非毀とは、他人の欠点や過ちをあばき立て、その名誉を傷つける行為を指す。誹謗と同義であり、「誹毀」と表記することもある。
非業とは、平安時代において諸国の博士や医師のうち、試験合格などの正式な手続きを経ずに任ぜられた者を指す。読みは「ヒギョウ」であり、「ヒゴウ」と読む場合は別の意味となる。
社会の規範や道徳に反する行為を指し、特に青少年が法律や社会通念から逸脱した行動をとることをいう。
非業とは、前世の報いによるものではなく、現世において思いがけずに降りかかる不運や災難を指す。特に、予期せぬ不幸な死を遂げることを「非業の死」と表現する。読みは「ひごう」であり、「ひぎょう」と読む場合は別の意味となる。
非才とは、才能に乏しいこと、あるいは才能がないことを指す。また、自らの能力を謙遜して言う場合にも用いられる。「菲才」と表記することもある。
程度が普通の範囲を超えてはなはだしいさまを表す。また、日常では起こりにくい異常な事態や、予期せぬ出来事を指す場合にも用いられる。
非違とは、法律や道徳に背き、正しい規範から外れた行いを指す。特に法令違反や不正行為を意味し、公務員の職務規律に関連して用いられることが多い。
非職とは、職務に就いていない状態を指す。また、公務員などが身分を保持したまま職務から離れている場合にも用いられ、休職に近い意味を持つ。
非運とは、巡り合わせが悪く、不幸な出来事に見舞われることを指す。幸運に恵まれない状態を表し、否運とも書く。
非斥とは、相手の欠点や問題点を指摘し、受け入れずに遠ざけようとすることを指す。
道理や人としての道徳に外れていること。また、そのような行為や様子を指す。
非難とは、他人の欠点や過ちを指摘し、とがめ立てることを指す。また、そのような批判の言葉そのものを意味することもある。漢字表記としては「批難」を用いることもある。
交代制勤務において、当番や当直などの勤務に就いていない状態を指す。また、そのような状態にある人を指すこともある。
非望とは、自分の身分や能力に見合わないほど大きな望みを抱くことを指し、高望みや野望とも表現される。
普通の水準をはるかに超えて優れている様子。並外れた才能や能力を持ち、平凡とは一線を画す特異な性質を指す。
非命とは、天命を全うすることなく、思いがけない災難や事故によって死ぬことを指す。非業の死や横死と同様の意味を持つ。
道理に外れていること。物事の筋道や論理に合わないさまを指し、不当で正しくない状態を表す。
礼儀に反する行為や態度を指し、社会規範や対人関係において適切とされる礼節を欠いている様子を表す。無礼や失礼と同義で、相手に対する敬意や配慮が不足している状態を意味する。
過去に犯した過ちや誤りを指す語で、主に「前非を悔いる」などの表現で用いられる。
人非人とは、外見は人間でありながら、人間としての本質を失い、道徳や倫理に反する行為に及ぶ者のことを指す。人間であることを否定されるほどに情理をわきまえない者、あるいは人としての情けを欠いた冷酷な人物をいう。
金属の性質を持たない物質を指す。また、非金属元素の略称として、金属以外の元素全般を総称する場合にも用いられ、例えば酸素や水素、硫黄などがこれに含まれる。
法律の規定に反している状態、あるいはそのような性質を指す。特に、法そのものの正当性を否定する含意を持つ点で、「違法」とは異なるニュアンスがある。
平常とは異なる重大な事態が発生した際のことを指し、特に戦争や大規模な災害など、社会全体が危機に直面するような特別な時期を意味する。
常識に欠けていること。社会一般の通念や良識から外れた言動や考え方を指す。
斎非時は、僧侶の食事を指す語である。特に、午前中に行われる正式な食事「斎」と、午後に摂る食事「非時」の両方を総称する。本来、出家者の食事は午前一回が基本であったことから、この区別が生じた。法要などの折に僧侶に供される食事のこともいう。
悪逆非道とは、人としての道理に著しく背く残虐な行為を指す四字熟語である。悪逆と非道はいずれも道理に外れたひどい行いを意味し、これらを重ねることで、その非道さや残酷さを強く強調した表現となっている。
面目全非とは、もとの様子がすっかり変わってしまい、まったく見分けがつかなくなる様子を表す四字熟語である。特に、物事がひどく損なわれたり、改変されたりして、以前の面影をまったく留めていない状態を指す。
物は昔のままであるのに、かつてそこにいた人はすでに変わってしまっているという意味で、風景や場所は変わらないのに、かつての人物や状況がすでに変わってしまったことを表す。時間の経過や人の世の無常を感慨深く詠う表現である。
非義非道とは、道理に外れ道義に反することを指し、極めて不当で理不尽な行為や状態を表す。
非難囂々とは、多くの人々が騒がしく激しい口調で非難する様子を表す四字熟語である。囂々たる喧騒の中、非難の声が轟くように響き渡る状況を指し、世論や周囲の批判が集中して沸き立つさまを意味する。
「非常之功」とは、並外れた才能や努力によって成し遂げられた、世にも稀な偉大な功績を指す。普通の人々の及ばぬ、卓越した手柄や業績を意味し、歴史書『史記』にその由来を見ることができる。