物価や株価などが下がることを指す。また、等級や価値が低くなることにも用いられる。
及落とは、試験や選考などの結果において、合格(及第)と不合格(落第)の両方を併せて指す語である。合否の判定そのもの、またはその結果を意味する。
あるべきものが抜け落ちたり、不足したりしている状態を指す。特に、本来備わっているべき能力や要素が失われている場合に用いられる。
選挙や抽選などにおいて、当選するか落選するかを指す語。特に選挙では、当選と落選の境界線上にある状況を表す際に用いられる。
低落とは、物事の状態や程度が下がることを指す。主に価格や相場が下落する場合や、人気や評判などが衰える様子を表す際に用いられる。
虎落とは、竹を斜めに組み合わせて縄で結びつけた柵や垣根のことを指す。また、枝付きの竹を並べて作った物干しのこともいい、特に染め物屋で用いられた。この語は漢名に由来し、虎を防ぐ柵を意味する。
急落とは、株価や物価などの数値が急激に大きく下落することを指す。特に金融市場や経済指標において、短期間で大幅な下落が生じる状況を表す。
陥落とは、穴やくぼみに落ち込むことを指す。また、地面や地盤が沈下して窪む陥没の意味も持つ。転じて、城塞や拠点が敵の攻撃によって落とされること、あるいは順位や地位が下落する状況にも用いられる。
落差とは、水が流れ落ちる際の上下の水面の高さの違いを指す。また、より広く、地形や物事の間の高低差や隔たりを意味し、例えば生活水準の大きな違いなどにも用いられる。
競売や入札において、最高価格を提示するなどして、その物件や権利を取得すること。
落手とは、手紙や品物などを受け取ることを指す。また、囲碁や将棋において、失敗した手や悪い手を意味する場合もある。
落首とは、作者を明かさずに世相や人物を風刺・批判する内容を詠んだ狂歌や狂句を指す。匿名性を利用して鋭い批評を投げかけ、時に政治や社会への皮肉を込めた文芸形式として発展した。
落書とは、落とし文と同義で、不特定多数の者が目にする場所に匿名で書き記す文書を指す。また、壁や机などにいたずら書きをする行為、あるいはその書き記されたものをも意味する。
落掌とは、手紙や品物などを受け取ることを意味する語で、特に「落手」と同義であるが、より改まった表現として用いられる。例えば、「貴簡、有難く落掌いたしました」のように、丁寧な文脈で使用される。
落款とは、書画作品の完成に際し、作者が自らの署名や雅号の印を押すことを指す。また、その署名や印そのものを指す場合もある。これは「落成款識」の略であり、「款」は器物などに刻まれた文字を意味する。
建築物や土木構造物が完成し、使用可能な状態になることを指す。特に大規模な建造物の完成をいう場合が多い。
髪を剃り落として仏門に入ることを指し、出家の際に行われる儀式を表す。剃髪や落飾と同義である。
山や崖などから岩石が崩れ落ちる現象を指し、また落下してきた岩石そのものをも意味する。交通標識などでは「落石注意」の形で用いられ、道路上の危険を警告する。
鉱山の坑道内において、天井や側壁を構成する岩盤が突然崩落する現象を指す。採掘作業に伴う地圧の変化などが原因で発生し、重大な労働災害につながる危険性がある。
選挙や選考などにおいて、当選や入選を果たせずに外れることを指す。
試験や検査に合格しないことを指す。また、成績不良のため進級や進学が認められない状態を意味し、転じて、一定の水準に達していない物事や状態を評する際にも用いられる。
落陽とは、西の空に沈みゆく太陽のことで、夕暮れ時に地平線に近づき、赤く染まった姿を指す。夕日や入り日とも呼ばれ、一日の終わりを告げる光景として捉えられる。
期待が外れたり、思い通りにならなかったりして、がっかりして元気をなくすこと。気力を失い、意気消沈した状態を指す。
雷が地上に落ちる現象を指す。雲と地面の間で発生する大規模な放電作用であり、激しい光と轟音を伴う。特に夏季の雷雨時に多く見られる自然現象である。
物事の決着がつき、安定した状態に至ること。紛争や問題が解決され、収束する様を指す。
落丁とは、書籍や雑誌などの製本において、一部のページが抜け落ちていたり、順序が乱れている状態を指す。また、そのような欠陥のある製本物そのものを意味する。乱丁ともいう。
涙がこぼれ落ちること。特に、悲しみや感動などの強い感情に堪えきれずに泣くことを指す。
落花とは、咲いていた花が散り落ちる様子、あるいは地面に落ちた花そのものを指す。春の終わりを象徴する風物であり、無常観や物悲しい情感を伴うことが多い。
乗馬中に騎手が馬の背から転落することを指す。競馬や乗馬の分野で用いられる表現であり、熟練の騎手であっても時にこうした事故に見舞われることがある。
集落とは、人家が集まって形成される生活の拠点を指し、村落や都市など、人が定住して暮らす地域を広く意味する。また、細菌などの微生物が培養基上に形成する集合体を指す場合もある。
滑落とは、山や崖などの高い場所から滑るようにして落ちることを指す。特に登山や山岳地帯での事故に関連して用いられる表現である。
群落とは、同じ環境条件を好む植物が特定の地域に集まって生育している状態を指す。特に生態学において、一定の土地にまとまって生活する植物の集団を意味し、例えば湿った土地を好む植物の集まりは湿性植物群落と呼ばれる。また、古くは多くの村落が集まった地域を指す用法もあった。
高いところから落下すること。特に飛行機などが操縦を失い、地面や水面などに激突する事態を指す。
物価や相場などが、急激に大幅に下落することを指す。特に金融市場や為替相場において、価格が短時間で大きく下がる状況を表す。
瓦落とは、相場や価格が急激に大きく下落することを指す。特に株式や商品などの取引において、短時間で大幅な値下がりが生じる状態を表す。
洒落(シャラク)とは、さっぱりとした気風で、些末な事柄に拘泥しない様子を指す。人柄や物事の趣きについて用いられ、洒脱(シャダツ)とも表記される。なお、「灑落」と書く場合もあるが、「しゃれ」と読む場合は別の意味となる。
洒落とは、言葉遊びの一種で、同音異義語などを巧みに用いた機知に富んだ面白い文句を指す。また、洗練された装いや、気の利いた身なりをすることの意もある。「洒落る」という動詞形で用いられることも多い。読みが「しゃれ」の場合の意味であり、「しゃらく」と読む場合は別の意味となる。
身分や地位が下がり、貧困や困窮の状態に陥ること。かつての境遇から落ちぶれて、みじめな状況に身を置くことを指す。
落後とは、集団や隊列から遅れて取り残されることを指す。また、そのような状態にある人を指す場合もある。さらに、能力や進歩の面で他者に及ばず、競争に遅れをとる意味でも用いられる。
ツルムラサキ科のつる性一年草で、熱帯アジアが原産地である。観賞用や食用として栽培され、全体が多肉質で葉は広卵形をしている。夏から秋にかけて葉の付け根に花穂を出し、紫色の実をつける。この実の果汁は紫色の染料の原料となる。「落葵」の名は漢名に由来し、「蔓紫」と表記することもある。
身分の高い男性が、正妻ではない女性との間に設けた子を指す語。正式な家系の外に生まれた子という意味合いを持つ。
落磐とは、鉱山やトンネルなどの坑道において、天井や側壁の岩石が自然に崩れ落ちる現象を指す。地圧の変化や地質構造の脆弱性などが原因で発生し、採掘作業における重大な危険要因の一つとされる。
寥落とは、物や人の数が少なくてまばらな状態を指す。また、かつての勢いや活気が失われて荒涼とした様子や、栄えていたものが衰えて寂れたさまを表す際にも用いられる。
碧落とは、青く澄み渡る大空を指す。また、この世の果て、あるいは遥か遠く離れた場所を意味する。
磊落とは、心が広く小さなことにこだわらない性質を表し、豪放と結びつけて用いられることが多い。物事にこせこせせず、さっぱりとした大らかな人柄や態度を指す。
罪を犯したために官職を剥奪され、辺境の地へ左遷されることを指す。
文章における一つの区切りを指す。また、転じて物事がひと区切りつく状態を表し、例えば仕事などが一区切りついてほっとした気持ちになるような場合に用いられる。
「瓦落多」は「ガラクタ」と読み、役に立たない雑多な品物や取るに足らない道具類を指す。漢字は当て字であり、「我楽多」と表記されることもある。
冬の厳しい北風が竹垣や柵に吹きつける際に発する、笛のような鋭く響く音を指す。
「逆茂木」と同じく、敵の侵入を防ぐために地面に逆さに突き立てた杭や竹を並べた防御柵を指す。
一定の住所や職業を持たず、ゆすりやたかりなどの不正な手段で生計を立てる無頼の徒を指す。社会の秩序を乱すならず者を意味する語である。
落葉松はマツ科の落葉高木で、日本特産である。中部山地に自生し、線形の葉と円錐形の樹形が特徴である。春の新緑と秋の黄葉が美しく、常緑のマツ科の中で特に落葉することからこの名がついた。表記は「唐松」とも書く。
落葉樹とは、秋から冬にかけて葉を落とし、春に新芽を吹いて再び葉を茂らせる樹木の総称である。サクラやケヤキ、カキなどに代表され、温帯地域に多く分布する。多くの場合、広葉樹に分類されるが、一部の針葉樹もこれに含まれる。対義語は常緑樹である。
落花生はマメ科の一年草で、南アメリカが原産地である。夏に黄色い花を咲かせ、受粉後には子房柄が伸びて地中に入り、その先端で繭形のさやを形成する。さやの中には食用となる種子が包まれており、一般にピーナッツやナンキンマメとも呼ばれる。秋に収穫期を迎える。
補陀落は、インドの南海岸にあるとされる観世音菩薩の浄土であり、観音信仰において聖地とされる山を指す。中国や日本などでは観音霊場の名称としても用いられ、補陀落山とも呼ばれる。梵語の音訳であり、「普陀落」と表記されることもある。
駄洒落とは、言葉遊びの一種ではあるものの、出来が悪く、面白みに欠けるしゃれのことを指す。しばしば無理な語呂合わせや陳腐な表現を含み、聞く者を苦笑させたり、冷ややかな反応を引き起こしたりするものである。
屋梁落月は、深く友人を思慕する心情を表す四字熟語である。中国唐代の詩人杜甫が、流罪となった友人李白を夢に見た後、目覚めてもその面影が部屋の梁に残っているかのように感じ、沈みゆく月の光が梁を照らす情景に重ねて詠んだ故事に由来する。転じて、遠く離れた親しい人を切に思い慕う情の深さをいう。
一件落着とは、もめ事や問題など、ひとつの事柄が解決し、決着がつくことを意味する四字熟語である。
一落千丈とは、地位や評判、成績などが急激に、しかも大きく下落する様子を表す四字熟語である。もとは韓愈の詩に由来し、琴の音が一度低くなると千丈も落ちるという表現から転じて、物事の凋落が極めて急激で甚だしいことを意味するようになった。
栄えることと衰えることが繰り返される様子を表す。春に花が咲き秋に葉が落ちる自然の移ろいに喩え、人の運勢や物事の盛衰が常に一定でないことをいう。
落花流水は、散った花が水に流れていく様子から、過ぎゆく春の風情を表す。転じて、人の身の衰えや零落した境遇の喩えともなる。また、落花を男に、流水を女に見立て、互いに慕い合う相思相愛の情を象徴する表現としても用いられる。
落花啼鳥は、春の朝の情景を詠んだ四字熟語で、散りゆく花とさえずる鳥の声を表す。孟浩然の漢詩「春暁」に由来し、春の訪れとともに移ろいゆく自然の美しさを情緒豊かに描き出している。