城の防衛施設の一部として築かれた高い建造物で、物見や監視の役割を果たすとともに、威容を示す構造物を指す。
高い建物を指し、特に何層にも重なってそびえ立つ構造物を意味する。古くは「高殿」や「楼閣」とも呼ばれ、現代では主に都市部の高層ビルや塔状の建築物を指して用いられる。
楼観とは、高い建物や櫓を指す語で、特に遠くを見渡すための物見台を意味する。「楼」も「観」もそれぞれ高い建物を表す漢字であり、合わせて高く構えられた見張り台や展望施設を指す。
楼門とは、門の上部に櫓を備えた二階建ての構造を持つ門を指す。城郭や寺院などに見られ、物見や防御の機能を兼ね備えた建築様式である。
寺院の境内に設けられた鐘を吊るし、時を告げるために撞くための建物。鐘つき堂とも呼ばれる。
妓楼とは、遊女を抱えて客の接待をさせた営業施設を指す。遊女屋や妓館とも呼ばれ、かつての遊廓において娼妓が客を取る場として機能した。
檣楼とは、帆船のマストの頂部に設けられた見張り台や作業場を指す。船体から高く聳える位置にあり、遠方の観測や帆の操作などに用いられた。
岳陽楼は中国湖南省岳陽市の城西に位置する楼閣で、洞庭湖に面した景勝地として知られる。古来より多くの文人墨客がこの楼に登り、湖の眺望を讃える詩文を残したことで名高い。
天を摩するほどに聳え立つ非常に高い建物を指し、現代では超高層ビルを意味する。都市の景観を象徴する建造物として、特に大都市の中心部に林立する様子が想起される。
城楼棚は茶席で用いられる棚物の一種であり、袋棚を半分にした形状の半切棚を指す。また、違い棚の一種として、棚板の中央を一段高くした書院造の正式な棚を指す場合もある。表記としては「西楼棚」とも書かれる。
海市蜃楼は、大気の屈折によって遠方の景物が浮かび上がって見える蜃気楼のことを指す。そこから転じて、実体がなくはかない幻や、根拠のない空中楼閣のようなものを喩える表現としても用いられる。
「大廈高楼」は、大きくて高い建物、特に豪壮で立派な家屋や建築物を指す四字熟語である。「大廈」は規模の大きな家屋を、「高楼」は層の高い建物をそれぞれ意味し、合わせて壮大な建築物の様子を表す。語順を逆にした「高楼大廈」も同義で用いられる。
蜃楼海市とは、蜃気楼の一種を指す言葉で、海上や砂漠などで遠くの景色が空中に浮かんで見える自然現象をいいます。転じて、実体のない幻のようなものや、はかない夢物事のたとえとしても用いられます。
酒家妓楼とは、酒を提供する店と遊女を置く遊郭を併せた場所、あるいはそのような歓楽街を指す四字熟語である。主に近世の都市における飲食と遊興を兼ねた施設や区域を表現する際に用いられる。
砂上楼閣とは、砂の上に築かれた高い建物のように、外見は立派であっても土台が脆弱なため、長く維持することができず、やがて崩れ去る物事の喩えである。また、基礎を欠いているがゆえに実現不可能な計画や構想を指すこともある。
玉楼金殿とは、玉や金で飾られた豪華な楼閣や宮殿を指し、非常に華やかで美しい建築物を形容する表現である。転じて、贅を尽くした立派な建物や、富と権力を象徴するような場所を喩える際にも用いられる。
黄金や宝石で飾られた美しくきらびやかな御殿や高楼を指す四字熟語で、極めて豪華で壮麗な建築物の形容に用いられる。