建築物の基礎となって上部構造を支える部分を指す。また、物事の基礎や基本となるものの比喩としても用いられ、さらに、根本から、あるいは最初からという意味を表す場合もある。
金額や数量において、大きな区切りとなる桁や単位を指す。特に、株式相場では百円単位の相場を示す呼称として用いられ、これに対して十円単位は単に「台」と呼ぶ。
茶道において、茶碗や建水などの茶道具を載せるための四本柱の棚を指す。
台帳とは、主に売買や事務処理の基本となる記録をまとめた帳簿を指し、原簿や元帳とも呼ばれる。例えば売上台帳や土地台帳などがこれに当たる。また、転じて歌舞伎や芝居の脚本、すなわち台本を意味する場合もある。
台所とは、家庭において食材の調理や食事の準備を行う場所を指す。炊事場やキッチンとも呼ばれる。また、転じて家計のやりくりや金銭の管理を意味し、一家の経済を担うことを「台所を預かる」などと表現する。
北太平洋南西部に発生する熱帯低気圧のうち、特に強いものを指す。夏から秋にかけて日本列島に接近または上陸し、暴風や大雨をもたらすことが多い。もともとは「颱風」と書かれたが、後に「台風」と書き換えられた。
演劇や映画、テレビ番組などで、俳優の台詞や動作、場面の進行などを記した脚本を指す。シナリオともいう。
台覧とは、身分の高い方や目上の方がご覧になることを敬って言う表現である。特に天皇や皇族、あるいは高位の貴人などが何かを見られる際に用いられる尊敬語で、そのお眼にかかることを光栄とする意味合いを含む。
灯台とは、主に港や岬などの沿岸部に設置され、夜間に光を発して船舶の航行を導き、安全を確保するための塔状の建造物を指します。また、かつては灯火を載せる木製の台、すなわち灯明台や燭台の意味でも用いられました。
書物や譜面などを置いて読むための台で、主に書見台や楽譜台として用いられる。
屋台とは、屋根を備え移動可能な構造の露店を指し、路上で飲食や物品を販売する際に用いられる。また、祭礼などで囃子を演奏するために設けられる仮設の舞台の意味も持つ。演劇においては、家屋を表現する大道具を指す場合があり、さらに「屋台骨」の略語として組織や家計を支える基盤を表す用法もある。
島台とは、州浜の形をした台の上に松竹梅や鶴亀などを配し、蓬莱山を模した飾り物を指す。婚礼などの祝い事に用いられ、仙人が住むとされる中国の伝説上の霊山・蓬莱山をかたどっている。
手紙文などで、相手を敬って呼ぶ語。特に目上の人に対して用いられる。
公衆浴場や見せ物小屋などの入口付近に設けられた、番人や案内係が立って客の出入りを見張ったり、料金を徴収したりするための一段高くなった台。また、転じて、その役割を担う人そのものを指すこともある。
食事をとるために用いる台のこと。主にちゃぶ台や食卓を指し、家庭で食事をする際に使用される家具をいう。
楼台とは、高く聳える建物を指し、特に屋根を備えた高い建造物を意味する。
盤台は魚屋が魚を入れて運搬する際に用いる、底が浅く楕円形をした大型のたらいを指す。「ハンダイ」と読む場合もある。
縁台とは、主に夏の夕涼みなどに用いられる、木や竹で作られた細長い腰掛けのことである。縁側や庭先などに置かれ、くつろいで外の景色を眺めたり、人々が集って談笑したりする際に使われる。
鎮台とは、ある地域の防衛を担うために配置された軍隊を指す。特に明治初期には、全国の要地に設置された陸軍の軍団を意味し、その兵士を鎮台兵と呼んだことから、これを略して鎮台と言う場合もある。
鏡台とは、化粧用の鏡を備えた家具を指す。通常は引き出し付きの箱状の台の上に鏡が取り付けられており、化粧道具を収納しながら鏡を見て身だしなみを整えるために用いられる。古くは手鏡を立てかけて使用する台を指した。
露台とは、屋根のない台状の構造物を指し、主に屋外に設けられる。建物から張り出した屋根のない床部分を指してテラスやバルコニーと呼ぶこともあり、夏期のくつろぎの場として用いられる。また、野外での演劇や催しのために設けられる屋外舞台の意味も含まれる。
絎台は裁縫用具の一種で、絎縫いを行う際に布の端をひもで吊るし、布がたるまないように固定するための台を指す。掛台とも呼ばれる。
瑶台とは、玉で飾られた華麗な高楼を指す。また、その美しさから転じて、月の雅称としても用いられる。
蓮台とは、蓮の花をかたどった台座のことで、仏像を安置するために用いられる。また、かつては川を渡る際に客を乗せて担いだ乗り物を指すこともあり、この意味では「輦台」と表記されることもある。
輦台は、江戸時代に大井川などの渡河で用いられた、旅客を乗せて担ぐ移動用の台を指す。渡し船の使用が禁じられた川において、人足が肩で担いで往来した。表記は「蓮台」とも書かれる。
篦台は裁縫において布を置く台を指し、へらを用いて布に印をつける際に使用される道具である。
ろうそくを立てて灯りをともすための台を指す。主に金属や陶器、木などで作られ、安定した足や受け皿を備えている。燭架や灯台とも呼ばれる。
灯台木はミズキ科に属する落葉高木のことで、その名は漢名に由来します。水木(みずき)とも呼ばれます。
弾正台は、古代日本の律令制において警察・監察を担当した官庁である。主に都の風紀を取り締まり、官吏の不正や犯罪を糾弾する役割を担った。「弾正」という名称は、罪を糺し正すことを意味する。
卓袱台とは、折りたたみ可能な短い脚が付いた食卓のことで、主に座敷で使用される。通常は円形または角形をしており、食事の際に畳の上に置いて用いられる。
檜舞台とは、ヒノキの板を張った能や歌舞伎の舞台を指す。その清々しい木肌と音響効果の良さから、転じて、自らの技量や才能を広く世間に披露する晴れやかな場面や機会を意味するようになった。
台風が通過した後に見られる快晴の状態を指す。転じて、大きな騒動や混乱が収束し、物事が落ち着いて晴れやかな気分になる様子を表す。
光禄池台は、唐代の詩人劉希夷の詩「代悲白頭翁」に由来する四字熟語で、かつて栄華を極めた邸宅や庭園を指す。かつては豪華な宴が催された場所であったが、今は荒れ果てて往時の面影もない、栄枯盛衰のはかなさを象徴する表現として用いられる。