川原とは、川の流れに沿って広がる、水が引いた際に露出する石や砂礫の多い土地を指す。特に水量の少ない時期や河岸の平坦な部分に見られ、表記としては「河原」や「磧」とも書かれる。
氷で覆われた広大な平坦地を指し、特に極地や高山帯に形成される。冬期の厳しい寒さによって大地が凍結し、一面の氷の平原となった状態を表す。
河原とは、川の流れに沿って形成される、小石や砂が堆積した平坦な土地を指す。通常は水が引いた際に現れる河床部分や、川岸の礫地を意味し、「川原」とも表記される。語源は「かわはら」が転じたものとされる。
広々と果てしなく広がる海原を指し、特に水平線の彼方まで見渡す限りの雄大な海面を表現する語である。
原型とは、彫刻や鋳造を行う際に作品の元となる立体の型を指す。また、洋裁においては、型紙を作成するための基礎となる製図の型のことを意味する。
原稿とは、印刷や公表に先立って作成される文章や図画の下書きを指す。特に、新聞や雑誌、書籍などの出版物において、印刷の元となる原案を意味する。また、講演や放送などで使用する文章の草稿も含まれる。
原案とは、検討や審議を経る前の最初の段階における案、または構想の基となる考えそのものを指す。後に修正や加筆が施される可能性のある、草案としての性格を持つ。
民事訴訟や行政訴訟において、裁判所に訴えを提起し、自己の権利や利益の保護を求める当事者を指す。訴訟手続きにおいては、訴状を提出して裁判を開始する側であり、これに対して訴えられる側を被告という。
キリスト教の教義において、人類の始祖アダムとイブが神の禁令に背いて犯した最初の罪を指す。この罪はその子孫である全人類に継承され、人間が生まれながらに負う罪の性質とされる。『旧約聖書』の創世記に由来する概念である。
原液とは、水などで薄めたり他の成分を加えたりせず、製造時に得られたままの濃度を保つ液体を指す。化粧品や薬品、食品などの分野で、製品の基となる未希釈の状態を表すことが多い。
原産とは、動植物や鉱物、あるいは農産物や工芸品などが、最初に産出されたり、その起源とされる土地や地域を指す。また、そのもの自体を表すこともある。
原価とは、製品を製造する際に直接かかる材料費や労務費、経費などの総費用を指す。また、商品を仕入れる際の購入価格を意味することもある。
原子とは、物質を構成する基本単位であり、化学変化によってもそれ以上分割できない最小の粒子を指す。中心に正の電荷を持つ原子核があり、その周囲を負の電荷を持つ電子が取り囲む構造をしている。元素の性質を保つ最小の単位として、物理学や化学の基礎概念を成す。
原画とは、印刷や複製を行う際のもととなる絵画を指し、複製物の原型となる作品そのものを意味します。
原資とは、事業や政策を実施する際の元手となる資金のことで、財政投融資においては国が政策を実行するための基盤となる資金源を指します。
原級とは、進級できずに同じ学年を再度履修することを指す。また、欧米語の文法において、形容詞や副詞の比較変化における基本形を表し、比較級や最上級の基準となる形態をいう。
もとのままの状態や形。何らかの変化や損傷を受ける前の、最初の状況を指す。
物事の最初の状態や、変化や加工が加わる前の本来の形状を指す。例えば、事故に遭った車両が原型を留めていないという場合、それは本来の姿から大きく損なわれていることを意味する。
原寸とは、実物と同一の寸法を指し、また元の大きさそのものを意味する。例えば、原寸大の銅像とは、実物と寸分違わぬ大きさで作られた像を表す。
翻訳や写本、改訂、引用などが行われる際の、もととなる書物や文献を指す。また、物事の根源や根本となるものという意味でも用いられる。
原野とは、人の手が加わっておらず、自然のままの広々とした平坦な土地を指す。耕作や開発が行われていない草原や野原の状態を表し、時に開拓の対象となる未開の地という意味合いを含む。
引用や翻訳の元となった書物や文献を指す言葉で、ある作品や記述の出典となる原本を意味します。
原点とは、測量や数学において基準となる点を指し、座標軸が交わる点を意味する。また、物事の出発点や根本となる場所や考え方を表し、議論や行動の拠り所となる概念としても用いられる。
原版とは、印刷において紙型や鉛版を作るための元となる活字の組版を指す。また、より広くは、複製や翻訳、写真印刷などを行う際のもととなる原本のことを意味する。
原盤とは、レコードの複製や復刻を行う際に元となる盤のことを指す。複製の場合は鋳型を作るための原盤を、復刻の場合は既存のレコード盤そのものを指して用いられる。
原簿とは、写しや転記を行う際のもととなる帳簿を指し、特に会計においては総勘定元帳を意味する。
桑原とは、桑の木が植えられている土地や畑を指す語である。また、落雷や災いを避けるために唱える呪文としても用いられ、通常は「くわばら、くわばら」と繰り返して唱える。
病気を引き起こす原因となるものを指す。特に、感染症の原因となる微生物やウイルスなどを含む概念として用いられ、「病原菌」「病原体」などの複合語を形成する。病因や病根とほぼ同義である。
雪原とは、高山などに積もった雪が溶けずに残る広い地域を指し、万年雪の見られる場所をいう。また、一面に雪が降り積もった広々とした平野や野原のことも意味する。
低温で多湿な環境において、泥炭が堆積して形成される平坦な地形を指し、湿性の植物群落が発達した草原状の地域をいう。
権原とは、法律上ある行為を正当に行うことができる根拠となる事実や法律関係を指す。例えば、所有権に基づく物の使用や売買、契約に基づく債権の行使などがこれに当たり、権利の発生や行使を正当化する原因となるものをいう。
「奴原」は「やつばら」と読み、複数の人間を指す語である。「やつら」や「やつども」と同義で、やや軽蔑や親しみを込めて用いられる。「ばら」は複数を表す接尾語であり、「奴原」はその当て字として成立した語である。
原子核の分裂や融合などの核反応によって放出される莫大なエネルギーを指す。原子エネルギーとも呼ばれ、発電や動力源として利用される。
ある土地に、他の地域からの移住者が到来する以前から居住している人々を指す。また、そのような人々によって構成される民族集団を意味する場合もある。
大原女とは、京都郊外の大原の里から、薪や花木などを頭に載せて都の市街に売り歩いた女性のことを指す。読みは「おはらめ」であり、「おおはらめ」とも読まれる。
高天原は日本神話において、天照大御神をはじめとする天津神が住まう天上の世界を指す。葦原中国や黄泉国に対し、清らかで秩序ある神聖な領域とされ、日本の国土や皇室の起源と深く結びついている。古事記や日本書紀では「たかまのはら」とも訓じられる。
豊葦原は、葦が豊かに生い茂る原野を意味し、日本の国土を称える美称として用いられる。古代より、稲作に適した肥沃な土地を象徴する表現であり、日本の豊かな自然と国土を讃える言葉として定着している。
『詩経』「小雅・常棣」に由来する四字熟語で、兄弟が互いに助け合い、仲睦まじくする情愛を指す。鴒(せきれい)が原野で鳴き交わす様子に喩え、兄弟間の深い絆と慈しみの情を表す。
燎原の火とは、野原を焼き尽くす大火のことで、『書経』に典拠を持つ四字熟語である。その勢いは猛烈で、広範囲に燃え広がる様子から、物事が急速に拡大し、もはや阻止できないほどの盛んな状態に喩えられる。
「中原之鹿」は、古代中国の天下を「中原」に、帝位を「鹿」にたとえた四字熟語である。群雄が覇権を争う様子を、狩人が鹿を追い求める競争になぞらえて表現したもので、『史記』淮陰侯伝に由来する。
「星火燎原」とは、小さな火の粉が広大な野原を焼き尽くすように、些細な事柄や小さな勢力であっても放置すれば、やがては手が付けられないほど大きな災いや勢力へと発展することを喩えた四字熟語である。