ある分野において最上級の水準に位置し、他を凌ぐ優れた品質や地位を指す。また、他に類を見ない独自の様式や方法を表すこともあり、学問や芸術などの特定の流派を指して用いられる場合もある。
特定の分野で活動する女性を指す語で、主に芸術・文化・学術などの領域で活躍する女性に対して用いられる。例えば「女流作家」「女流棋士」などのように、その分野における女性であることを特に示す修飾語として機能する。
本流に合流する川の流れを指し、また本流から分岐した川のこともいう。転じて、ある物事の根源から派生した分派や分家といった系統を表す場合にも用いられる。「枝流」と表記することもある。
他流とは、武術や芸道などの分野において、自分が属している流派とは異なる他の流派や流儀を指す言葉である。異なる系統の技術や様式を持つ相手との試合や交流を「他流試合」などと表現する。
本流とは、川において支流と区別される主要な流れを指す。また、転じて思想や芸術などの分野において、中心となる傾向や系統を意味する。
川の下流を指すほか、転じて子孫や学問・芸術などの流派の後継者、また時代の終わりの時期を意味する。
世間によく知られた人々を指し、特に上流階級や伝統ある分野で高い地位や名声を持つ人々をいう。
乱流とは、大気や河川などの流体が運動する際に、速度や圧力が不規則に変動する複雑な流れの状態を指す。層流と対照をなす概念であり、流体内部に微小な渦や攪拌が生じ、流線が整然としない特徴を持つ。
亜流とは、本来の一流を模倣するにとどまり独自の創造性に欠けるもの、あるいはそのような人物を指す。また、同じ流派に属する者を意味する場合もある。
対流とは、流体内部において温度差によって生じる密度の違いにより、熱せられた部分が上昇し、冷えた部分が下降する循環運動を指し、これによって熱が運ばれる現象をいう。主に気体や液体で見られる熱伝達の一形態である。
勢いよく激しく流れる水の流れを指し、特に川や滝などで見られる急激な流れを表す。
放流とは、堰き止められていた水を流すことを指し、ダムなどからの放水を意味する。また、養殖や資源保護のために魚介類を河川や湖沼など自然の水域に放つ行為も含まれる。
水や空気などの流体が、通常とは反対の方向へ流れること。また、そのような流れそのものを指す。例えば、川の水が海へ向かうのではなく、海水が川の上流へと流れ込む現象などがこれにあたる。
風流とは、上品で趣のある様子を指し、特に自然の美しさや詩歌・芸術を愛でる洗練された情感を表す。また、世俗を離れて風雅な道楽に親しむことを意味し、そのような境地を理解する人を風流人と呼ぶ。
時流とは、ある時代における社会一般の風潮や流行、人々の考え方や行動の傾向を指す。時代の流れに沿った変化や、その時々に広く受け入れられる価値観や好みを意味し、「時流に乗る」などの表現で用いられる。
水中に浮かんだ状態で移動すること。特に、機雷などが水面や水中を漂いながら流される様子を指す。
流れる光を意味し、転じて月日が過ぎ去ることを指す。また、水面に揺らめく月光の輝きを表すこともある。
流石とは、評判や期待に違わず、その通りであることを表す。また、そうは言ってもやはり、という逆接の意味でも用いられる。さらに、あれほどの人物や状況であっても、という限界を示す場合にも使われる。
会合が予定されていたにもかかわらず、何らかの事情により開催されずに中止となることを指す。特に、総会などで定足数に満たない場合に用いられることが多い。
流質とは、質屋に物品を担保として預け入れた借金について、約束の返済期限までに返済がなされない場合に、その担保品の所有権が質屋に移転することを指す。また、そのようにして質屋の所有となった物品そのものをも意味する。
「流行性感冒」の略称で、インフルエンザウイルスによって引き起こされる急性呼吸器感染症を指す。季節性の流行を示し、特に冬季に感染が拡大しやすい傾向がある。
流儀とは、個人や集団が長い時間をかけて培い、独自のものとして確立した物事のやり方や手法を指す。特に、芸道や武術などの分野において、家元や流派ごとに伝承される固有の形式や方法を意味し、その伝統に基づく規範や様式を表す言葉である。
宇宙空間を漂う小天体の破片が地球の大気圏に突入する際、空気との激しい摩擦によって高温となり、一瞬の輝きを放つ現象。また、その光跡を指す。
流れる血、あるいは血が流れることを指す。特に殺傷事件や戦闘などで生命が失われるような事態が発生し、血が流れる状況を意味する。
気体と液体のように、一定の形を持たず流動する性質を持つ物質の総称を指す。
故郷や定住の地を離れ、さまよい歩くこと。また、そのような状態を指す。
詩文や音楽などが、滑らかに流れるように美しく、優雅な趣があることを表す。
液体などが内部へと流れ込むことを指す。また、より広く、資本や人口などが外部から入り込む状況にも用いられる。対義語は「流出」である。
感情や心情が自然に外に現れること。また、そのように表れること。
芸術や学問などの分野において、同じ系統に属しながらも、独自の主義や手法によって分かれた一つの派閥を指す。
寒帯地方の海水が凍結してできた氷が割れ、海流や風に乗って海上を漂流しているもの。特に春先に沿岸に接近・接岸する現象を指す。
流民とは、戦乱や飢饉などの災厄を逃れるため、あるいは生活の糧を求めて、故郷を離れて各地を転々と移動する人々の集団を指す。流浪の民とも呼ばれ、定住地を持たず漂泊する生活を送る者を総称する語である。
世間一般に広く伝わり行き渡ること。特に噂や情報、思想などが人々の間に普及する様を指す。
流浪とは、定まった住処や行き先を持たずに、あてもなくさまよい歩くことを指す。浮浪や放浪と同様に、不安定な生活を送りながら各地を移動する状態を表す。
配流とは、罪人を遠方の地へ送る刑罰を指す。特に江戸時代には、島流しなどの形で実施された。流刑や配謫と同義であり、「ハイリュウ」と読む場合もある。
清らかに澄みきった水の流れを指す。また、そのような清らかさを比喩として、高潔な人格や清廉な人柄を表すこともある。さらに、由緒正しい家系やその出身者を形容する際にも用いられる表現である。
貫流とは、川などが地域を横切って流れ続けることを指す。特に平野や土地を貫通して流れる様子を表し、途切れることなく連続した流れが持続するイメージを含む。
川の流れの始まる地点、すなわち水源を指す。また、転じて、物事や文化、思想などが最初に生じた起源や根本を意味する。
遠流とは、古代日本の律令制における流罪のうち最も重い刑罰を指し、都から遠く離れた佐渡や伊豆などの辺境の地へ追放することを意味する。
導体の中を電荷が移動する現象を指し、その大きさはアンペアを単位として表される。
嫡流とは、家系において正統とされる本家の血筋を指す。特に武家や公家などで、宗家から分かれた庶流に対して、始祖から連なる主要な系統を意味する。
水が本来の河道を外れて、周囲に広がりながら流れることを指す。
整流とは、電気において交流を直流に変換することを指し、そのための装置を整流器という。また、流体力学の分野では、乱れた流れを整え滑らかにすることを意味し、整流板などの部品が用いられる。
水の勢いが非常に激しく、速い速度で流れる様子を指す。特に川や滝などで、水量が多く流れの急な状態を表し、奔流や急流と同義に用いられる。
還流とは、水や空気などの流れが元の方向へ戻ることを指す。また、蒸留の過程において発生した蒸気が冷却され凝縮し、再び元の場所に戻る現象、あるいはその液体を意味する場合もある。表記としては「環流」と書くこともある。
流竄とは、罪を犯した者が刑罰として遠隔の地へ追放されることを指す。島流しや流刑に相当する処罰を意味する語である。
言葉や文章が滞りなく滑らかに出てくる様子を指す。特に言語の運用において、途切れることなく自然に話される状態を表す。
涙が流れ出ること、またその涙を指す。悲しみや感動などの強い感情によって自然と涙がこぼれる様を表す。
流眄とは、視線を流すように横目で物事を見ることを指し、直接まっすぐに見つめるのではなく、そっと目を走らせるような見方を意味する。
「流民」と同じく、住む土地を離れて流浪する民を指す。特に、定住地を失い、さまよい歩く人々をいう。
水の勢いが激しく速い流れを指し、特に川や滝などで見られる急流を意味する。
遠方の地へ追放すること。特に島流しの刑に処することを指す。
日置流は、室町時代に日置弾正正次によって創始された弓術の流派である。
火山の噴火に伴い、高温の火山砕屑物と火山ガスが混合して地表を高速で流下する現象を指す。その速度は時速100キロメートルを超えることもあり、破壊力が極めて大きい。
大気中で上昇気流と下降気流が不規則に入り乱れ、急激な変化を起こしている状態を指す。航空機がこの中を飛行すると機体が大きく揺れ、操縦が困難になるため、航空安全上の重大な危険要因の一つとされる。
宝生流は能楽の流派の一つであり、観世流や喜多流などと並ぶ主要な流儀である。
能楽における五流派の一つで、最も古い歴史を持つ流派である。世阿弥の影響を受け、金春禅竹が中興の祖としてその芸系を確立した。
金釘流とは、文字の書き方が下手で、まるで金釘(かなくぎ)をつないだように見えることをあざけっていう語である。パソコンなどの普及により、こうした字を書く人々が助けられたという文脈で用いられることもある。
貴種流離とは、高貴な身分や家柄の者が、何らかの事情によって故郷を離れ、遠くへ流浪することを指す。特に神話や伝説、文学作品において、神や貴人が試練を受けるために地上を遍歴するというモチーフを表す。
開源節流とは、財源を開拓して収入を増やすと同時に、支出を抑えて流出を節約することを指す。健全な財政運営の基本方針を表す四字熟語であり、『荀子』「富国篇」に由来する。
「衍曼流爛」は、悪しきものなどが際限なく広がり、あたり一面に蔓延するさまを表す四字熟語である。「衍曼」は限りなく広がりはびこる意、「流爛」は散り散りになって広く行き渡る意をそれぞれ含み、合わせて広範に浸透しきらぬところがない状態をいう。「曼」は「漫」と書くこともある。
「依流平進」とは、特別な才能や功績がなくても、年功序列に従って順調に出世していくことを意味する。『南史』王騫伝に由来する四字熟語で、組織内での安定した昇進の様子を表す。
一時名流とは、ある時代に限って名士として知られた人物を指す。『世説新語』「品藻」に見える語で、真の意味での名士ではなく、その時代の評判に過ぎず、後世にまで名を残すほどの人物ではないことを示す。
流星光底とは、振り上げた刀剣が一瞬きらめく閃光を、流星の光にたとえた四字熟語である。勢いよく振り下ろされる刀の下を意味し、その光の儚さと鋭さを表す。頼山陽の「題不識庵撃機山図」にも見られる表現で、「底」はここでは下を指す。
流水落花は、唐の詩人高駢の「訪隠者不遇」に由来する四字熟語で、流れる水と散りゆく花の様子を表します。これは春の終わりや物事の盛りを過ぎた情景を描写するほか、はかなく消えゆくものや、過ぎ去って戻らない時間への感慨を込めて用いられます。
「流連荒亡」とは、遊興に耽り家に帰ることを忘れたり、酒宴や狩猟などの享楽にふけり、ついには国を滅ぼすに至ることを意味する四字熟語である。『孟子』梁恵王篇に由来し、「流連」は帰宅を忘れて遊びに耽る様を、「荒亡」は度を越した狩猟や酒宴にふけることを指す。
落花流水は、散った花が水に流れていく様子から、過ぎゆく春の景色のたとえとして用いられる。転じて、人の身の衰えや零落するさまを表すこともある。また、落花を男に、流水を女に見立て、互いに慕い合う相思相愛の情の喩えとしても使われる。