勾配とは、斜面の傾斜の程度を指す語であり、またその斜面そのものを表すこともある。例えば、急な勾配の坂道や、勾配を滑り降りるといった用法で用いられる。
ある事柄に対して不安や気がかりを感じること。また、そのような状態にある人や物事に対して気を配り、世話をしたり気遣ったりすることを指す。
手配とは、物事が円滑に進むよう事前に段取りを整え、必要な準備を整えることを指す。また、特に警察などの捜査機関において、事件の解決や犯人の逮捕のために、関係者への指示や人員の配置などを行うことを意味する場合もある。
物品や荷物などを、事務所や家庭など指定された場所まで直接届ける配達サービスのこと。特に、宅配便などの配送手段を用いて行われる。
采配とは、かつて戦場で大将が兵士を指揮する際に用いた道具で、柄の先に房や飾りを付けたものを指す。転じて、物事を指揮したり指図したりする行為そのものも意味し、例えば「采配を振る」のように用いられる。
軍配とは、元来は戦場における軍隊の配置や進退を指揮することを指す。そこから転じて、物事を指図したり采配を振るう意味でも用いられる。また、軍配団扇の略称として、かつて武将が指揮に用いた団扇、あるいは相撲の行司が勝敗を裁定する際に手にする道具を指す。
差配とは、物事を取り仕切って指揮や指示を行うことを指す。また、その役割を担う人を指す場合もある。特に、所有者に代わって貸し地や貸し家の管理業務を行うこと、あるいはその管理者を意味する。
物事を適切に配置し、状況に応じてうまく処理することを指す。また、物事の具合や調子を表す場合もある。
配所とは、罪を犯した者が流刑に処せられて送り込まれる土地を指す。流罪の地とも呼ばれ、遠隔の地や辺境に位置することが多い。
配当とは、利益や物資などを一定の基準に従って割り当てることを指す。特に、企業が得た利益の一部を株主や出資者に対して分配する行為、またはその分配される金銭を意味する。
配備とは、必要な人員や装備などを事前に適切な位置に配置し、準備を整えておくことを指す。例えば、事件に備えて警察官を配置したり、防衛のために戦闘機を配置する場合などに用いられる。
食事を食卓に並べたり、客の前に供したりすることを指す。特に、正式な場での料理の配置や提供を意味する。
配付とは、限られた範囲において、それぞれの対象に物品や書類などを割り当てて手渡すことを指す。例えば、試験会場で答案用紙を参加者に配るような場合に用いられる。
組織や団体において、人員を特定の部署や職務に割り当て、所属させることを指す。
演劇や映画などの作品において、出演者にそれぞれの役を割り当てること。また、そのようにして決められた役柄や、配役された出演者の組み合わせそのものを指すこともある。
配管とは、ガスや水道などの流体を通すための管を設置する作業、またその管自体を指す。建築や設備工事において、所定の位置に管を取り付け、接続する一連の工程を意味する。
他人に対して気を配り、思いやりの心をもって対応すること。特に、相手の立場や状況を考え、適切な心遣いや処置を施すことを指す。
配偶とは、婚姻関係にある相手を指す語で、夫婦の一方が他方を呼ぶ際に用いられる。通常は「配偶者」の略語として扱われる。
配流とは、罪人を遠方の地へ送り届ける刑罰を指す。特に江戸時代には、島流しなどの形で実施された。流刑や配謫と同義であり、「ハイリュウ」と読む場合もある。
人や物を特定の場所や役割に割り当てて据えること。また、そのように定められた位置や持ち場を指す。
配列とは、一定の順序や規則に従って物事を並べることを指し、またその並び方そのものを表す。例えばアルファベット順に並べる場合などに用いられ、「排列」と書くこともある。
配電とは、発電所で生み出された電力を変電所や配電線などを通じて、工場や家庭など各需要家に適切に分配し供給することを指す。
高配とは、相手の配慮や心遣いを敬って言う語である。特に目上の人からの気遣いや厚意に対して用いられ、例えば「ご高配を賜る」などの形で、その心遣いへの敬意と感謝の意を表す。
無配とは、株式の配当が行われない状態を指す語で、「無配当」の略称である。企業の業績が振るわず利益の分配ができない場合などに用いられ、対義語は「有配」となる。
配謫とは、罪を咎めて遠方の地へ追放する刑罰を指し、配流と同義である。
矩勾配とは、建築において45度の傾斜を指す用語である。主に屋根や階段などの勾配を表す際に用いられ、水平距離と垂直距離が等しくなる角度を意味する。
蛸配当とは、企業が十分な利益を上げていないにもかかわらず、資本金や内部留保を取り崩して無理に行う配当を指す。蛸が自らの足を食う習性に由来する比喩で、自らの財産を食い潰す行為を意味する。