示現とは、仏や菩薩が衆生を救済し教化するために様々な姿となってこの世に現れることを指す。また、神仏が霊験や不思議な力を顕示する意味も含まれる。
理想や計画など、頭の中で考えられていたことが現実のものとなること。また、そのようにして現実化する過程や結果を指す。
現出とは、それまで見えなかった物事や状態が実際に姿を現すこと、あるいは、隠れていたものを明らかにして表に出すことを指す。
現人(うつせみ)とは、この世に生きている人間を指す語であり、転じて現世そのものを意味する場合もある。表記として「空蟬」を用いるのは当て字によるものである。
現象とは、人間の感覚によって認識可能な、自然界や社会に生起するあらゆる事象を指す。また、物事の本質や内部に潜む法則が、外側に現れ出た姿や状態を意味することもある。
現業とは、工場や作業場などにおける実際の生産活動や現場業務を指し、事務や管理などの間接業務と区別される。
撮影済みの写真乾板やフィルム、印画紙などを化学薬品を用いて処理し、潜んでいる画像を可視化する作業を指す。
現場とは、ある事象が実際に発生している、あるいは過去に発生した場所を指す。例えば事故現場や事件現場などがこれに当たる。また、仕事や作業が直接行われる最前線の場所や部署を意味し、工事現場や現場の職員といった使い方もする。
権現とは、仏が衆生を救うために仮の姿を現したことを指し、特に日本の神々を本地垂迹説において仏の化身と見なす場合に用いられる尊称である。また、徳川家康を神格化した東照大権現の称としても知られ、その祭祀される東照宮に関連して用いられる。
犯罪が行われている現場で、または犯行直後に犯人を発見・逮捕することを指す。また、そのようにして捕らえられた犯人そのものも意味する。この場合、裁判官の発行する逮捕状がなくても、現行犯逮捕として逮捕が認められている。
活霊活現とは、生き生きとしていて真に迫る様子を表す四字熟語である。物事の描写や表現が極めて鮮やかで、あたかも目の前に現実にあるかのように感じさせることを意味する。
「曇華一現」は、三千年に一度だけ咲くといわれる優曇華の花が現れるように、極めて稀にしか起こらない貴重な出来事や現象のたとえである。『法華経』「方便品」に由来する四字熟語で、世にまれなことや、めったに目にすることができないことを意味する。
仏が様々な姿を現して衆生に仏法を説くことを指す。転じて、自らの経験や実践をもとに他者を導き教える喩えとして用いられる。『楞厳経』に典拠を持つ四字熟語である。