分掌とは、組織や集団において、業務や職務を複数の部分に分け、それぞれを特定の個人や部署が責任と権限をもって担当することを指す。
合掌とは、両手のひらを合わせて拝む動作を指し、祈りや敬意を表す際に行われる。また、日本建築においては、二本の木材を山形に組み合わせた構造を指し、合掌造りと呼ばれる屋根の形式に用いられる。
掌酒(さかびと)とは、古代において神事に供えるための酒を醸造し、その管理を担当した者のことを指す。酒人とも表記される。
手のひらの中にしっかりと握りしめることを原義とする。転じて、人や組織、権力などを自分の意のままに動かし支配することを指す。
掌の皮膚に刻まれた細かな隆起線を指す。その形状は個人ごとに異なり、生涯を通じて変化しない特性を持つため、個人識別の手がかりとして用いられる。
掌侍は、律令制における内侍司の判官を指す。内侍司は後宮の儀式などを司る役所であり、掌侍はその職員の監督などを担った。なお、「しょうじ」とも読む。
手紙や品物などを受け取ることを意味する語で、特に「落手」と同義であるが、より改まった表現として用いられる。
特定の事務や業務を権限をもって管理し、取り仕切ること。組織や団体において、ある分野の職務を担当し、その運営や監督にあたることを指す。
熊の手のひらの肉を指し、中国において古くから珍重される食材の一つである。
掌編とは、短編小説よりもさらに短い文学作品を指す。掌に載るほど小さな作品という原義から、ごく短い小説や随筆などの文芸形式をいう。
鞅掌とは、休む暇もないほど多忙で、仕事に追われている様子を指す。特に、職務や業務に忙殺され、身を休める余裕のない状態を表す。
サボテン科に属する植物の総称で、南北アメリカ大陸を原産地とする。葉は針状に退化しており、水分を蓄えた多肉質の茎が特徴で、その形状は球形や円柱形など多様である。多くの種がラッパ状の鮮やかな花を咲かせる。別称としてシャボテンやカクタスがあり、「覇王樹」の表記も用いられる。
仏掌薯はヤマノイモ科のつる性多年草で、ナガイモの一品種である。塊根は手でこねて丸めたような独特の形状をしており、食用とされる。別名としてコブシイモやツクイモとも呼ばれる。漢名に由来するこの名称は、「捏ね薯」と表記されることもある。
掌上明珠とは、手のひらに載せて大切にする真珠という意味から、非常に大切にしている人や物を指す。特に、両親が溺愛する娘のことを喩える表現として用いられる。
「弧掌難鳴」とは、片手だけでは拍手の音が鳴らず、物事が一人では成し遂げられないことを意味する。『韓非子』「功名」に由来し、協力者や仲間がいなければ何事も成就しがたいという喩えとして用いられる。