気分が塞ぎ込んで晴れやかでない状態を指し、心に重苦しいもやもやとした感覚が続く様を表す。特に外部からの圧力や悩み事によって生じる、抑圧された精神状態をいう。
陰鬱とは、空模様や気分などが晴れやかでなく、重苦しく沈んだ様子を指す。物事の雰囲気や人の心の状態が暗く、憂うつで息苦しい感じがすることを表す。
憂鬱とは、心が重く沈み、晴れやかさを失った状態を指す。物事が思うように進まず、気分が塞ぎ込んでしまう様子を表し、悒鬱や幽鬱とも書く。例えば、試験が近づくなど、何らかの心配事やプレッシャーを感じる際に生じやすい精神状態である。
鬱鬱とは、心にわだかまりがあって晴れ晴れとせず、気分が沈んでいる様子を指す。また、草木が深く茂り、生い茂っている状態をも表す。
心が塞ぎ込んで晴れ晴れとせず、内にこもったもやもやとした感情が解消されない状態を指す。長く続く憂鬱な気分や、行き場のない不満が心の中に蓄積している様子を表す。
鬱血とは、静脈血の流れが妨げられることにより、身体の特定の組織や器官に血液が滞留する状態を指す。
心にわだかまりが生じて晴れ晴れとせず、もやもやとした感情が解消されない状態を指す。
鬱散とは、鬱屈した気分や心のわだかまりを解きほぐし、晴れやかな気持ちにすることである。気分転換や憂さ晴らしを意味する。
鬱積とは、主に不平や不満、怒りなどの感情が発散されることなく、心の中に積もり重なっていく状態を指す。
鬱然とは、草木が生い茂って繁っている様子を表す。また、物事が盛んに栄えている状態を指すこともある。さらに、心が塞がって晴れない気持ちや、もやもやと鬱屈した心境を意味する場合もある。「蔚然」と書くこともある。
鬱病とは、気分が沈み、意欲や興味が著しく低下する精神疾患である。抑うつ気分や不安感が持続し、睡眠や食欲の障害を伴うことも多い。双極性障害のうつ状態を指す場合もある。
鬱憤とは、長い間心の中に溜まり続けた怒りや不満、恨みなどの感情を指す。外に表に出さずに内に秘め、蓄積された状態をいう。
鬱勃とは、気力や闘志が内に充実し、外に向かって漲り溢れんとする様子を表す。特に、抑えきれないほどの活力や意気込みがみなぎっている状態を指す。
鬱金はショウガ科の多年草で、熱帯アジアが原産地である。その葉は大きく、バショウの葉に似た形状をしている。根茎は止血剤として用いられるほか、黄色の染料の原料ともなる。また、この植物の根で染められた鮮やかな黄色そのものを指して鬱金と呼ぶこともある。
悒鬱とは、心にわだかまる憂いや不安によって気分が塞ぎ込み、晴れやかさを失った状態を指す。また、そのような様子を表す。漢字表記としては「憂鬱」や「幽鬱」も用いられる。
気分が塞ぎ込み、晴れやかでない状態を指す。心にわだかまりがあってすっきりせず、重苦しい感情が続く様子を表す。
鬱怏とは、心にわだかまりがあって晴れ晴れとせず、気分がふさぎ込んでいる様子を指す。物事が思うように進まず、もやもやとした不快感や不満を内に抱えている状態を表す。
鬱乎とは、草木が生い茂り繁る様子を表し、転じて物事が盛んに栄えるさまを指す。
鬱蒼とは、樹木や草が密生して暗く感じられるほど生い茂っている様子を表す。鬱然や蔚然と同様に、深く茂った森や林の印象を言い表す語である。
心にわだかまりがあって気持ちが晴れず、塞ぎ込んでいる様子を指す。
鬱塁神荼とは、中国の神話に登場する二柱の門神を指す四字熟語である。鬱塁と神荼は兄弟神とされ、古来より魔除けや厄除けの力を持つと信じられており、門扉にその像を貼り付けて家屋を守護する習俗が生まれた。後に、この言葉は門神一般を表す表現としても用いられるようになった。
鬱肉漏脯とは、腐った肉や屋根から漏れた雨水に濡れた干し肉を指し、食べると害を及ぼす危険な食物のたとえです。転じて、一見有益そうに見えながら実は害をもたらすものや、外見は立派でも内実が腐敗している状態を意味します。
鬱鬱勃勃とは、内に秘めた力や気力が充実し、外に向かって勢いよく湧き出る様子を表す。鬱々とした深い生命力が勃勃とした躍動感をもって発現するさまを指し、主に意気込みや生気が旺盛な状態を形容する際に用いられる。
鬱鬱葱葱とは、樹木や草花が生い茂り、青々と豊かに繁っている様子を表す。また、気配や勢いがみなぎり、盛んに立ち上るような状況にも用いられる。
鬱鬱怏怏とは、心にわだかまりや不満を抱え、気持ちが晴れずに沈み込んでいる様子を表す四字熟語である。「鬱鬱」は心が塞ぎ込み思い悩むさまを、「怏怏」は不満足で快活でないさまを意味し、合わせて内にこもった憂鬱と不満の状態を指す。
医鬱排悶とは、心に溜まった憂鬱な気分や煩悶を解きほぐし、気分を晴れやかにすることを意味する四字熟語である。「医鬱」は鬱屈した心情を癒すことを指し、「排悶」はもやもやとした心のわだかまりを取り除くことを表す。
沈鬱頓挫とは、詩文の風格が深く重厚で、その表現に起伏や変化に富んだ趣があることを指す。杜甫が自らの詩風を評した言葉に由来し、情感の深みと表現の巧みさを併せ持つ優れた文芸作品の特質を表す。