話し方や言葉遣いにおける調子や言い回しを指し、話し手の態度や感情、話の内容に応じて変化する。
物事がうまくまとまらず成立しない状態を指す。また、体調や機械などの調子が悪く正常に機能しない様子も表す。
正調とは、本来の正しい調子や旋律を指す。特に民謡において、その曲の正統とされる伝承のあり方や歌い方を意味し、確立された様式に則った演奏や歌唱を示す。
物事の進み具合が順調で、望ましい状態にあることを指す。特に事業や商売、体調などが良好に推移している様子を表す。
乱調とは、本来の調子や秩序が乱れることを指す。特に、スポーツなどで選手のリズムが崩れた状態や、相場が激しく上下して安定しない様子を表す。また、詩歌において韻律の法則から外れていること、あるいはそのような作品を意味する。
低調とは、水準や程度が低い状態を指し、相場や作品の質などが芳しくない場合に用いられる。また、物事の調子が上がらず、盛り上がりに欠け、はかどらない様子を表すこともある。
体の健康状態や具合を指す語。特に、病気や不調の有無、快調さの程度などを表す際に用いられる。
声調とは、話し声や歌声における音の高低や抑揚の調子を指す。また、詩歌の韻律や調子を表す場合にも用いられる。
物事の進み具合が順調で、気分のよいさまを表す。仕事や体調などが好ましい状態で進行しているときに用いられる。
歩く際の足の運びのリズムや速度を指す。また、複数の人や集団が共同で行動する際の、互いの動きや進捗の調子を合わせる様子も意味する。
哀調とは、音楽や声などに感じられる悲しみを帯びた調子を指す。物寂しさや切なさを醸し出すような音の響きや表現の雰囲気を表す語である。
変調とは、本来の調子が変化することを指す。音楽においては楽曲の調子を変える移調を意味し、また体調を崩すなど調子が狂う状態にも用いられる。電気通信の分野では、搬送波の振幅や周波数などを信号によって変化させる変調方式を指し、振幅変調(AM)や周波数変調(FM)などがその例である。
単調とは、変化に乏しく一本調子で、単純な様子を指す。生活や音の調子、色彩などが多様性を欠き、同じ状態が続くことを表す。
音調とは、音の高低の変化やその様態を指す。音楽においては旋律の起伏や調子を表し、言語においては発話の際の声の高低や抑揚、アクセントなどを意味する。また、詩歌の韻律やリズムを指す場合もある。
芸術作品や文章などが備える品格や風格、またその表現の調子を指す。優れた作品に感じられる気高さや洗練された趣を表し、特に高い水準の芸術性や形式美を帯びている様子をいう。
高調とは、音声や音楽において高い調子を指すとともに、感情や意見が強く表れる様子を意味する。前者は低調に対し、後者は主張や気持ちが前面に出る状態を表す。
強調とは、言葉や音などの調子を強めることを指す。また、ある事柄を特に強く主張し、その重要性を力説する意味も持つ。
移調とは、楽曲の形式を保持したまま、全体を別の音高に移し変えることを指す。
物事が妨げや支障なく、予定通りに進行している状態を指す。また、そのような状況を形容する際にも用いられる。
新調とは、衣服や装身具などを新しく仕立てることを指す。また、転じて新しく作られた曲や、新しい調子を意味することもある。
語調とは、話し言葉における調子や言葉遣いのことを指し、発話の際の抑揚や強弱、速度などによって形成される話し方の特徴を表す。会話や演説などにおいて、その話し手の感情や意図、態度などを反映するものであり、穏やかな語調から激しい語調まで様々な表現が可能である。
条約や協定などの文書において、関係する当事者の代表者がその内容を確認した上で、署名と捺印を行うことを指す。
動物を訓練して人間の意のままに動くようにし、特定の技能や芸を身につけさせることを指す。特に馬や犬、猛獣などに対して行われる。
調貢とは、諸侯や外国の使者が朝廷に対して貢ぎ物を献上する行為を指し、またその献上される貢ぎ物そのものをも意味する。
調合とは、二種類以上の薬品を、あらかじめ定められた分量や割合に従って混ぜ合わせることを指す。特に火薬や医薬品の調製など、一定の配合が必要とされる場面で用いられる。
調子とは、音の高低や旋律を指すほか、声の抑揚や話しぶり、文章表現の様子を表す。また、物事の動きや機能の状態、勢いや好調さを示し、他者との対応や態度の取り方をも意味する。
調書とは、調査や尋問の結果を記録した文書を指す。特に、捜査機関が事件関係者から事情を聴取し、その内容を文書化したものを意味し、刑事訴訟手続きにおいて重要な証拠書類として扱われる。また、広義には各種調査の報告書を指す場合もある。
調進とは、注文に応じて必要な品物を揃え、手配して納品することを指す。調達や調製を含む一連の業務を意味する。
調法とは、使い勝手がよく便利であることを指す。また、調伏のための修法を意味する場合もある。前者の意味では「重宝」と表記されることもある。
調薬とは、医師の処方箋に基づいて薬を調合することを指し、調剤と同義である。
注文や依頼に応じて、特定の品物を用意したり製造したりすること。特に、薬剤や化学製品などにおいて、所定の配合や規格に従って作成する場合に用いられる。
調理とは、食材に加熱や味付けなどの加工を施して食べられる状態にすること、また、物事を適切に整え調整することを指す。
調律とは、楽器の音高や音色を基準となる正しい音に合わせて整えることを指す。特にピアノやオルガンなどの鍵盤楽器や弦楽器に対して行われる作業であり、専門の技術を有する調律師によって実施される。
調達とは、必要な物品や資金などを手配し、確保することを指す。特に、組織や事業において要求される物資や金銭を外部から取り揃え、供給する行為を意味する。
調度とは、日常生活において使用される道具や家具類を指す。特に武家社会においては、弓矢などの武具を意味する場合もある。
調髪とは、髪を刈り整えたり結い上げたりして、髪型を整えることを指す。理髪と同義に用いられ、頭髪の手入れ全般を意味する。
調布とは、古代において朝廷に税として納められた手織りの布を指す。
「上調子」は、物事に落ち着きがなく軽々しい様子を指す。例えば、軽はずみな議論を「上調子な議論」と表現する。また、「うわヂョウシ」と読む場合は、三味線の合奏において、本調子よりも高い音に合わせた調子を意味する。
不調法とは、配慮が行き届かず失敗をしでかすことを指す。また、酒や煙草を嗜まないことや、芸事に疎いことを謙遜して述べる際にも用いられる。「無調法」と表記される場合もある。
壱越調は雅楽における六調子の一つであり、十二律の最初の音である壱越を主音とする調子を指す。
租庸調とは、律令制のもとで施行された税制である。租は田地から収穫される稲の一部を納める年貢、庸は歳役と呼ばれる労役もしくはその代納物である布帛、調は地方の特産物を納める税を指す。中国唐代の税制を参考に日本で導入された。
無調法とは、物事の扱いが行き届かず下手な様子を指し、口下手であることや失敗を意味する。また、酒やたばこを嗜まないこと、あるいは芸事ができないことを謙遜して述べる際にも用いられる。表記は「不調法」とも書く。
調味料とは、料理の味を整えたり引き立てたりするために用いる材料の総称で、醤油や塩、砂糖、酢、味噌などがこれに当たる。
雅楽における六調子の一つで、十二律のうち盤渉(バンシキ)と呼ばれる音を主音とする調子を指す。
古くからある調子を再び奏でることを原義とし、転じて、以前からある陳腐な話や主張を繰り返し述べることを意味する。
一本調子とは、話し方や音楽、文章などが単調で変化に乏しく、同じ調子が続く様子を指します。一本の道をまっすぐに進むように、抑揚やリズムの変化がなく、時に退屈に感じられることもあります。
自国とは異なる外国風の独特な雰囲気や味わいを指す。遠い国々への憧れや未知の文化に対する好奇心を喚起する、エキゾチックな趣を表す表現である。