死者を悼むために打ち鳴らす鐘を指す。葬儀や追悼の際に用いられ、荘厳で哀悼の意を込めた音色を響かせるものである。
半鐘とは、火の見櫓の上部に吊るされた小型の釣り鐘のことで、火災発生時などに鳴らして地域住民に緊急事態を知らせる警報装置として用いられる。
火災などの緊急事態を告げるために激しく打ち鳴らす鐘、またはその音を指す。転じて、不安や緊張から心臓の鼓動が激しくなる様子を、その鐘の音に喩えて表現する。
夕暮れ時に寺院や教会で鳴らされる鐘のこと。入相の鐘とも呼ばれ、一日の終わりを告げるものとして響き渡る。
夕暮れ時に寺院などで打ち鳴らされる鐘、あるいはその音色を指す。一日の終わりを告げるもので、入相の鐘や晩鐘とも呼ばれる。
鐘と太鼓のことで、特に寺院や祭礼などで用いられる打楽器を指す。
寺院の境内に設けられた、梵鐘(つりがね)を吊るして時を告げるための建物。撞木で鐘を打ち鳴らすことから、鐘撞き堂とも呼ばれる。
夾鐘とは、陰暦二月を指す異称であり、また中国の十二律における第四の音名を表す。日本の雅楽で用いられる音名では勝絶に相当する。
寺院に吊るされ、時を告げたり法要を鳴らしたりするために用いられる大型の鐘で、主に青銅で鋳造される。
金鐘児はスズムシ科の昆虫で、本州以南の草地に生息する。初秋の頃、雄は前翅を擦り合わせて「リーンリーン」と透き通るような音色を響かせる。その鳴き声が黄金の鐘の音に喩えられることから、この漢字名が付けられた。表記には「鈴虫」も用いられる。
「掩耳盗鐘」とは、自分の耳を塞いで鐘を盗むという故事に由来する四字熟語で、愚かな行為の喩えとして用いられる。自分だけが聞こえなければ他人にも気づかれないと思い込むような、自分自身を欺く浅はかな策略を弄し、悪事を行うことを指す。転じて、自らの過ちや都合の悪い現実から目を背け、真相を認めようとしない愚かさのたとえともなる。出典は『呂氏春秋』の「自知」篇である。
飯後之鐘は、食事を終えた後に鳴らされる鐘の音を指す四字熟語で、日常の決まった時間や習慣を表す表現として用いられます。転じて、物事が規則正しく行われる様子や、時機が過ぎて手遅れになることの喩えとしても使われます。
鐘を鳴らし鼎に盛ったご馳走を食する意から、音楽を奏で山海の珍味を並べる豪華な食事を指し、富貴な身分の者の贅沢な生活を表す。