心の最も奥深い部分、本心や真の思いを指す。また、「真底」と書くこともあり、「シンそこ」と読む場合もある。
必要な物資や人材などが欠乏し、供給が追いつかなくなる状態を指す。特に、社会や組織において深刻な不足が生じ、需要を満たせない状況を表す。
陶磁器の底部に形成される円形の隆起部分を指す。轆轤(ろくろ)で成形した器を糸で切り離す際に生じる痕跡に由来し、糸切りや糸じりとも呼ばれる。
地面の下層部に位置する土壌を指す語で、表土に対して下位にある土層を意味する。「初土(はつに)」と対比される概念であり、「そこつち」とも読まれる。
表面には表さない心の奥底にある真の考えや意図を指す。本心や下心とも言い、相手の隠された意図を推し量る場合に「底意を読む」などの表現で用いられる。
物事が極限まで進行し、それ以上進む余地がなくなる状態を指す。特に悪い事態が際限なく続き、収束する見込みがない状況に用いられる。
底本とは、翻訳や校訂、校合などの作業を行う際に基準となる原本のことを指します。定本と区別するために「そこほん」とも呼ばれます。
物事の基礎となる部分や、思想や行動の根底をなすものを指す。また、建造物などの最下部を構成する底面を意味することもある。
徹底とは、考え方や行動において中途半端さを排し、最後まで貫き通すことを指す。また、物事が隅々まで行き渡り、残るところなく及ぶ様子も表す。
手のひらの中央のくぼんだ部分を指す語で、掌の窪みを表す。
水の底、すなわち水中の最も深い部分を指す。水面から最も遠い水底の領域を表し、湖沼や河川、海などの水域において、堆積物が沈殿し、光が届きにくい環境を指す語である。
そこひとは、眼球内部に生じる病変により視力が低下する疾患の総称であり、緑内障や白内障、黒内障などがこれに含まれる。
筐底とは箱の底、あるいは箱の中を指す。特に「筐底に秘す」のように用いる場合は、他人の目に触れないよう箱の奥深くにしまっておくことを意味する。表記は「篋底」とも書く。
篋底とは、箱やかごなどの容器の最も下の部分を指す語である。筐底とも表記され、物を収める器の底部を意味する。
心の奥底に潜む性質や気性を指し、特にそれが良くない方向に働く場合に用いられる。
青底翳とは、眼圧の上昇などにより視神経が障害を受け、視野が欠損する疾患である緑内障の俗称である。
ウシノシタ科に属する海産魚の一種で、その平たい体形が履物の底に似ていることからこの名がついた。別名を舌鮃(したびらめ)ともいう。
海底に映る月を本物と見誤り、それをすくい取ろうとする愚かな行為から転じて、到底実現不可能なことに無駄な努力を費やすことの喩え。
一韻到底とは、詩歌において通篇を通じて同一の韻字を用いることを指す。特に漢詩や詞曲などで、最初から最後まで一貫して同じ韻を踏み続ける技法を意味する。
流星光底とは、振り上げた名刀の下を指す四字熟語である。流星のように一瞬きらめく刀剣の閃光を表し、もとは勢いよく振り下ろされる刀の輝きを流星に喩えた表現である。ここでの「底」は下を意味する。頼山陽の「題不識庵撃機山図」に用例が見られる。
周知徹底とは、ある事柄を広く知らせ、その内容が隅々まで行き渡るように徹底させることを意味する。組織や集団において方針や情報を全員に確実に理解させる際などに用いられる表現である。