卑官とは、官職の序列において下位に位置する役職を指す。また、役人が自らの地位を謙遜して述べる際にも用いられる表現である。
自分自身を低く見て、他者に対して必要以上にへりくだったり媚びたりする態度を指す。自己評価が低く、自信を欠いている様子が表れている。
卑見とは、自分の意見を謙遜して述べる際に用いる語で、取るに足らない意見や考えを意味する。表記としては「鄙見」と書くこともある。
卑語とは、下品で粗野な言葉遣いを指し、公の場で用いるにはふさわしくないとされる表現を総称する。俗語や隠語、罵倒語などがこれに含まれ、時に「鄙語」とも表記される。
卑俗とは、態度や言動、あるいは趣向などが、洗練されておらず下品で、俗っぽいさまを指す。高尚さに欠け、品が感じられない状態を表す。「鄙俗」と表記することもある。
卑劣とは、人としての道徳や品位に欠け、ずるく下品な性質や振る舞いを指す。手段や考え方が陰険で、他人を欺いたり陥れたりするような、恥ずべき行為や態度を表す。
卑怯とは、勇気がなく物事を恐れる臆病な様子、あるいは心根が卑しく正々堂々とせず、ずるく不正な手段を用いることを指す。
官尊民卑とは、政府や役人を尊び、一般の民衆を卑しむ考え方や風潮を指す四字熟語である。官権を重んじる一方で、民間の事柄を軽視する態度や社会の気風を表す。
野卑滑稽とは、下品で卑わいな様子や、品がなく下劣な言動を滑稽に表現することを指す。人前で恥ずかしくなるような振る舞いや、みだらな言動を面白おかしく描く際に用いられる表現である。
卑躬屈節とは、自分を卑下してへりくだり、相手に対して腰を低くしてへつらうような態度を指す。権力者や目上の人に対して過度に従順な振る舞いをし、自己の尊厳を捨ててまで追従する様を表す四字熟語である。
卑怯千万とは、非常に卑劣で恥知らずな様子を表す四字熟語である。卑怯な行為や態度が極めて甚だしく、到底許しがたいことを強調する表現として用いられる。
知崇礼卑とは、真の知者は知識を深めるほどに謙虚になり、人に対して礼を尽くすものであるという意味の四字熟語である。知恵が高まることを「知崇」といい、礼においてはへりくだることを「礼卑」という。『易経』に由来し、知が高まるにつれて徳も高まり、謙虚な礼節によって人々の信頼を得るという教えを示している。