前提とは、ある事柄が成立するための基礎となる条件や、推論を行う際の土台となる既知の事実や仮定を指す。例えば、結婚を前提とした交際や、議論の前提となる共通理解などが挙げられる。
ある問題や状況に対して、自らの考えや意見をまとめ、それを公に示すこと。また、その内容そのものを指すこともある。
書類や意見、問題などを関係する機関や相手に差し出す行為を指す。例えば、報告書を提出する、申請書を提出するなどのように用いられる。
ある事柄についての考えや計画をまとめ、それを関係者や会議などに提出し、意見を求める行為を指す。また、そのようにして提出された考えや計画そのものも意味する。
提唱とは、ある意見や主義、主張などを示し、広く人々に呼びかけて賛同を求めることを指す。また、禅宗においては、教えの要旨を示し、それを説き明かす説法のあり方を意味する。
提起とは、会議や議論の場において議題や問題を提出すること、また訴訟などの手続きを開始することを指します。
提議とは、会議や審議の場において、特定の議案や意見を正式に提出する行為を指す。また、そのように提出された議案や意見そのものも意味する。
必要な情報や物品などを差し出し、相手が利用できるようにすること。
要領や要点をまとめて示すこと。また、そのように要点をまとめた書物を指す。
提琴は、西洋の弦楽器であるヴァイオリンを指す訳語として用いられる語である。
招提とは寺院の別称であり、僧侶が四方から集まってくる場所を指す。この語は梵語の音訳に由来し、本来は四方を意味する言葉であった。
提子とは、銀や錫などの金属で作られた、取っ手と注ぎ口が付いた鍋形の酒器を指す。
「孩提」とは、乳児や二、三歳頃の幼い子供を指す語である。漢字の「提」には抱かれるという意味があり、まだ歩行も十分でなく、常に抱きかかえられて過ごすような年頃の子を表している。
菩提とは、煩悩を断ち切り悟りを開くことを指す。また、極楽浄土に往生し仏果を得ることを意味し、転じて死者の冥福を祈る際にも用いられる。梵語の音訳に由来する語である。
物を手に下げて持つことを指す。また、互いに助け合い協力する関係を意味する。
提宇子はキリスト教における唯一神を指す語で、ポルトガル語の「デウス」に漢字を当てたものに由来する。漢字表記としては「大宇須」や「大臼」も用いられ、主に近世のキリスト教関連の文献において、天帝や天主と同義で用いられた。
菩提樹は、クワ科の常緑高木で、インドを原産とする。葉は卵円形で先端が長く伸び、花や果実はイチジクに似た形状を呈する。釈迦がこの木の下で悟りを開いたと伝えられ、別名をテンジクボダイジュという。また、シナノキ科の落葉高木も同じ名で呼ばれ、こちらは中国原産で、夏に芳香のある黄褐色の五弁花を咲かせ、丸い実を結ぶ。
閻浮提とは、仏教の世界観において須弥山の南方に位置するとされる大陸の名称である。本来はインドを指す語であったが、後に諸仏が出現する場所として現世や人間世界全体を意味するようになった。
発菩提心とは、仏教において悟りの境地である菩提を求めようと決意することを指す。煩悩を断ち切り、真の智慧を得ようとする心の起こりを意味し、修行の出発点となる重要な概念である。
「提耳面命」とは、相手の耳を引き寄せて直接言葉をかけ、顔を合わせて懇切に教え諭すことを意味する。『詩経』に由来し、親身になって丁寧に指導する様子を表す四字熟語である。
物事の要点や核心を掴み、全体を簡潔にまとめることを意味する。文章や議論の主要な部分を引き上げて整理し、複雑な内容を明瞭に把握させる様子を表す。
耳提面命とは、相手の耳を引っぱり顔を目の前にして、懇切丁寧に教え諭すことを意味する。『詩経』に由来する四字熟語で、親身になって熱心に指導する様子を表す。
後生菩提とは、仏教において来世の安楽と悟りの成就を願うことを指す。「後生」は来世、特に極楽往生を意味し、「菩提」は仏の悟りを表す。すなわち、死者の来世が極楽に生まれ、仏道を究めて悟りを開くことを祈る熟語である。