人間とは、人類を指す言葉であり、その本質や特性を含意する。また、人柄や人格の優れた人物を表す場合もある。さらに、人々が暮らす世の中や社会を意味し、この読み方では「じんかん」とも発音される。
二つのもののあいだ、あるいは物事の進行過程における途中の段階を指す。また、程度や性質が極端に偏ることなく、ほどほどである状態や、そのような位置にあることを表す。
敵の間者を逆用して敵を欺く計略を指し、また敵の内部に潜入して離間工作を行うことも意味する。
手間とは、あることを成し遂げるために要する労力や時間を指す。また、そのような労力を伴う仕事そのものを指すこともあり、特に報酬を得て行う仕事を意味する場合もある。さらに、手間賃の略語として用いられることもある。
世間とは、人々が生活し交わりを持つ社会一般を指し、世の中や社会そのもの、またそこに生きる人々の総体を表す。さらに、個人が実際に交流する範囲や付き合いの広狭を示す場合にも用いられ、また、生き物が生を営み死を迎える場としての世界を意味することもある。
半間とは、物事が整わず不完全な状態を指す。また、気が利かず間の抜けた様子、あるいはそのような人を表す際にも用いられる。
町の中や世間一般を指す語で、特に人々が集まり噂や情報が行き交うような場所や状況を表します。
京間とは、建築や土地の測量に用いられる長さの単位の一つで、曲尺で六尺五寸を指す。また、江戸時代以降に関西地方で広まった建築様式を指し、この寸法を基にした畳(長辺六尺三寸、短辺三尺一寸五分)を用いる家屋を京間と呼ぶ。これは江戸間や田舎間と対比される。
林間とは、森林の中や、木立の間を指す語である。森林に囲まれた環境や、そのような場所で行われる活動を修飾する際にも用いられる。
股間とは、両足の付け根の間の部分を指す語で、またの間やまたぐらとも言う。胯間と表記されることもある。
「迫間」は、物と物との間の狭い空間を指す。特に、生死の境目や危機一髪の状況を表す際に用いられる。また、山や崖に挟まれた谷間の地形を意味することもある。城郭などにおいて、矢や鉄砲を射るために壁に設けた狭い穴を指す場合もあり、この意味では「狭間」や「間」とも表記される。
山や丘などに挟まれた狭い谷間を指す。地形が両側から迫り出し、細長く切り立った地形を形容する語で、山間の集落や交通路が位置するような場所を指して用いられる。
狭間とは、二つの物の間に生じた隙間や空間を指し、特にそれが狭くなっている場合に用いられる。山や丘に挟まれた谷間のような地形を表すこともあれば、城郭の壁に設けられた、矢や銃を射るための小窓(銃眼)を指すこともある。表記としては「迫間」や単に「間」と書く場合もある。
眉間とは、両方の眉毛の間にある額の中央部分を指す。顔の表情において重要な役割を果たし、深く考え込む際などにしわが寄ることもある。また、「びかん」と読む場合もある。
食間とは、食事と食事との間の時間を指す。例えば、薬の服用時間を指定する際に「食間に服用する」などと用いられ、食前や食後とは区別される。
眼間(まなかい)とは、両眼の間の部分を指す語で、転じて目の先や目の前を意味する。漢字表記としては「目交」とも書かれる。
間居とは、静かで落ち着いた住まいを指す。また、やるべきことがなく暇な状態を表し、俗世間から離れて心穏やかに暮らすことを意味する。表記としては「閑居」とも書かれる。
間語とは、静かに語り合うことを指し、また特に取り立てて言うほどの内容のない雑談やむだ話を意味する。表記としては「閑語」と書くこともある。
間作とは、作物の畝の間に別の作物を栽培する農法を指す。また、次の主要な作物を植えるまでの期間を利用して、短期間で収穫できる作物を栽培すること、あるいはその作物自体を意味することもある。
敵の情報を密かに探り、味方に伝える役割を担う者。諜報活動に従事する者を指し、間諜やスパイと同義である。
間縄とは、田畑で種まきや苗の植え付けを行う際に、一定の間隔を正確に保つために用いる縄のことで、一間(約818メートル)ごとに目印が付けられています。
間色とは、二つ以上の原色を混合して得られる色を指し、中間色とも呼ばれる。原色そのものではなく、それらの中間に位置する色調を総称する語である。
間合とは、物事と物事の間に生じる適切な距離や隔たりを指す。また、転じて、行動や発言を行うのにふさわしい時機や頃合いの意味でも用いられる。
間食とは、通常の食事の合間に軽い食べ物を取る行為、あるいはその食べ物自体を指す。特に午後の小腹を満たすための軽食を意味し、おやつとも呼ばれる。栄養管理や健康維持の観点から、その内容や量を考慮することが望ましい。
既婚女性が夫以外の男性と密かに情を通じることを指し、またそのような関係にある男性そのものを意味する。
物事が起こる直前の時点を指す語で、出発間際や開演間際のように用いる。真際とも書く。
非難されるべき欠点や不備があることを指す。漢字の「間」は隙間や不十分な点を意味し、そこから完全さを欠く状態を表す。
物事の途切れない様子を指し、連続して続く状態に切れ目がないことを意味する。
間尺とは、建築や工作物における寸法を表す単位で、間と尺を組み合わせたものを指す。また、転じて計算や割合の意味でも用いられ、特に「間尺に合わない」という表現では、採算が取れないことや損になる状況を表す。
主要な道路から外れた小さな道を指し、本道に比べて目立たない脇道や抜け道を意味する。
間夫とは、特に遊女の愛人を指す言葉で、密かに情交関係にある男性を意味します。間男(まおとこ)とも呼ばれ、公には認められない隠れた関係を暗示する表現です。
「間間」は、物事が連続せずに時折起こる様子を表し、時には、たまに、といった意味で用いられる。
寝間とは、人が寝るための部屋や場所を指す語であり、寝所と同じ意味で用いられる。
腰のあたり、または腰の周囲を指す語。特に「腰間の秋水」のように、腰に帯びた刀剣を修飾する表現として用いられることが多い。
偶然に訪れるわずかな時間の隙間を指し、物事が思いがけず起こる様を表す。
瞬く間、きわめて短い時間を指す。まばたきをするほどの短い時間という原義から転じて、物事が起こったり変化したりするごく短い時間の区切りを表す。
山と山との間の地域を指し、谷間や山々に囲まれた場所を意味する。山あいとも表記される。
太刀を腰に吊るす際に用いる紐を通す一対の足金(金具)の間の部分を指す。
雨が降りやんでいる短い時間のことを指す。雨の合間を利用して外出する際などに用いられる表現である。
動作や反応が遅く、機転が利かない様子を指す。また、そのような性質を持つ人を指して用いることもある。「野呂松」の表記も見られる。
将棋において、相手の攻め駒と自らの駒との間に別の駒を打ち込むことで、直接の攻撃を防ぐ手を指す。このようにして打たれた駒は「間駒」と呼ばれ、戦術上の重要な防御手段の一つである。
「間服」は「間着(あいぎ)」と同じ意味で、普段着や部屋着を指す言葉です。表記としては「合服」と書くこともあります。
間鴨とは、マガモとアオクビアヒルを交配して生まれた雑種の鴨を指し、食用として飼育される。合鴨と表記されることもある。
間着とは、上着と下着の中間に着用する衣服を指す。また、春や秋など、寒暖の移り変わる季節に着る衣服の意味もあり、この場合は間服とも呼ばれる。表記としては「合着」と書くこともある。
演劇において、一幕が終わり、次の幕が開くまでの間を指す。舞台上の幕が閉じられている間の休憩時間を意味し、観客が一息つくための区切りとなる。なお、「マクま」と読むのは誤りである。
胯間とは、両足の付け根の間の部分を指す言葉で、股間とも表記される。
家屋が密集して軒が接するような場所で、隣り合う家の軒先と軒先の間に生じる狭い空間を指す。日差しが差し込みにくく、薄暗い場所である。
敵対する勢力の情報を密かに探り、自陣営に伝える任務に従事する者を指す。スパイや間者とも呼ばれ、諜報活動や破壊工作などを行う。
間竿は、検地などの測量に用いるために一間ごとに目印を付けた竿を指す。また、大工が用いる一間以上の長さを持つ物差し、すなわち尺杖のこともいう。
世間体とは、社会における他人からの評価や見られ方を気にし、それに合わせて行動や外見を整えることを指す。周囲の目を意識した体裁や面目を重んじる姿勢を表し、しばしば「世間体を気にする」「世間体が悪い」などの表現で用いられる。
脊椎を構成する椎骨と椎骨の間に位置する円盤状の軟骨組織であり、衝撃を吸収する緩衝材としての役割を担う。
物事が起こるか起こらないかの、髪の毛一本ほどの極めてわずかな差に迫っている様子。危険や失敗などが目前に迫りながら、かろうじてそれを免れるような、きわどい状況を表す。
間狂言とは、能の一曲の中で、狂言方が登場して演じる部分を指す。能の主題や筋立てを説明したり、物語の展開を助けたりする役割を担い、能楽全体の構成において重要な間(あい)の部分を成す。
間不容髪は、髪の毛一本入る隙もないほど事態が切迫している様子を表す四字熟語である。転じて、危機が目前に迫り、わずかな猶予も許されない緊迫した状況を指す。『文選』枚乗「上書諫呉王」に由来し、「間かん、髪はつを容いれず」と訓読される。
「俯仰之間」は、うつむきとあおむきをするほどのわずかな時間を意味する四字熟語で、転じてほんの少しの間、瞬く間といった時間の短さを表します。『漢書』に典拠を持つ古い表現です。
眉間一尺とは、眉と眉の間が一尺ほど離れていることを指し、古代中国の呉越春秋に登場する表現である。これは顔つきが堂々として威厳に満ちている様子を表し、主に英雄や傑出した人物の容貌を形容する際に用いられる。
反間之計とは、敵の間者を逆用して偽りの情報を流し、敵内部に疑念や混乱を生じさせる謀略を指す。『孫子』の「用間篇」に由来し、敵の間者を利用してかえって敵を欺く戦術として知られる。
伯仲之間とは、二者の実力や優劣がほとんど変わらず、甲乙つけがたい状態を指す四字熟語である。互いにわずかな差しかなく、優劣を明確に判断できない様子を表す。
草間求活とは、やむを得ず草深い田舎の地に身を隠して生き延びることを意味する四字熟語である。「草間」は草の茂る土地、すなわち辺鄙な田舎を指し、そこに生きる道を求める様を表す。『晋書』「周顗伝」に由来し、「草間に活を求む」と訓読される。