土器とは、粘土を成形して焼き上げた素焼きの器を指し、特に縄文時代や弥生時代など古代に作られた土製の容器や器物を意味する。
土器(かわらけ)とは、釉薬を施さずに低温で焼き上げた素焼きの陶器を指す。特に、素焼きの杯や皿などの器を指して用いられることが多い。
大器とは、本来は大きな容れ物を指すが、転じて優れた才能や度量を持つ人物を意味する。特に将来大きな仕事を成し遂げる可能性のある人物を評する際に用いられ、小器の対義語として捉えられる。
公共の利益のために用いられるべき機関や物を指す。特に、新聞や放送など、広く社会に情報を伝え、影響力を及ぼすメディアがその典型とされる。
火器とは、火薬の燃焼を利用して弾丸などを発射する武器の総称であり、拳銃、小銃、砲などがこれに含まれる。また、広義には火を扱うための器具、例えば火鉢などを指す場合もある。
行器(ほかい)とは、古くから食物を運搬するために用いられた容器を指す。木製で丸い形状をしており、蓋が付き、安定させるために三本の脚が備わっている。「外居」と表記されることもある。
利器とは、鋭利な刃物や武器を指すとともに、広く役に立つ便利な道具や機械を意味する。後者の用法では、文明の発達を支える有用な手段として用いられることもある。
生殖を行うための器官を指し、特に人間の外性器を中心に用いられる語である。
物を収納するための器や入れ物を指す語。液体や固体を入れるための道具全般を表し、材質や形状は問わない。
清器(おかわ)とは、携帯可能な便器のことで、おまるを指す。主に室内で用いられ、排泄物を受ける容器として使用される。「御厠」と表記することもある。
陶器とは、粘土を練って成形し、釉薬を施して窯で焼き上げた器を指す。また、広義には陶磁器や土器など、焼き物全般を総称する場合もある。
音楽を演奏するために用いられる器具の総称であり、音を発生させる原理や構造によって、弦楽器、管楽器、打楽器などに分類される。
鉄で作られた道具や器具の総称を指す。特に考古学においては、人類が鉄を材料として使用し始めた時代を鉄器時代と呼び、青銅器時代に続く文化段階とされる。
漆器とは、木や紙、金属などの素地に漆を塗り重ねて仕上げた器物の総称で、塗り物とも呼ばれる。実用性とともに独特の光沢や深みのある美しさを持ち、椀や重箱、盆など多様な工芸品として作られる。
磁器とは、陶土を原料として成形し、釉薬を施した後に高温で焼成した焼き物を指す。焼成の過程で素地がガラス化して緻密な組織となり、吸水性がなく、透光性を示すことが特徴である。日本の有田焼や九谷焼などがその代表例として知られる。
器楽とは、声を用いない楽器のみによって演奏される音楽の総称であり、管弦楽や室内楽など様々な形態を含む。声楽に対する概念である。
生物体を構成する部分で、特定の形態と生理機能を持ち、複数の組織が集まって形成されるものを指す。例えば、胃や心臓などがこれに当たり、呼吸器官のように生命活動に不可欠な役割を果たす。
手先が巧みで細かい作業を上手にこなす様子を指し、また物事を要領よく処理する能力に長けているさまを表す。転じて、処世術に優れ、状況に応じて巧みに振る舞う意味でも用いられる。
機器とは、機械や器械、器具などの総称を指す語である。特に情報機器のように、特定の機能を果たすための装置や道具を広く包括する概念として用いられる。表記としては「器機」と書くこともある。
「厳器」は「からくしげ」と読み、櫛を収納するための美しい小箱を指す。漢字表記としては「唐櫛笥」とも書かれる。
器皿とは、食物を盛り付けるための皿や小鉢など、食卓で用いる容器の総称を指す。
人を傷つけたり殺したりするために用いる刃物や鈍器などの道具を指す。
戎器とは戦争や武力行使に用いる道具の総称であり、武器や兵器を指す。特に戦闘のための器具を意味する古風な表現として用いられる。
彝器とは、祖先を祀る宗廟に常設され、祭祀の際に用いられる礼式用の器物を指す。
不器量とは、容貌が整わず醜い様を指す。また転じて、技量や才能に欠け、物事を巧みにこなせないことを意味する。表記としては「無器量」と書く場合もある。
不器用とは、手先が巧みでなく物事を扱うのが下手な様子を指す。また、人付き合いや振る舞いがぎこちなく、要領が悪いという意味でも用いられる。
不器用とは、手先の動きが巧みでなく、物事を扱うのが下手な様子を指す。また、物事の処理や対人関係において要領が悪く、円滑に事を運べないさまも表す。
角度を測定するための器具で、半円形または円形の薄い板の周囲に角度の目盛りが刻まれているものを指します。
弦楽器とは、張られた弦を弓で擦ったり指ではじいたりして音を出す楽器の総称であり、ヴァイオリンやチェロ、あるいは三味線や琴などがこれに含まれる。「絃楽器」と表記することもある。
尿を生成し体外へ排出するための器官の総称で、腎臓・尿管・膀胱・尿道などを指す。「ひつにょうき」とも読む。
核分裂や核融合の反応によって放出される膨大なエネルギーを破壊力として利用する兵器の総称であり、原子爆弾や水素爆弾などがこれに含まれる。
陶磁器とは、陶土や磁土を原料として成形し、釉薬を施して高温で焼成した焼き物の総称である。陶器と磁器の両方を包括する概念で、日常食器から美術工芸品まで幅広い用途を持つ。
無器用とは、手先を使った細かい作業が不得意な様子を指す。また、物事の扱いが下手で、要領が悪いことや、そのような性質を表す。例えば、鉛筆を削るような単純な作業も上手くこなせなかったり、世の中を渡っていくのに不慣れであったりする場合に用いられる。表記としては「不器用」と書くこともある。
聴力が低下した人が音声を聞き取りやすくするために、耳に装着して使用する小型の電子機器。マイクで集音した音声を増幅・調整し、イヤホンを通じて伝える。
須恵器は、古墳時代後期から奈良・平安時代にかけて製作された、ろくろ成形により高温で焼成された硬質の土器を指す。食器や貯蔵用の壺・甕のほか、祭具など多様な用途に用いられ、当時の生活や儀礼を支えた。
管楽器とは、管状の本体に息を吹き込み、その内部の空気柱を振動させることで音を発する楽器の総称である。主に木管楽器と金管楽器に大別され、フルートやクラリネット、トランペット、トロンボーンなどがこれに含まれる。吹奏楽器とも呼ばれる。
液体を微細な霧状にして噴射するための器具を指し、薬液や化粧水、水などの散布に用いられる。スプレーとも呼ばれる。
合器蔓はウリ科のつる性一年草で、水辺に自生する。秋に黄色い小花を咲かせ、卵形の実をつける。この実が熟すと上下に割れ、蓋付きの器(合器)に似ていることからその名がついた。漢名では「合子草」と呼ばれ、「御器蔓」と表記されることもある。
さはりは、銅に錫や鉛を加えた合金、またはその材質で作られた仏具や容器を指す。打ち鳴らすと澄んだ良い音を発する特徴があり、響銅や砂張とも表記される。
張った弦を弾いたり擦ったりして音を出す楽器の総称で、弦の振動によって音が生み出される。弦楽器とも表記される。
兵は凶器なりと読み、戦争や武器は人を傷つける不吉なものであるという意味を表す。古代中国の『国語』に由来する四字熟語で、武力の行使に伴う危険性や悲惨さを戒める表現として用いられる。
風雲之器とは、時代の変動や激動の中で活躍する才能や器量を持つ人物を指す。後漢紀に由来する四字熟語で、風雲が起こるような世の中において、それに応じて立ち上がり、大きな事業を成し遂げる素質を備えた人材を意味する。
朝廷において政治を司るに足る優れた才能や器量を指す。国家を治めるほどの傑出した能力を持つ人物を喩えた表現である。
大道不器とは、聖人の歩む大いなる道は特定の用途に限定される器とは異なり、あらゆるものを受け入れ広大な働きをなすものであるという意味である。『礼記』に由来し、「大道は器ならず」と訓読される。
大きな才能を持つ人物は、若い頃には目立たず、長い年月をかけて修養を積み、ようやく大成することを意味する。優れた器は完成までに時間がかかるという考えに基づき、不遇な時期にある有能な人を励ます際にも用いられる。出典は『老子』である。
大器小用とは、優れた才能や器量を持つ人物を、その能力に見合わない小さな仕事や役割に就かせることを指す。大きな器を小さな用途に用いるように、人材を適切に活用できずにその真価を発揮させない状況を喩えた表現である。故事『後漢書』の「辺譲伝」に由来する。
器用貧乏とは、多芸多才であるがゆえに、かえって一つのことに専念できず、他人からも便利に使われてしまい、結局は自身の利益にならない状態を指す。器用さが災いし、深みに欠けるため、真の成功や豊かさを得られない様を表す。