一服とは、粉薬を一回分取り分けた量を指し、特に毒薬の一回分を意味することもある。また、茶やたばこを一度味わい楽しむことや、仕事や作業の合間に短く休息をとることをも表す。
「不服」とは、ある事柄に対して納得がいかず、心から受け入れられない状態を指す。また、そのような心情から、相手の指示や決定に従うことを拒む態度や行為も表す。
元服とは、古代日本の貴族や武士階級において、男子が成人に達したことを示すために行われる儀式を指す。この儀式では、少年が初めて成人の装束である冠を頭に着けることから、「元」を頭の意とし、「服」は冠を着用する行為を表している。
礼服とは、冠婚葬祭などの儀式や公式の場において着用する正式な服装を指し、礼装に準じる格式ある衣服を意味する。
困難や障害に立ち向かい、努力してそれを乗り越えること。また、苦境や苦難を努力によって打ち負かし、それを解決すること。
私服とは、制服や作業服など特定の服装を義務付けられていない状況で、個人が自由に選択して着用する衣服を指す。また、転じて、そのような平服を着て職務に当たり、身分を隠して行動する刑事警察官を指す場合もある。
相手の圧力や権威に抗しきれず、自らの意思を曲げて従うこと。抵抗を諦めて服従する状態を指す。
武力によって敵を従わせることを指す。また、困難な課題や未踏の領域を克服し、成し遂げる意味でも用いられる。
相手の意見や主張を納得して受け入れ、それに従うことを意味する。特に、理屈や説明に対して心から理解し、同意する態度を表す。
服部とは、機織りをすること、またそれを生業とする人を指す言葉である。織工を意味し、「はたおり」が転じて「はとり」となったとされる。
服役とは、兵役や懲役などの義務に従事することを指す。特に、刑罰として刑務所などで刑期を過ごす場合に用いられる。
薬を飲むこと。特に、医師の指示に従って定められた薬を決められた方法で摂取する行為を指す。
服用とは、薬を口から摂取する行為を指す。特に医薬品を指示通りに飲むことを意味し、通常は用法や用量を守って行われる。
罪を認めて刑罰を受けることを指す。罪を犯した者が自らの過ちを認め、それに相応する刑に服する状態を表す。「伏罪」とも表記される。
他人の意志や命令に逆らわずに従うことを指す。抵抗や反発をせずに相手の意向を受け入れる態度や行為を表し、時に無条件の従属を示す場合もある。
服飾とは、衣服とそれに付随する装身具全般を指す言葉である。また、衣服そのものの装いや飾りという意味も含む。
服属とは、他者の支配下に入り、その命令や権威に従うことを指す。特に国家や組織がより強大な勢力に従属する状態を表し、服従と隷属の意味合いを含む。
毒薬を口から摂取すること。特に自殺の手段として用いられる行為を指す。
職務に従事して働くことを指し、特に定められた規程や義務に基づいて行われる勤務を意味する。
近親者が亡くなった際に、一定の期間を設けて外出や社交を控え、慎ましい生活を送ることを指す。喪に服するという行為そのものを表す語である。
威服とは、権威や威力をもって相手を脅かし、無理やり従わせることを指す。
帰服とは、抵抗をやめて相手の支配下に入り、従うことを指す。特に、戦いや対立の末に降伏し、主君や権力者に忠誠を誓うような状況で用いられる。
喪に服する期間が終わり、喪服を脱ぎ平常の生活に戻ること。また、その喪の期間が明けることを指す。忌み明け。除喪(じょそう)と同義。「じょふく」とも読む。
喪服とは、葬儀や法事などの弔事の際に着用する礼服を指す。通常は黒色の衣服を指し、弔意を表すための服装として用いられる。また、「ソウフク」と読む場合もある。
相手の人格や行いを心から尊敬し、感心する気持ちを表す。特に優れた能力や立派な態度に対して深く心を打たれ、尊敬の念を抱くことを指す。
心から感心し、敬服すること。相手の優れた点や立派な行いに深く感じ入り、尊敬の念を抱いて従う様子を表す。
身分の高い者が自らの地位を隠し、目立たない質素な服装をして市井に紛れること。また、そのような姿を指す。
深く感心し、心から敬服すること。相手の優れた点や立派な行いに強く心を動かされ、尊敬の念を抱いて従う様子を表す。
「間服」は「間着」と同じ意味で、普段着や部屋着を指す言葉です。表記としては「合服」と書くこともあります。
甸服とは、古代中国における五服の一つで、王城を中心に五百里四方の範囲を指す。この地域は天子の直轄地であり、畿内とも呼ばれ、政治・経済の中心として重要な役割を担った。
「佩服」とは、刀や装飾品などを身につけることを指す。また、心に深く刻み忘れないという意味や、深く感心して心服する様子も表す。
服紗は、絹製の小さな風呂敷の一種で、贈り物の上にかけたり、茶道において茶器を拭いたり茶碗を受けたりするのに用いられる布を指す。帛紗や袱紗とも表記する。
心に深く刻み込み、決して忘れないこと。「拳拳服膺する」のように用いられる。「膺」は胸を意味し、胸にしっかりと納めて離さない様子を表す。
冕服とは、古代中国において天子や諸侯などの貴人が、祭祀や儀式などの重要な公の場で着用した正式な礼服を指す。冠と衣服からなる一組の装いであり、身分と権威を象徴するものであった。
相手の言動や能力に深く感心し、心から敬服することを指す。表記としては「嘆服」と書くこともある。
燕尾服とは、男性が公式の夜会などで着用する洋装の礼服の一種である。上着の後ろが長く二つに分かれており、その形状がツバメの尾に似ていることからこの名が付けられた。
「驥服塩車」とは、優れた才能を持つ者が低い地位や不適切な環境に置かれ、その能力を十分に発揮できない状況を表す故事成語である。千里を走る名馬(驥)が塩を運ぶ重い荷車(塩車)を引かされるという故事に由来し、才能ある人物が不当に軽んじられ、その真価を認められずにいる喩えとして用いられる。
叛服不常とは、服従と反逆を繰り返し、態度や行動が一定せずに変わりやすい様子を指す四字熟語である。蘇軾の「司馬温公神道碑」に典拠があり、主に臣下や従属する者が忠誠心に欠け、心変わりしやすいことを形容する際に用いられる。
白竜魚服は、白竜が魚に姿を変えたところを漁師に捕らえられたという中国の故事に由来する四字熟語で、身分の高い人が身をやつして外出することを喩えた表現である。貴人のお忍びでの外出や微行を指す。
盛粧麗服とは、華やかに着飾り、美しい衣服をまとうことを指す四字熟語である。特に『紅楼夢』第三回において、登場人物たちの豪華な装いを描写する際に用いられ、身なりを整えて美しく飾る様子を表している。
「寤寐思服」は『詩経』の「周南」に由来する四字熟語で、目覚めている時も寝ている時も、ある人や物事のことを思い続けて心から慕い求める様子を表す。深い思慕の情が絶え間なく続く心情を言い表している。
「拳拳服膺」とは、両手で大切に捧げ持つように、ある教えや信念を常に胸に抱き、決して忘れないことを意味する。ここで「拳拳」は両手で大切に捧げ持つさまを、「服膺」は心に深く刻みつけることを表し、肝に銘じて守り続ける態度を指す。『中庸』に由来する表現である。