基本情報
意味
うるし、塗料、黒い
読み方
音読み
訓読み
書き方
画数ごとの書き順
意味
1
ウルシ科の落葉高木。主に東アジアに分布し、樹皮から樹液を採取する。
2
その樹液から得られる塗料。防水性・耐久性に優れ、光沢があり、漆器や工芸品の仕上げに用いられる。
3
漆のように濃く光沢のある黒色を表す。特に「漆黒」という語で用いられる。
4
数字の「七」の大字として、契約書など改竄防止を目的とした正式な文書で用いられる。
5
中国や日本における河川の名称として用いられることがある。
熟語
石漆とは、ウルシの木の枝から採取したままの状態の液を指す。粘性が高く、主に接着剤として用いられる。表記としては「瀬〆漆」とも書かれ、読み方には「せしめうるし」のほか、「いしうるし」と読む場合もある。
金漆はウコギ科の落葉高木で、山地に自生する。葉は手のひら状の複葉であり、樹皮は灰色をしている。夏には黄白色の小花を球状につけ、後に黒色の実を結ぶ。また、この樹脂から採られる塗料のことも指し、「漉油」と表記されることもある。「ゴンゼツ」とも読まれる。
乾漆とは、漆の液を長期間貯蔵して乾燥させ固形化したものを指し、漢方薬として用いられる。また、奈良時代に中国から伝来した工芸技法の名称でもあり、漆で麻布を幾重にも貼り重ねて成形し、上塗りを施して仏像などを制作する方法をいう。
漆喰は、石灰を主成分とし、これに粘土やふのりなどを混ぜ合わせて作られる建築材料である。主に壁や天井の下地を塗り固める左官仕上げに用いられ、その名称は石灰の唐音「シックイ」に由来する。「漆喰」の表記は当て字である。
蔦漆はウルシ科のつる性落葉植物で、山地に自生する。他のものに絡みついて生長し、初夏には黄緑色の小さな花を咲かせる。樹液には毒性があり、皮膚に触れるとかぶれを生じることがある。秋には鮮やかに紅葉し、その美しさが知られている。