刈葱はネギの変種の一つで、細く柔らかい葉を持つ。秋に種をまき、夏に収穫して食用とするため、夏ネギとも呼ばれる。
分葱はユリ科の多年草で、シベリア原産とされるネギの変種である。葉は細く、香りが控えめで食用に供される。春に株分けによって増殖する習性からこの名があり、フユネギやフユギとも呼ばれる。
水葱(なぎ)は、ミズアオイの別称であり、雨久花(みずあおい)とも呼ばれる水生植物を指す。夏季にみられ、表記としては「菜葱」と書くこともある。
ユリ科の多年草で、西南アジアが原産とされる。葉と茎は中空の円筒形をしており、地下に形成される鱗茎は食用として広く用いられる。夏に「葱頭」と表記されることもある。
糸葱はユリ科の多年草で、細い葉が特徴のネギ類である。漢名からの誤用によって「糸葱」の字が当てられたが、本来は「浅葱」と表記される植物を指す。
浅葱(あさぎ)は、緑みを帯びた薄い青色を指す。その由来はネギの若葉のような淡い緑色にちなむ。なお、「あさつき」と読む場合は別の意味となる。
浅葱はユリ科の多年草で、山野に自生し、野菜として栽培されることもある。葉は筒状で淡緑色をしており、ネギに似た形状を持つ。別名をセンボンワケギともいい、春に収穫される。表記としては「糸葱」と書く場合もある。なお、「あさぎ」と読む場合は異なる意味となる。
菜葱(なぎ)は、ミズアオイの別称である。水辺に生育する多年草で、夏に青紫色の花を咲かせる。
萌葱とは、芽を出したばかりの葱に見られる、黄みを帯びた淡い緑色を指す。萌葱色あるいは萌黄色の略称として用いられる。
葱青とは、草木が青々と茂っている様子を指す。また、ネギの葉の青い色合いを表すこともある。
葱頭はユリ科に属する多年草で、鱗茎が球形に肥大した部分を食用とする野菜である。玉葱とも呼ばれ、独特の辛味と甘みを持ち、広く料理に用いられる。
葱鮪は、鍋料理の一種で、ネギとマグロを主な具材として一緒に煮込んだものである。特に寒い季節に好まれる料理である。
ユリ科の多年草で、山地に自生する。初夏に細長い花茎を直立させ、純白の小花を穂状につける。六枚ある花弁のうち四枚は長さ約一センチメートルの糸状に伸びるのが特徴である。「白糸草」とも表記する。
ミズアオイ科の一年草で、池や沼に自生する。ミズアオイに似ているが、やや小型である。初秋に青紫色の花を咲かせる。「鴨舌草」とも書く。
葱坊主とは、ネギの花のことを指す。春に小さな花が球状に集まって咲く様子を、坊主の頭髪のない頭に見立ててこう呼ばれる。