す。砂埃や砂煙とも表現され、乾燥した地域や強風時に見られる現象である。表記としては「沙塵」を用いることもある。
砂州とは、河川の河口付近や海岸において、風や潮流によって運ばれた土砂が堆積して形成される細長い砂の堆積地形を指す。時に中洲を成すこともある。
海金砂はカニクサ科に属するつる性のシダ植物を指す。漢名に由来する名称であり、別名として蟹草(かにくさ)とも呼ばれる。
砂糖黍はイネ科の多年草で、東南アジアまたはインドが原産とされる。熱帯・亜熱帯地域で栽培され、茎は高さ約三メートルに達し、先端に円錐状の穂をつける。茎の汁液を搾り取って砂糖を製造し、搾りかすはパルプ原料や飼料に用いられる。別名を甘蔗ともいい、「甘蔗」と表記することもある。
砂上楼閣とは、砂の上に築かれた高い建物の意から転じて、外見は立派であるものの基礎が脆弱なため、長続きせず容易に崩れ去る物事の喩え。また、土台を欠くがゆえに実現不可能な計画や構想を指すこともある。