民間に古くから伝承されてきた説話の総称であり、特定の作者を持たず口承によって伝えられてきた。昔話や伝説、世間話などを含み、その土地の風土や人々の生活感情を反映している。
二人またはそれ以上の人が互いに言葉を交わすことを指す。また、そのやり取りの内容そのものも意味する。
二人またはそれ以上の人が互いに向き合い、言葉を交わすこと。また、そのような話し合いの内容や過程を指す。
夜話とは、夜間に語り合う会話や、それを記録した書物を指す。また、くだけた雑談やその内容をまとめた著作を意味することもある。禅宗の寺院では、修行の一環として夜に行われる訓話を指す場合があり、この語は「よばなし」と読むこともある。
実際に起こった出来事に基づく話を指し、創作や虚構ではなく事実を伝える内容をいう。
悲しみや哀れみを感じさせる物語を指し、特に同情を誘うような切ない内容の話をいう。
茶を飲みながらくつろいで交わす会話を指す。特に形式ばらない座談や雑談の場を意味し、「茶話会」のように改まった集まりにも用いられる。
挿話とは、文章や談話の本筋から外れた短い話を指し、主要な内容の合間に織り込まれる逸話やエピソードを意味する。
高話とは、相手の話を敬って言う語で、特に目上の人や尊敬すべき人物の発言に対して用いられる。例えば、「ご高話を拝聴する」のように、その内容を謹んで聞くという態度を表す表現に使われる。
禅宗の寺院において、説法を行う者に対して参禅者が行う質問を指す。
悲話とは、ある人物や出来事にまつわる哀れを誘う物語を指し、読者や聞き手の心に悲しみや痛みを感じさせる内容を特徴とする。
閑話とは、静かに語り合うことを指し、またそのような会話そのものを意味する。転じて、特に取り立てて言うほどの内容のない世間話や無駄話を指す場合もある。「閑話休題」という表現は、本題からそれた余談を切り上げて本筋に戻す際に用いられる。また、「間話」と表記されることもある。
恋人同士が睦まじく交わす戯れ言や、情愛に満ちた会話を指す。また、男女の情事そのものを意味することもある。
裏話とは、表立っては語られない物事の背景や、当事者にしか知り得ない内輪の事情についての話を指す。公にはされていないエピソードや、表面からは窺い知れない真相を含むことが多い。
話術とは、話をする際の技術や方法を指し、相手を引き込んだり説得したりするための巧みな話し方を意味する。
会話や議論の中心となる題材や内容を指し、人々が語り合う際の主題となるもの。
話頭とは、会話や物語の始まりとなるきっかけや導入部分を指す。また、話題そのものや話の内容を意味することもあり、会話の方向性や主題を表す際に用いられる。
話す内容や材料を指し、会話や議論の主題となる事柄を意味する。話題として用いられ、豊富な話柄は会話を弾ませ、転じることで話題を切り替える際にも使われる表現である。
説話とは、古くから人々の間で口伝えされてきた物語の総称であり、神話や伝説、昔話などがこれに含まれる。それらを研究対象とする文学分野を説話文学と呼ぶ。
談話とは、人々が互いに話を交わす行為を指し、また形式ばらずに意見や考えを述べることも意味する。例えば、談話室のように会話のための場所を指す場合や、炉辺談話のようにくつろいだ雰囲気の中で行われる語らいを指す場合がある。
ある題目について筋道を立てて説明し、人々に聞かせること。また、その内容そのものを指す。形式としては講演や説教などが含まれる。
小話とは、短くて気の利いた笑い話や、落語の本題に入る前の短い前座の話を指す。江戸小話のように、簡潔な中に洒落や機知を効かせた一口話の形式を特徴とする。
噂話とは、根拠が確かでない事柄について人々が取り交わす話のことで、単に「噂」ともいう。特に、興味を引く内容についてあれこれと話が広がり、活発に取り沙汰される様子を「噂話に花が咲く」などと表現する。
腹話術とは、唇や歯をほとんど動かさずに発声し、あたかも別の人物や人形などが話しているかのように聞かせる話術を指す。また、その技術を用いて人形と対話する形で演じられる芸能をも意味する。
他人に聞かれたくない内容を、声を潜めてこっそりと話すこと。また、そのような話の内容を指す。
「閑話休題」は、それまでの余談や前置きを切り上げて本題に入る際に用いる表現である。無駄話を意味する「閑話」と、話題を止めることを示す「休題」から成り、話の筋道から外れた部分を改め、主要な内容へと戻すことを表す。