一笑とは、軽く笑うことを指し、特に微笑みを浮かべる様子を表す。また、そのような笑いの対象となることや、人から笑いものにされることを意味する場合もある。
大笑とは、声を上げて大きく笑うことを指し、特に腹を抱えるほどおかしがって笑う様子を表す。
思わずこらえきれずに笑いが漏れること。また、そのような笑いをすること。滑稽な場面や予想外の出来事に遭遇した際に、自然と湧き上がる笑いを指す。
冷笑とは、相手を軽蔑したり嘲ったりするような笑い方、あるいはその表情を指す。心からの笑いではなく、相手を見下すような冷たい笑みを浮かべることを意味し、しばしば「冷笑を浴びせる」などの形で用いられる。
「含笑」とは、声を立てずに口元をほころばせて笑う様子を指す。また、花がほころび始める瞬間を、人が微笑む姿にたとえた表現としても用いられる。
笑殺とは、大笑いすることを指す。また、相手の意見や主張を取るに足らないものとして軽くあしらい、一笑に付す意味でも用いられる。
笑止とは、あまりにもばかばかしくて、思わず笑いがこみ上げてくるような様子を指す。その程度が甚だしいことを「笑止の極み」などと表現する。
笑納とは、贈り物を差し上げる際に用いる謙遜の言葉で、「つまらないものですが、どうぞお受け取りください」という気持ちを込めた表現である。主に「御笑納ください」などの形で用いられる。
自分の作品や持ち物を他人に見ていただく際に用いる謙遜の表現で、「つまらないものですが、どうぞお笑いぐさとしてご覧ください」という気持ちを込めた言い方である。
微笑とは、声を立てずに口元をほころばせて笑みを浮かべることで、穏やかで優しい感情を表す。
嘲笑とは、他人をあざけり、ばかにするような笑い方をすることである。世間から嘲笑を買うような言動は、軽蔑や冷笑の対象となる。
大勢の人々が一斉に、あるいは集団として、抑えきれないほど大きな笑い声をあげること。特に、劇場や集会などで、多くの人が同時に哄笑する様子を指す。
大勢の人が一斉に、あるいはどっと湧き起こるようにして大声で笑う様子を指す。特に、滑稽な出来事や場面に接した際など、集団としての笑いが自然と沸き上がり、周囲に響き渡るような笑い方を表す。
笑い興じることを指す。特に「笑壺に入る」という慣用表現で、物事が思い通りに運び満足する様子を表す。
媚笑とは、相手の気に入られようとして、こびへつらうような笑い方を指す。特に異性の関心を引くために、わざとらしく愛嬌を振りまくような笑いを含むことが多い。
他人をあざけり、ばかにするような笑い方、またはそのような笑いを指す。軽蔑や嘲りの気持ちを込めて笑うことを意味する。
女性が艶やかで色っぽく、なまめかしい様子で笑うことを指す。
憫笑とは、相手の愚かさや哀れさを軽蔑の気持ちを込めて笑うことを指す。そのような笑いそのものも意味し、しばしば「憫笑を買う」という形で用いられる。「愍笑」と表記することもある。
微苦笑とは、微笑と苦笑いの区別がつかないような笑いを指す。軽い苦笑いや、複雑な感情が入り混じった笑みを表し、久米正雄の造語とされる。思わず漏れてしまうような、微妙な感情を伴う笑いの様子を言い表す語である。
笑靨花はバラ科の落葉低木を指す。その名は漢名に由来し、花の中心が靨(えくぼ)のように窪んでいることにちなむ。別名として蜆花(しじみばな)とも呼ばれる。
嬉笑怒罵とは、喜び笑い、怒り罵るなど、人間の様々な感情の動きを率直に表すことを指す。特に、文章や言動が自然で飾り気がなく、自由闊達に感情を表現する様子をいう。中国宋代の詩人、黄庭堅が蘇東坡を評した言葉に由来する。
「含笑入地」とは、心に何のわだかまりもなく、安らかな心境でこの世を去ることを意味する四字熟語である。『後漢書』「韓韶伝」に由来し、悟りを開いたかのように穏やかに微笑みを浮かべ、悠々と土に還っていく様子を表している。
呵呵大笑とは、声を上げて大いに笑う様子を表す四字熟語である。『景徳伝灯録』に典拠を持ち、腹を抱えるほどに高らかに笑うさまを指す。
美しい女性がほほえむ様は千金にも値するほど貴いものであり、またそのような絶世の美女を指す。わずかな笑みがこれほどの価値を持つという比喩から生まれた表現である。
一笑一顰とは、わずかな笑みや眉をひそめる様子など、顔に表れる些細な表情の変化を指す四字熟語である。人の感情や機微がほんのりと顔つきに現れる様を言い表し、『韓非子』における「明主は一顰一笑を愛おしむ」という故事に由来する。
唖然失笑とは、あまりに意外な出来事や状況に遭遇し、呆気にとられたあまり、思わず笑いがこぼれてしまう様子を表す四字熟語である。「唖然」は言葉を失うほど驚くさまを、「失笑」はこらえきれずに笑いが出ることを意味し、両者が組み合わさって、予想外の事態に対する驚きと、その滑稽さに引き出される自然な笑いの反応を一つの言葉で表現している。
腹を抱えて大笑いする様子を表す四字熟語。あまりの面白さに思わず腹を抱え、転げまわるほどに大笑いすることを意味する。『史記』「日者伝」に由来する表現である。
破顔大笑とは、顔をほころばせて声をあげて大笑いする様子を表す四字熟語である。厳しい表情や緊張が一気に解け、思わず大きな笑いがこぼれるような、喜びやおかしさに満ちた笑い方を指す。
破顔一笑とは、顔をほころばせてにっこりと笑う様子を表す四字熟語である。「破顔」は表情を崩して笑みを浮かべることを意味し、それに「一笑」が加わることで、こぼれるような自然な笑顔の一瞬を捉えた表現となっている。
釈迦が霊鷲山で説法の際、金波羅華をひねって弟子たちに見せたところ、摩訶迦葉のみがその真意を悟って微笑んだという故事に由来する。言葉を用いずに心から心へと真髄が伝わる微妙な境地、あるいは相互の深い理解を指す四字熟語である。