久離(きゅうり)とは、江戸時代に親族が連帯責任を負う制度において、素行不良の子弟が一族に迷惑をかけることを防ぐため、その者との縁を絶つことを指す。勘当に相当する行為であり、「久離を切る」などの形で用いられる。表記は「旧離」と書かれることもある。
乱離とは、戦乱や騒動によって秩序が崩れ、人々が散り散りになることを指す。特に国家が混乱に陥り、家族や集団が離散する状態を表す語である。
背離とは、本来従うべきものから離れ、それに反する方向へ向かうことを指す。特に、期待や規範、集団の意思などから外れる場合に用いられる。
故郷や定住の地を離れ、さまよい歩くこと。また、そのようなさまよいの状態を指す。
光や色が複雑に入り混じり、美しく輝き乱れるさまを表す。特に、宝石や虹などがきらめく様子や、多様な色彩が交錯する華やかな光景を指す。
電離とは、原子や分子が電子を放出または吸収することでイオン化する現象を指す。特に、酸や塩基などの電解質が溶液中で陽イオンと陰イオンに分かれる電気解離の過程を意味し、大気中の電離層のように気体がイオン化する状態にも用いられる。
所属する政党から脱退すること。特に、党の規律違反や政策への不満などを理由に、自らの意思で党籍を離れる行為を指す。
乳児が成長するにつれて、歯が生え始め、母乳やミルク以外の食物を摂取し始める過程を指す。これにより、徐々に乳汁からの栄養摂取から離れ、固形食へと移行する。
これまで従っていた者や所属していた者が背き、関係を断つこと。特に組織や集団において、成員が忠誠心を失い、その結束から抜け出る状態を指す。
離宮とは、皇居や王宮から離れた別の場所に設けられた、天皇や皇族のための宮殿を指す。
離恨とは、愛する人や親しい人と別れなければならないことから生じる悲しみや苦しみを指す。離別の寂しさや心の痛みを表し、胸に去来する切ない感情をいう。
離れ離れになること。特に家族などがばらばらに散らばる状態を指し、四散する様子を表す。
「離離」とは、稲穂や果実が豊かに実って重たげに垂れ下がっている様子を表す。また、草木が生い茂り、繁っているさまを指すこともある。さらに、物事が互いに離れ離れになる状態を意味する場合もある。
暗礁に乗り上げた船が、その障害から脱して再び航行可能な状態になることを指す。
本来一体であるべきものや結びついているべきものが分かれて離れることを指す。特に、理想と現実、理論と実践、あるいは人々の心や考え方などが、本来あるべき状態からかけ離れてしまう状況を表す際に用いられる。
侏離とは、外国語の話し声が聞き取れず、その意味が理解できない様子を表す。異国の言葉が耳に入っても、それが何を意味するのか判然とせず、ただ音の響きだけが立ち込めているような状態を指す。
離州とは、座礁していた船が州から離れて再び浮かび上がることを指す。
離叛とは、これまで所属していた組織や集団から離れ去り、それに背くことを指す。特に忠誠を誓っていた主君や、帰属していた勢力に対して反旗を翻す行為をいう。
水垢離とは、神仏への祈願や修行の前に、冷水を浴びて身体を清め、心身の穢れを祓う行為を指す。水行や禊の一種であり、単に「垢離」とも呼ばれる。
寒中に冷水を浴びて行う修行のことで、心身を清め、神仏に祈願するための荒行を指す。寒行の一種である。
貴種流離とは、高貴な生まれの者が故郷を離れ、諸国を流浪する運命をたどることを指す。特に神話や伝説、文学作品において、神や貴人の子孫が試練や受難を経て成長するという物語の類型を表す。
仏教用語で、煩悩に満ち汚れたこの世を厭い離れ、浄土を願う心を指す。「厭離」は穢れた俗世を厭い離れること、「穢土」は不浄な現世を意味し、往生要集に由来する。
遠塵離垢とは、仏教において煩悩や迷いの世界から離れ、清浄な悟りの境地に至ることを意味する。文字通りには「塵を遠ざけ垢を離れる」と解され、心身の汚れを払い、真理を体得した状態を表す。
会者定離とは、出会った者は必ず別れの時を迎えるという意味の四字熟語であり、この世の無常を表す言葉である。「定」は必ずの意で、人と人との縁が常に変化し続ける儚さを説いている。
一離一合とは、人や勢力が離れたり合ったりすることを指し、特に人間関係や集団の間で繰り返される離合集散の様子を表す四字熟語である。
一合一離とは、人との関係を結んだり離れたりすることを指す四字熟語で、一離一合ともいう。人間関係や同盟などが状況に応じて変化する様子を表し、『戦国策』燕策に由来する。類似の表現に一聚一散がある。
離合集散とは、人々や組織が離れたり集まったり、あるいは結びついたり別れたりすることを指す四字熟語です。人間関係や集団の状態が絶えず変化し、安定しない様子を表します。
離群索居とは、人里離れた場所に身を置き、世間との交わりを絶って孤独に暮らすことを指す四字熟語である。群れから離れ、寂然として独り住まう様を表し、隠遁生活や世俗からの隔絶を意味する。出典は『礼記』檀弓篇に求められる。
乱離拡散とは、戦乱や動乱によって社会秩序が崩壊し、人々が各地に散り散りになり、世の中が荒廃し混迷を極める状態を指す四字熟語である。「乱離」は「らり」とも読み、離散と混乱を意味する。