金銭や物品を外部へと支払う行為、またはそのために費やされた金銭や物品そのものを指す。収入に対置される概念であり、個人や組織の経済活動における出費の総体を意味する。
葬儀において、棺を家屋や式場から墓地や火葬場へと送り出す儀式を指す。
天皇や皇后などが、お住まいの御所や皇居から外出されることを指す。特に公式の行事や儀式のために外出される場合に用いられる格式ある表現である。
出仕とは、民間の立場から官職に就き、朝廷や政府に仕えることを指す。また、広義には勤務先に出向いて職務に就く、出勤するという意味も含まれる。
舞台や映画、テレビ番組などに役者や芸能人として出て、演技やパフォーマンスを行うことを指す。
事業や組織の運営に必要な資金を提供することを指し、特に会社設立や共同事業において資本金として拠出する行為を意味する。
出荷とは、商品や製品を倉庫や工場から取り出し、市場や顧客に向けて送り出すことを指す。特に商業や製造業において、完成した商品を販売のために外部へ送る行為を意味し、生産活動の最終段階として位置づけられる。天候や物流の事情により出荷が遅れる場合もある。対義語は入荷である。
その人の生まれや経歴、また物事の根源や由来を指す。特に、人の家柄や学問・思想などの源泉について用いられる。
出芽とは、植物が種子や芽から新たな芽を出す現象を指す。また、酵母や原生動物などの微生物において、母体の一部が膨らんで成長し、それが分離して新たな個体を形成する無性生殖の方法も意味する。
「出所」とは、人の生まれ育った土地や出身地を指すほか、物事の起源や情報の源を意味する。また、刑務所などから釈放されることを表す場合もある。表記としては「出処」と書くこともあり、読み方として「でどころ」を用いることもある。
「出超」とは、一定期間における輸出総額が輸入総額を上回る状態を指し、「輸出超過」の略語である。貿易収支において黒字を示す状況を意味し、対義語は「入超」となる。
他のものより際立って優れていること。特に技量や成果が群を抜いてすぐれている様子を指す。
展覧会や展示会などに作品や物品を提出し、公開の場に並べることを指す。
その人が生まれ育った土地や、学んだ学校、あるいは所属していた身分などを指す。例えば、特定の地域の出身であることや、卒業した学校の出身であることを表す。
引用された文や語句、あるいは特定の知識や情報の根拠となった書物や文献のことを指す。その情報源を明示する際に用いられ、典拠とほぼ同義である。
古い時代に埋もれていた器物や遺物が、発掘や偶然によって地中から現れることを指す。特に考古学や歴史研究において、過去の文化を物語る資料が発見される状況を表す。
出穂とは、麦や稲などのイネ科植物において、穂が葉鞘から現れることを指す。この現象は、植物の成長過程における重要な段階であり、開花や結実の前段階にあたる。なお、「でほ」とも読まれる。
隊を組んだ集団が任務のために出向き、活動を行うことを指す。特に消防隊や警察、自衛隊などが緊急事態に対応する際に用いられる。
戦場へ赴くために軍隊が駐屯地を出発すること。特に、戦闘に参加するために部隊が移動することを指す。
本来は馬に乗って出かけることを指し、特に戦場へ赴く意味で用いられた。転じて、自ら進んでその場に臨むことを意味し、現代では主に選挙に立候補することを指して使われる。
船が港を離れて航海へと向かうことを指す。特に、汽笛を鳴らして港を後にする様子を表す際に用いられる。
出立とは、ある場所を離れて旅に出ることを指す。特に、長い旅や重要な旅の始まりを意味し、出発の時を表す。古くは「いでたち」とも読み、門出と同義で用いられる。
戦争や紛争の際に、軍隊を戦地や作戦地域へ派遣することを指す。特に外国への軍事介入や戦闘参加のために部隊を送り出す場合に用いられる。
現れたり姿を消したりすること。また、時折現れること。主に人や動物が特定の場所に不規則に現れる様子を指す。
出潮とは、月の出の時刻に合わせて満ちてくる潮のことを指す。また、物事が現れる頃合いや機会を表すこともある。「いでしお」と読む場合もある。
突然に身を隠すようにして逃げ去ること。特に、主家や奉公先から無断で姿を消す場合に用いられる。
出銭とは、金銭を支払う行為、あるいはそのために費やされる金銭そのものを指す。特に、日常の生活や事業において必要に迫られて金銭が外部へ出ていく状況や、その金額を表す語として用いられる。
弟子が師匠の学識や技量を超えて優れることを指す。藍染めの染料である藍より取り出した青色が、もとの藍よりも鮮やかであることに由来する表現で、後進が先達を凌ぐ誉れを表す。
「出面」は、人前に顔を出すことを指す。また、日雇い労働者の一日分の賃金を意味する場合もあり、この読み方は「でづら」のほかに「でめん」とも発音される。
機械や装置が外部に対して発揮する力やエネルギーを指す。また、コンピュータなどで処理されたデータを外部に送り出すこと、あるいはその結果を意味し、入力に対応する概念として用いられる。
船が港を離れて航路に向かうことを指す。港を出発する船舶の状態や行為を表し、対義語として入り船がある。
料理店などが注文を受けて、調理した料理を客の自宅や指定の場所まで届けるサービスを指す。また、そのようにして届けられる料理自体も意味する。
出師とは、軍隊を派遣して戦地に向かわせることを指す。ここでの「師」は軍隊を意味し、戦争や遠征のために兵を繰り出す行為を表す。
出水(でみず)とは、大雨などによって河川の水量が急激に増し、水があふれ出す状態を指す。洪水や大水と同義で、橋が流されるなどの被害をもたらすことがある。夏の季語としても用いられる。なお、「しゅっすい」とも読む。
金銭や物品の収入と支出、またその管理を指す。特に金銭の受け払いや帳簿の記録に関して用いられる。
出物とは、売りに出されている品物を指し、特に不動産や骨董品などで値引きされたものをいう。また、皮膚に生じる腫れ物や吹き出物の意味も持ち、さらに俗に屁を婉曲に表現する際にも用いられる。
死出とは、この世を去りあの世へと赴くことを指す。特に死後の世界への旅立ちを暗示し、例えば「死出の旅」は死そのものを、「死出の山」はあの世にあるとされる険しい山を意味する表現として用いられる。
多くの物事や考えが次々と現れ出ること。特に、様々な意見や問題などが絶え間なく発生する様子を指す。
「呈出」とは、ある状態や内容を明らかに示し表すことを指す。また、書類や物品などを差し出して相手に渡す行為も意味し、後者の意味では「提出」と表記されることもある。
書物や文章の中から必要な部分を選び抜き書きすること。また、そのようにして取り出された文章の一部を指す。
卓出とは、周囲のものや同類の中で際立って優れている様子を指す。他を圧倒するほどの卓越性や傑出した性質を備えており、比類のない水準に達していることを表す。
激しい勢いでほとばしり出ること。特に水や湯などが勢いよく噴き出る様子を指し、間欠泉の噴出などに用いられる。
ある事業や寄付などのために、金銭や物品を複数の者がそれぞれ持ち寄ること。また、そのようにして出し合った金品そのものを指すこともある。「醵出」とも書く。
放出とは、内部に蓄えられていたものを外部へと勢いよく出すことを指す。例えば、間欠泉が水を噴き上げるような自然現象や、組織が保有する物資や人材を外部へと送り出す場合にも用いられる表現である。
液体や溶液などから固体成分が分離して現れることを指す。また、化合物を分析して特定の物質を取り出す操作も意味する。転じて、分析や考察を通じて傾向や結論を導き出すことにも用いられる。
門出とは、家を離れて旅や戦いに向かうことを指し、旅立ちや出立と同義である。また、人生において新たな道を歩み始めること、例えば新しい仕事や生活を始める際にも用いられる。「かどいで」と読む場合もある。
任務や業務の遂行のために、特定の場所へ人を送り出すこと。特に、所属する組織から外部の機関や現場へ職員を出向かせる場合に用いられる。
改まった場所や会合などから引き下がってその場を去ること。特に、来賓や目上の者が先立って席を立つ場合に用いられる。
飛出とは、能面の一種で、目を大きく見開き、口も開いた表情を特徴とする。大飛出は神霊の役に、小飛出は畜類の役に用いられる。
書類や備品などを、本来あるべき場所や管理区域から外部へ持ち出すことを指す。特に図書館やオフィスなどで、許可なく資料や物品を持ち出す行為を禁じる場合に用いられる。
新しい考えや方法を工夫して作り出すことを意味する。
液体に浸された物質から、その成分が溶け出してくる現象を指す。特に化学や食品加工などの分野で、溶媒を用いて固体から特定の成分を抽出する過程を表す際に用いられる。
他と比べて特に優れており、際立っている様子を指す。ある分野や技能において、並外れた能力や成果を示すことを表す。
正妻以外の女性から生まれることを指し、またそのようにして生まれた子を意味する。嫡出に対する概念である。
掲出とは、広く人々の目に触れるように掲示して示すことを指す。特に、通知や告示などを公の場に掲げて周知させる場合に用いられる表現である。
捻出とは、工夫を凝らして何かを考え出すこと、また、限られた中から無理をして金銭や物資をやりくりして出すことを指す。特に後者の意味では、費用を捻出するといった表現で用いられることが多い。表記としては「拈出」と書くこともある。
内部にある不要なものを外へ押し出すことを指し、特に有害物質などを外部に放出する場合に用いる。また、生物が体内の老廃物を体外に出すという意味で、排泄と同義として扱われることもある。
危険な状況や苦境にある人や物を、そこから助け出して安全な場所に移すことを指す。特に災害や事故、拘束状態などから生命や身体の安全を確保するために行われる行為をいう。
現出とは、それまで見えなかった物事や状態が実際に姿を現すこと、あるいは、隠れていたものを明らかにすることを指す。
産出とは、天然資源や原材料から有用な産物を取り出すこと、あるいはそれらを加工して新たな製品を生み出すことを指す。特に鉱物や農産物など自然に由来するものを得る場合に用いられる。
ある言語で書かれた文章を別の言語に翻訳して表現することを指す。特に原文の内容や意味を正確に他言語へ移し替える行為を意味し、書簡や文学作品などの翻訳作業において用いられる表現である。
進出とは、それまで活動していなかった新たな分野や地域に進み入り、活動の範囲を拡大することを指す。特に企業や組織が市場を広げるために、海外や他地域に事業展開する場合に用いられる。
傑出とは、他と比較して際立って優れている様子を指す。特に才能や業績において群を抜いている状態を表し、傑出した人物のように用いられる。
書類や意見などを関係する機関や相手に差し出す行為を指す。例えば、申請書や報告書を所定の場所に提出する場合に用いられる。
検査や調査によって、隠れているものや見えにくいものを見つけ出すことを指す。特に、薬物や指紋など、特定の対象を探し当てる場合に用いられる。
湧出とは、液体や気体などが地中から勢いよく噴き出ることを指す。特に石油や温泉などが自然に地表に現れる現象を表し、その豊富な湧出が地域の経済や産業を活性化させることもある。表記としては「涌出」とも書かれ、読み方としては「ヨウシュツ」も用いられる。
中にある物を外へ運び出すことを指す。特に倉庫や建物などから荷物や物品を持ち出す場合に用いられる。
同じような事柄が次々と現れたり起こったりすること。特に、好ましくない出来事や問題が立て続けに生じる状況を指す。
覆うべきものがなく、内部のものがそのまま外部に現れている状態を指す。特に岩肌など自然物が何も覆われずに露出している様子を表す。
摘出とは、全体の中から特定の部分を選び取り出すことを指す。特に、文章や議論から核心となる要点を抜き出す場合や、手術によって体内の病変部や異物を取り除く場合に用いられる。また、隠れている不正や事実を明るみに出すという意味でも使われる。
総出とは、ある集団の全員が揃って外出したり、行動を共にしたりすることを指す。特に家族や団体など、特定の集団の構成員が一人残らず出かける状況を表す際に用いられる表現である。
液体や気体、あるいは感情などが、内部から勢いよく外へと吹き出ることを指す。
すぐれた人材が次々と世にあらわれることを指す。特に特定の分野や時代において、才能に恵まれた人物が続けて現れる様子を表す。
自国で生産された製品や技術、文化などを外国へ販売することを指す。貿易において輸入と対をなす概念であり、国際経済活動の重要な側面を構成している。
同じものが何度も現れること。特に試験や調査などで繰り返し登場する項目や問題を指す。
露出とは、隠れていたものが外部に現れることを指す。例えば、地層や岩肌などが風化や浸食によって表面に現れるような場合に用いられる。また、写真撮影においては、フィルムや撮像素子が光にさらされることを意味し、適切な明るさを得るための操作を指す。
「出来」は「シュッタイ」と読み、事件や出来事が起こることを指す。また、物事が完成する状態を表し、工事の竣工予定などに用いられる。語源は「出来(シュツライ)」が転じたものとされ、「でき」と読む場合は、できたものや収穫の意味となる。
出端(でばな)とは、何かを始めようとする瞬間や、物事が始まったばかりの時期を指す。例えば、出かけようとした時に誰かが訪ねてくるような折や、物事の調子が出始めたところをいう。また、「出端を挫く」という表現は、ちょうど始まろうとしたり勢いがつき始めたりする段階で妨げることを意味する。なお、「ではな」と読む場合もあり、漢字表記の「出鼻」には山の端や岬などが突き出た場所という意味もある。
出挙(すいこ)とは、古代日本において稲の種籾や財物を利息付きで貸し付けた制度を指す。
出生(すいさん)とは、食事の際に鬼神や餓鬼に施すため、少量の飯を取り分けて屋外の屋根などに供える行為を指し、またその飯そのものをも意味する。生飯(さば)とも呼ばれる。読みの「さん」は唐音によるものであり、「しゅっしょう」と読む場合は別の意味となる。
俗世間を離れ、煩わしい世俗のわずらいから脱すること。特に仏道に入り、出家することを指す。「塵」はこの世のけがれや煩悩を表す。
隠遁生活を送っていた者が再び世に出て活躍することを指す。中国三国時代、諸葛亮(孔明)が劉備の三顧の礼に応じて草廬を出て仕官した故事に由来する。
「抉剔」と同じ意味で、物事の本質や核心を鋭くえぐり出して明らかにすることを指す。
正妻ではなく側室を母として生まれることを指し、またそのようにして生まれた子のことをもいう。
「拈出」は、考えや工夫を巡らせて何かを引き出すことを指す。特に、金銭や物資をやりくりして都合をつける場合にも用いられる。同様の意味で「捻出」と表記されることもある。
手術などによって、体内の病巣や異物などをえぐり取って除去すること。主に医学の分野で用いられる表現である。
他と比べて特に優れており、際立っている様子を指す。
液体が物の内部から表面に徐々ににじみ出てくることを指す。特に、多孔質の素材や細かい隙間を通って、ゆっくりと外部に現れる様子を表す。
液体などが勢いよく流れ出ること。また、そのようにして外に出すことを指す。
大飛出は能面の一種で、口を大きく開け、丸みを帯びた目が飛び出しているような表情が特徴である。金泥を用いて彩色され、荒々しくも神々しい威厳を表しており、小飛出と対をなす面である。
小飛出は能面の一種で、特に獣類を表現する際に用いられます。目が大きく見開かれ、口を広く開けた力強い造形が特徴であり、同種の大飛出と比較してやや小ぶりな形態を指します。
世にめったに現れないほど優れた人物や事物を指す。特に、並外れた才能や業績を持つ人物について用いられる。
引出物とは、祝宴などの席で主催者が来客に贈る品物のことを指す。その由来は、かつて馬を庭に引き出して贈った習慣に基づくと言われている。
出石焼は兵庫県出石町で生産される陶磁器で、江戸時代に藩主の御用窯として有田の陶法を取り入れて始まりました。主に白磁や染め付けの作品が知られています。
稲が黄金色に輝き、穂がたわわに実る収穫期の秋を指す。実り豊かな季節の様子を表す表現である。
出来高とは、一定期間内に完成した仕事の総量を指す。また、農作物の収穫量や生産高を表す場合もある。さらに、取引所において売買が成立した総株数や総数量を意味する用語としても用いられる。
師匠が弟子の家を訪れて指導を行うことを指す。また、相撲の世界では、力士が所属する部屋を離れ、他の部屋へ赴いて行う稽古のことも意味する。
出初式とは、新年を迎えて消防関係者が集い、はしご乗りや放水訓練などの演習を公開してその技量を示すとともに、一年の防火安全を祈念する行事を指す。
家から出ることを面倒がり、外出を避けようとする性質。また、そのような傾向を持つ人を指す。
郵便物や書状などを送り出す側の人物を指す。手紙や小包などの発信元を示す語で、受取人と対になる概念である。
脳内の血管が破れ、脳実質内に血液が漏出する疾患を指す。脳内出血や脳溢血とも呼ばれ、突然の頭痛や神経症状を伴うことが多い。
貴重な品物や秘伝の物を家の外へ決して持ち出さず、大切にしまっておくこと。また、他人に見せたり外部に漏らしたりしないように厳重に保管する様子を指す。
変態百出とは、次々と姿や形を変えていく様子を表す四字熟語である。「変態」は形態が様々に変化することを指し、「百出」は次から次へと現れ出ることを意味する。『新唐書』芸文志に典拠を持つ。
破綻百出とは、言動や計画などにおいて欠陥や矛盾が次々と現れ、収拾がつかなくなる様子を表す四字熟語である。物事がうまくいかなくなるような問題が絶え間なく発生し、全体としての整合性が失われる状態を指す。
「悖入悖出」は、道理に反した方法で得たものは、やはり道理に反した形で失われるという意味を表す四字熟語である。『大学』に典拠があり、不義の財や不当な利益は長く続かず、結局は正しい筋道を通さずに失われる運命にあることを説いている。
「悖出悖入」は、『大学』に由来する四字熟語で、道理に外れた方法で得たものは、やはり道理に外れた形で失われるという意味を表す。不義の財は正当に使われることがなく、その獲得と喪失の過程自体が道理に悖っていることを示唆している。
独出心裁とは、他人の真似ではなく、自らの創意と工夫によって独自の考えや方法を編み出すことを意味する。特に芸術や創作の分野において、斬新で他に類を見ない発想や手法を生み出す様子を指して用いられる。
超塵出俗とは、世俗の垢や煩わしさを超越し、俗世間の常識や習慣から抜け出た境地を指す。