打破とは、相手を打ち負かすことを指す。また、悪しき習慣や障害を取り除き、現状を変革する意味でも用いられる。
走破とは、定められた距離やコースを走り通すことを指す。特にマラソンや競技などで、全行程を完走する意味で用いられる。
突破とは、障害や壁を打ち破って通り抜けることを指す。また、数値や数量がある一定の水準を超え、新たな段階に達することをも意味する。
隠された真実や意図、本質などを鋭く見抜くことを意味する。相手の策略や物事の真相を洞察し、その裏側にある核心を理解する行為を指す。
戒めを破ること。特に仏教において、受戒した僧侶が守るべき戒律に背く行為を指す。
破潰とは、軍隊が敗れて崩れ去ることを指す。また、堤防や山などが崩れ落ちる様子にも用いられる。
物をこわすこと、またはこわれること。また、組織や秩序などが損なわれることを指すこともある。
従来の枠組みや慣例を打ち破り、通常の範囲を超えていることを指す。特に、待遇や表現などにおいて、通例を外れた特別な扱いや、型にはまらない独特のあり方をいう。
破棄とは、不要なものを壊して捨てることを指す。また、取り決めや約束などを無効として取り消す意味でも用いられ、特に法律の分野では、上級裁判所が下級審の判決を取り消すことをいう。「破毀」の書き換え字としても使われる。
破毀とは、契約や判決などを取り消して無効にすることを指す。特に法律用語として、既に成立した法律行為や裁判の効力を覆す場合に用いられる。
破鏡とは、夫婦が離別することを喩えた言葉である。中国の故事に由来し、かつて別居する夫婦が鏡を二つに割り、それぞれが一片を所持した。後に妻の不貞により、その鏡の一片が鵲となって夫のもとに飛び、離縁に至ったという伝承に基づく。この故事から、離婚や夫婦の別れを意味する比喩表現として用いられる。
破談とは、取り決めた約束や交渉事を取り消すことを指す。特に婚約や縁談を白紙に戻す場合に用いられる。
破竹とは竹を割ることを指すが、多くは「破竹の勢い」の略として用いられる。竹は最初の一節に亀裂が入れば、その後は容易に裂ける性質を持つことから、物事が一度勢いを得れば、後はとどめがたいほどに進展する様子を表す。
破砕とは、物を打ち砕いたり、粉々に砕いたりすることを指す。特に鉱石などの固体を細かく砕く工程を表す際に用いられる。「破摧」の書き換え字としても扱われる。
破風とは、日本建築における切妻造や入母屋造の屋根の両端に取り付けられる合掌形の飾り板を指し、その板によって囲まれた部分も含みます。形状や設置位置によって唐破風や千鳥破風などの種類があります。
破片とは、硬い物体が壊れた際に生じる小さなかけらのことである。例えば、ガラスや陶器、金属などが砕けてできた細かな断片を指し、砕片や断片と同義で用いられる。
破目とは、望ましくない状況に追い込まれた状態や、苦しい立場に立たされることを指す。物事が思わぬ方向へ進み、もはや後戻りができないような窮地に陥った様子を表し、「羽目」とも書かれる。
破滅とは、物事が完全に崩壊し、元の状態を保てなくなることを指す。特に、組織や計画、個人の運命などが根本から駄目になり、回復の見込みがなくなる状態をいう。
破門とは、師匠が弟子との関係を断ち、門弟としての資格を剥奪することを指す。また、宗教団体が信徒の資格を奪い、宗門から追放する処分を意味する場合もある。
破線とは、実線に対して一定の間隔で途切れのある線のことで、点線とも呼ばれる。図面やグラフなどで、実線とは異なる種類の線を示す際に用いられる。
破綻とは、物事がうまくいかなくなり、その状態が維持できなくなることを指す。特に計画や関係、組織などが機能しなくなる様子を表し、「綻」の字が示すように、ほころびが生じてまとまりを失うイメージを含む。例えば、経営が破綻するといった使い方をする。
素破(すわ)は、突然の出来事に驚いた際に発する感動詞で、「さあ」や「そら」といった意味を持つ。主に事態の急変や重大な出来事を前にした驚きや緊張を表す際に用いられ、「素破天下の一大事」などの表現で使われる。また、「驚破」と書くこともある。
連破とは、相次いで敵や相手を打ち負かすことを指す。特に、複数の対戦や試合において連続して勝利する状況を表し、強豪を次々と倒していく様子に用いられる。
喝破とは、物事の本質や真相を鋭く見抜き、それを明快な言葉で言い当てることである。また、相手の誤りや隠された真実を厳しく指摘し、大声で叱りつけるような意味合いも含む。
物事の本質や真相を、ためらいなく明確に言い当てること。核心を突いた指摘や、隠された真実をずばりと言い切る様子を表す。
読破とは、難解な内容や膨大な分量の書物を、途中で諦めることなく最後まで読み通すことを指す。特に、通読に労力を要するような大作や全集を完遂する場合に用いられる表現である。
敵を攻撃して打ち破ること。特に戦闘において、敵の陣地や部隊などを武力によって完全に打ち負かし、その機能を奪うことを指す。
論破とは、議論において相手の主張や論理の矛盾点を指摘し、その説を完全に否定することによって相手を言い負かすことを指す。
困難な道程や長い距離を歩き通すことを指す。山岳地帯や未開の地を歩き尽くす場合に用いられ、単なる移動ではなく、労苦を伴う行程を完遂する含意を持つ。
爆薬などの爆発物を用いて、建造物や岩石などを破壊することを指す。
翔破とは、鳥や飛行機などが長い距離を飛び続け、広大な空間を横断することを指す。例えば、大陸を越えるような大規模な飛行に用いられる表現である。
序破急とは、雅楽や能楽などの芸能において、曲や演目の構成を三つの段階に分けた概念である。序は導入部で静かに始まり、破は中間の展開部で動きや複雑さを増し、急は終結部で急速に収束する。この三つの流れは、芸道における緩急や変化の原理を示し、転じて物事の始まりから終わりまでの展開の様相を指すこともある。
一定の住所や職業を持たず、ゆすりやたかりなどの不正な行為に従事する無頼の徒を指す。社会の秩序を乱すならず者を意味する語である。
破傷風菌が傷口から体内に侵入し、中枢神経を侵す急性感染症である。主な症状として高熱や全身の硬直、強直性痙攣などが現れ、重症例では発症後24時間以内に死に至ることもある。
破天連は、ポルトガル語に由来する語で、主にキリスト教が日本に伝来した初期の頃、来日した外国人宣教師や司祭を指して用いられた。転じて、キリスト教そのものや、その信徒を指す場合もある。表記としては「伴天連」も用いられる。
そろばんの珠を払って計算前の状態に戻すことを指し、転じて物事を最初からやり直すことや、これまでの経緯を無効にして白紙の状態に戻すことを意味する。
暴風雨や座礁などの海難事故によって損傷し、航行不能となった船を指す。
破瓜病は、思春期(破瓜期)に発症しやすい統合失調症の一形態である。不眠や抑うつ状態を経て、幻聴や妄想などの症状が現れるのが特徴で、主に10代後半から20代前半に発症する。
「快犢破車」は、『晋書』「石李竜載記」に由来する四字熟語で、元気の良すぎる子牛が車を壊してしまう様子から、才能や気力が有り余っている若者が、その勢いのあまり周囲に害を及ぼしたり、自ら失敗を招いたりすることを喩えた表現です。
ぼろぼろの衣服と破れた帽子を身につけた様子を指す。転じて、身なりをわざと粗末にすることで、世間の風潮に抗うような態度を示すことを意味する。
「破釜沈船」は、出陣の際に炊事用の釜を壊し、船を沈めて退路を断ち、決死の覚悟で戦いに臨むことを意味する四字熟語である。『史記』項羽本紀に由来し、生きて帰ることを期さない強い決意を示す表現として用いられる。
破天荒解とは、それまで誰も成し遂げられなかったことを初めて達成することを意味する四字熟語である。故事によれば、唐の時代に荊州から初めて科挙の進士に合格した劉蛻の出来事に由来し、未開の地を切り開くように前人未到の事を成し遂げる様を表している。
破竹之勢とは、竹が最初の一節を割ると次々と裂けていくように、止めようのない激しい勢いを指す四字熟語である。物事が猛烈な勢いで進行し、抵抗できないほど盛んな様子を表す。
破綻百出とは、言動や計画などに欠陥や矛盾が次々と現れ、まとまりを失ってしまう様子を表す四字熟語である。物事がうまく運ばず、立て続けにほころびが生じる状態を指す。
破戒無慙は、仏道に帰依して戒律を受けた者が、その戒律を破りながらも、自らの過ちを恥じることのない態度を指す四字熟語である。仏教における「破戒」は戒律を破る行為を、「無慙」は悪事に対して良心の呵責を感じない心の状態を表し、両者が結びついて道を踏み外した者の厚顔さを強調する表現となっている。「破戒無慚」とも表記される。
破鏡不照は、一度離縁した夫婦が元の関係に戻ることはないというたとえ。中国の故事に由来し、割れた鏡は再び像を映さないことから、修復できない夫婦の縁を意味する。