一荷とは、一つの荷物を指す。また、天秤棒の前後に振り分けて一人で担うのに適した量の荷物を意味する。さらに、釣りの分野では、一本の釣り糸に複数の釣り針を付け、一度に二匹以上の魚を釣り上げる方法を表す。
商品が店舗や市場などに届き、販売可能な状態になることを指す。特に小売業や卸売業において、新たに仕入れた商品が到着した状況を表す際に用いられる。
出荷とは、商品や製品を製造場所や保管場所から外部へ送り出すことを指す。特に商業や製造業において、完成した商品を市場や顧客に向けて発送する行為を意味し、生産活動の最終段階として位置づけられる。天候や物流の都合により遅延が生じることもある。対義語は入荷である。
初荷とは、新年最初の商いとして扱われる荷物のことを指す。古くからの習わしで、正月二日にその年の始めの荷を飾り立てて送り出したことに由来する。
負荷とは、荷物を背負うことを指し、転じて責任を引き受ける意味を持つ。また、機械や装置が実際に稼働する際にかかる仕事量や、システムに課される要求の程度を表す場合にも用いられる。
荷重とは、構造物や機械などに外部から加わる力のことであり、特にその物体が支える重量や圧力を指す。また、輸送においては貨物自体の重さを意味し、構造物が安全に耐えられる限界の負荷を表す場合もある。
荷葉とは、ハスの葉を指す語である。また、練り香の一種として、ハスの花の香りを模して調合された香料のこともいう。
荷駄とは、馬の背に載せて運ぶ荷物のことを指す。特に、物資や食糧などを運搬する際に用いられる馬の背負い荷を意味する。
荷役とは、船舶や車両などに積まれた貨物の積み込みや荷下ろしを行う作業を指し、またその作業に従事する人を指すこともある。
集荷とは、商品や貨物などを一箇所に集めることを指す。特に物流や農業の分野で、生産地や取引先から物品を収集する際に用いられる。例えば、農産物を出荷前にまとめる場所を「集荷場」と呼ぶ。なお、「蒐荷」の書き換えとしても用いられる語である。
稲荷は五穀を司る神を指し、その神を祀る神社をも意味する。また、俗信においてこの神の使いとされるキツネの別称としても用いられる。さらに、キツネの好物とされる油揚げ、あるいはそれを用いたいなり寿司の略称としても使われる。
シソ科に属する多年草で、湿地に自生する。全草に清涼感のある芳香があり、夏から秋にかけて淡い紅紫色の唇形の小花を咲かせる。葉にはメントールを含有し、薄荷油の原料となる。「薄荷」の名は漢名に由来する。
歩荷とは、山間部において物資を背負って運搬する行為、またはそれを生業とする者を指す。特に山小屋や登山道など、車両の通行が困難な場所へ食料や燃料などの荷物を人力で運ぶことを意味する。
茗荷はショウガ科の多年草で、熱帯アジアが原産地とされる。暖地の山林に自生し、また栽培も行われる。夏になると根元から淡赤褐色の苞に包まれた花穂を出し、淡黄色の花を咲かせる。若い花穂と若芽は食用とされ、独特の香りを持つ。
蒐荷とは、貨物や商品などを集めて荷造りすることを指す。特に、複数の場所から物品を集め、一箇所にまとめて積み込む作業を意味する。
蓮荷はハスの別称であり、蓮や荷の字はいずれもハスを指す。
小荷駄とは、馬に背負わせて運ぶ荷物全般を指す。特に室町時代には、戦場へ武具や兵糧などを運ぶための物資、あるいはそれらを輸送する駄馬隊そのものを意味した。
荷葉座とは、仏像を安置する台座の一種で、蓮の葉をかたどった形状をしている。
藪茗荷はツユクサ科の多年草で、関東以西の山林に自生する。葉は長楕円形で茗荷に似ており、夏に白い小花を咲かせた後、球形で藍色の実を結ぶ。