手足の甲の部分が通常よりも高く盛り上がっている状態を指す。また、そのような形状を考慮して、足袋や靴の甲の部分を高く作ったものについてもいう。
年齢が高いこと、またそのような人を指す。主に古風な表現として用いられ、年配者を敬うニュアンスを含む場合がある。
これ以上ないほど優れており、最高の状態にあることを指す。あらゆるものの中で最も高く、それ以上のものがない境地を表す。
声の調子が高く、音量も大きい様子を指す。通常、興奮や怒りなどの感情が込められた話し方に用いられる。
座高とは、椅子に腰かけて背筋を伸ばした姿勢において、座面から頭頂部までの垂直距離を指す。
着物の帯を通常より高い位置、すなわち胸のあたりで締める着装法を指す。
高架とは、鉄道や道路、電線などを地上から高い位置に架け渡す構造、またはそのような構造物を指す。特に都市部において、地上の交通と立体交差させるために設けられることが多い。
上品で気高く、洗練された趣のあるさま。特に芸術や趣味、振る舞いなどにおいて、優れた品格と深みを感じさせる様子を指す。
高閣とは、高く聳え立つ立派な建物を指す。また、高い場所に設けられた棚や物置きのことも意味する。
身分や家柄が高く、気高く尊いさまを指す。また、品物などが上質で価値が高く、気品に満ちている様子にも用いられる。
高尚とは、品性や趣味、思想などが優れており、俗っぽさがなく気高い様子を指す。特に芸術や教養の分野において、洗練された価値観や深みのある精神性を備えていることを表す。
高進とは、気持ちや感情が高ぶり昂揚していく様子を指す。また、物事の状態や程度が通常より強く激しくなることを表し、例えば「心悸高進」のように用いられる。漢字表記としては「亢進」や「昂進」も用いられる。
高吟とは、声を張り上げて詩歌を朗誦することを指す。特に、感情を込めて力強く詠む様を表し、放歌高吟という表現で自由闊達に詩歌を詠じる境地を示すこともある。
高説とは、すぐれた意見や見解を指す言葉である。また、相手の意見を敬って言う場合にも用いられ、「ご高説を伺う」などの形で使われる。高見とほぼ同義である。
高祖とは遠い祖先を指し、特に四代前の祖先を意味する。また、中国において王朝を創始した初代の皇帝を指す場合があり、例えば漢の高祖劉邦がこれに当たる。さらに、仏教などの宗派を開いた高僧、すなわち開祖を称する際にも用いられる語である。
高見とは、優れた見識や意見を指す言葉である。また、相手の意見を敬って用いる表現としても使われ、例えば「ご高見を承る」といった形で用いられる。
高言とは、自らを誇示するかのように大げさなことを言うこと、あるいはその言葉を指す。大言とほぼ同義で、実際の力量や実績を伴わない虚勢を張った発言を意味する。
高調とは、音声や音調が高い状態を指す。また、感情が高揚したり、意見や主張を強く述べたりする様子を表す際にも用いられる。
高座とは、寄席において芸人が演じるために設けられた一段高い席を指す。また、説教や講演などを行う者が座る、周囲より高く設けられた席のこともいう。
高札とは、かつて法令や禁令、罪人の罪状などを記して人目につく場所に掲げた掲示板のことで、立札とも呼ばれる。また、入札において最も高い金額を提示した札を指す場合もある。「たかふだ」と読むこともある。
物事の程度や水準が高いことを指し、技術や知識などが優れている様子を表す。また、海面を基準とした高さを示す場合にも用いられ、飛行機や山岳などの標高に関して言及する際に使われる。
高等とは、等級や程度、水準などが高いことを指す。教育機関や学問分野において、初等や中等よりも上位の段階を示す場合に用いられ、例えば「高等数学」「高等学校」などのように複合語を形成する。また、単に程度が高いことや高級であることを意味する場合もある。
俗世間の雑事から離れ、高い精神性を保ちながら清らかに生きる姿勢を指す。
自分を優れていると思い込み、他人を見下すような態度や様子を指す。
高騰とは、物価や商品の値段が急激に上昇することを指す。特に、相場や生活必需品の価格が短期間で大きく跳ね上がる様子を表す。
高名とは、特に戦場において立てた手柄や功績を指す。また、同じ読みで「高名(コウメイ)」と表記される語と同義であり、名声や評判が高いことを意味する場合もある。表記としては「功名」と書くこともある。
高話とは、相手の話を敬って言う語で、特に目上の人や尊敬すべき人物の発言に対して用いられる。その内容や意見を高く評価し、丁寧に言い表す際に使われる表現である。
高堂とは、高く立派に構えられた建物を指す。特に手紙文において、相手の家を敬って言う語として用いられ、貴家や尊宅と同様の敬意を込めた表現である。
気分や精神が高まること。また、そのような状態にすること。特に士気や意欲が盛り上がる様子を指す。「昂揚」の代用として用いられる表記である。
高配とは、相手の心遣いや配慮を敬って言う語で、特に目上の人からの気遣いに対して用いられる。
高潮とは、満潮と台風や低気圧による強風が重なることで、海岸に通常よりもはるかに高い海水が押し寄せる現象を指す。特に秋の台風シーズンに発生しやすく、沿岸部に浸水や被害をもたらすことがある。
高覧は、相手が見る行為を敬って言う語で、特に目上の人や敬意を払うべき相手に対して使用される。例えば、書類や作品などを相手に見ていただく際に「ご高覧ください」という形で用いられる。
「高批」は「高評」と同じ意味で、相手の意見や批評を敬って言う語である。特に手紙などで「ご高批を賜りたく」などの形で用いられ、相手のご意見やご批判を仰ぎたいという丁寧な依頼の表現として使われる。
「高高」は、際立って高い状態を表す。例えば手を高く上げる様子に用いる。また、数量や程度がせいぜいの範囲に留まることを示し、多くは期待を込めずに限度を述べる際に使われる。さらに、声を張り上げて主張する様子を指して用いることもある。
高利とは、通常の水準を上回る高い利息を指す。また、転じて商取引などにおいて得られる大きな利益を意味することもある。
身分や地位の高いことと低いこと、あるいは尊いことと卑しいことを指す。貴賤や尊卑と同様に、社会における序列や価値の上下を表す概念である。
高評とは、世間からの評価が高いことを指す。また、相手の批評や評価を敬って言う語でもあり、例えば「ご高評を賜る」のように用いられる。
気品があり、晴れやかで明るい様子を指す。また、声や音色が高く澄み渡って響くさまを表す。
高い建物を指し、特に何層にも重なってそびえ立つ構造物を意味する。高殿や楼閣といった表現とも関連し、建築物の高さと規模を強調する語である。
高枕とは、警戒心を解いて安心して眠ることを指す。また、日本髪の髪型を崩さないために用いられる、高く作られた枕のことも意味する。
高襟(ハイカラ)とは、西洋風や都会風の目新しい様子を指し、特に明治時代に洋行帰りの人々や西洋文化を好む者が身に着けた丈の高い襟の洋服に由来する。転じて、西洋風を気取ったり、新奇なものを好む態度や、そのような人を表す。
高さや程度、順位などが他を上回り最も高い状態を指す。また、品質や出来栄えなどが他と比べて最も優れていることを表す。
権高とは、気位が高く、他人を見下すような態度を指す。権威を振りかざすような尊大な振る舞いを形容し、「権高に振る舞う」などの形で用いられる。表記としては「見高」と書くこともある。
標高とは、平均海面を基準として垂直方向に測定した土地の高さを指す。海抜と同義である。
高く大きく立派な家屋を指す語で、特に規模や威容を備えた建築物を形容する際に用いられる。「廈」は大きな家を意味する漢字である。
高誼とは、相手に対する深い思いやりや厚い交情を敬っていう語である。特に目上の人に対して、その好意や親切な心遣いを丁寧に言い表す際に用いられ、手紙文などで「ご高誼に感謝いたします」といった形で使われる。
高鼾とは、いびきの音が大きいことを指す。また、大いびきをかくほど安心して深く眠っている様子を表す際にも用いられる。
高庇とは、目上の人からの庇護や援助を敬って言う語であり、その厚いおかげを意味する。
高坏(たかつき)は、食物を盛り付けるために用いられる脚の長い小さな台を指す。古くから祭祀や饗宴などで使用された器で、「たかすき」とも読まれる。
高い山の峰や頂きを指す語で、特に富士山のような高い山の山頂を表現する際に用いられる。
嵩高とは、山の高さが際立っている様子を指す。また、中国河南省にある名山で五岳の一つである嵩山を指すこともあり、この場合は崇高と表記されることもある。
出来高とは、一定期間内に完成した仕事の総量を指し、出来高払いなどの形で報酬の基準となる。また、農作物の収穫量や生産高を表す場合にも用いられ、今年の出来高は例年よりも多いといった表現がなされる。さらに、取引所において売買が成立した総株数や総数量を指す金融用語としても使われる。
相場や物価が激しく上がったり下がったりして、安定せずに変動する様子を指す。特に株式市場などで価格が大きく乱れ、一定の傾向を見せない状態をいう。
高御座は、天皇の即位礼などの重要な儀式において用いられる玉座を指す。また、転じて天皇の地位そのものを意味することもある。
黒海とカスピ海に挟まれた地域を指し、中央をカフカス山脈が貫く。アルメニア、アゼルバイジャン、ジョージア(グルジア)の三国が位置する。別称はカフカス。
高麗笛は雅楽で用いられる横笛の一種であり、主に高麗楽や東遊びで演奏される。竹を材料として作られ、その長さは約三十六センチメートルである。表記としては「狛笛」と書かれることもある。
高掛物とは、江戸時代に村落単位で賦課された付加税の総称である。その名称は、村の田畑の生産高を示す石高に応じて課税されたことに由来する。
高島田とは、島田髷の根元を高く結い上げた日本髪の一種である。かつては御殿女中などが用いた髪型であったが、明治時代以降は若い女性の正装、特に花嫁の髪型として広く用いられるようになった。
高瀬舟とは、川の浅瀬を航行するために考案された船舶で、喫水が浅く平底の構造を特徴とする。その名は「高瀬」、すなわち浅瀬を意味する語に由来し、水深の少ない水域でも安定して操船できる実用性を備えている。
物事や感情、雰囲気などが最も盛り上がり、頂点に達した状態を指す。また、そのような状態や場面そのものを表す。例えば、緊張や興奮、物語の展開などが極限まで高まったクライマックスの局面をいう。
株取引において、ある銘柄の株価が特定の期間内に到達した最も高い値段を指す。また、そのような高値をつける現象そのものも意味する。
等高線とは、地図上において平均海面からの標高が等しい地点を結んだ曲線を指し、地形の高低や傾斜の様子を表現するために用いられる。同高線や水平曲線とも呼ばれ、等深線はこれに対応する海底地形の表現である。
高麗卓は、茶事などで香炉や花器を置くために用いられる小棚の一種である。高麗台子とも呼ばれる。
日本神話において、天照大神をはじめとする神々が住まうとされる天上世界を指す。『古事記』や『日本書紀』に記される神代の舞台であり、地上(葦原中国)や地下(黄泉国)に対置される神聖な領域とされる。
高麗縁とは畳の縁の一種で、白地の綾織りに雲や菊などの文様を黒く織り出したものを指します。
食後に長い楊枝をゆっくりと使う様子から転じて、満腹して悠長に歯を清める余裕のあるさまを指す。また、実際には貧しい境遇にあっても気位が高く、平然としている態度の喩えとしても用いられる。
高麗鼠はネズミ科の哺乳動物で、中国産ハツカネズミの変種である。体は小さく純白で、くるくると回る習性を持つため、愛玩用として飼育される。絶え間なく動き回る様子から、「高麗鼠のように働く」という比喩表現で休みなく働くことを意味する。表記は「独楽鼠」とも書く。
高い山の峰から吹き下ろす冷たく厳しい風を指す。山岳地帯特有の気象現象で、特に冬期に顕著となる。
理想や批評眼は高いものの、実際の創作能力や実力がそれに伴わず低い状態を指す。他人の作品を批評する際には厳しい目を持ちながら、自ら手を下すとなると凡庸な結果に終わることを喩える表現である。
「于公高門」は、『漢書』の于定国伝に由来する四字熟語で、子孫の繁栄や立身出世を予見するような立派な家柄を指します。于定国の父である于公が、高い門を建てて将来の栄達に備えた故事に基づき、主に家系の繁栄や子孫の成功を願う意味で用いられます。
晏子高節とは、『晏子春秋』に見える故事に基づく四字熟語で、斉の宰相であった晏嬰が、たとえ君主の命であっても道義に反することを拒み、自らの高い志操を貫いたことを指す。転じて、権力や圧力に屈せず、節義を守り通す高潔な態度を表す。
放言高論とは、思うがままに遠慮なく議論を展開することを指す。特に、抑制なく自由に意見を述べ、時に声高に論じる様子を表す。
放歌高吟とは、周囲を気にせずに大声で歌い詠じることを指す四字熟語である。気ままに声を張り上げて詩歌を朗詠する様子を表し、転じて、わが道を行くような自由闊達な振る舞いの喩えとしても用いられる。「高吟放歌」とも言う。
徳高望重とは、人徳が高く、人々からの信頼と尊敬を集めている様子を表す四字熟語である。優れた品性と人格を備え、周囲から厚い人望を得ている人物のあり方を指す。