専横とは、権力をかさにきて自分勝手に振る舞う様を指す。他人の意見を顧みず、独断で物事を進める横暴な態度や行為を表し、しばしば組織や地位における権力の乱用を示す言葉として用いられる。
勝手気ままに議論をすること。また、そのような議論を指す。道理や秩序を顧みず、自分勝手な意見を述べ合う様子を表す。
横柄とは、自分を偉いものと思い込み、他人を見下すような態度をとるさまを指す。威張った様子や無遠慮な振る舞いを形容し、高慢・尊大といった語と近い意味を持つ。
他人の意向や道理を顧みず、自分勝手に振る舞い、乱暴に物事を押し通す様子を表す。
横行とは、悪事や好ましくない事柄が世間で幅をきかせてはびこることを指す。また、遠慮なく自由に歩き回る様子を表すこともある。
水が本来の流路を外れて、周囲に広がりながら流れることを指す。特に河川の氾濫や、水路から水があふれ出る状態を表す。
横死とは、思いがけない災難や事故に遭い、不本意な形で命を絶つことを指す。通常の死に方とは異なり、突然の不幸によってもたらされる非業の最期を意味する。
横領とは、本来は他人や公の機関に属する金銭や物品を、不正な手段で自己の所有物とする行為を指す。特に業務上預かった財産を着服する場合に用いられ、刑法上の犯罪行為として扱われる。
横笛(ようじょう)は、本来「よこぶえ」と読むべきところを、「おうてき」という読みが「王敵」に通じることを忌み嫌い、それを避けるために用いられた読み替えの語である。
横隊とは、兵士や隊員が横方向に並んで構成される隊形を指す。縦隊と対をなす軍事用語であり、主に整列や行進の際に用いられる。例えば「四列横隊で整列する」のように、複数の列が並行して横に広がる隊列を形成する。
横車とは、道理に合わないことを無理に押し通す行為を指す。本来縦に進めるべき車を無理やり横に押す様子に由来し、強引な態度や主張を喩える。また、武道において棒や薙刀などを横に振り回す技の名称としても用いられる。
横断とは、横方向に切断することを指し、例えば横断面のように用いられる。また、東西方向に貫通する意味でもあり、大陸横断鉄道などの表現に見られる。さらに、道路や線路、川などを横切って渡る行為も示し、横断歩道がその例である。
横着とは、本来果たすべき義務や責任を怠り、楽をしようとする態度や行為を指す。怠惰で手抜きをする様子を表し、そのような性質を持つ者を横着者と呼ぶ。
横綱とは、大相撲における力士の最高位を指す称号であり、同時にその地位にある力士が土俵入りの際に化粧廻しの上に締める、白麻で編んだ太い注連縄をも意味する。転じて、ある分野において他を圧倒する最も優れた人物や事物を喩える表現としても用いられる。
横転とは、物体が横方向に倒れることを指し、例えば列車が脱線して横倒しになるような事故を指す。また、右や左に回転する動きを表すこともあり、物体が水平方向に回転する様子を意味する。
横手(よこで)とは、左右に開いた両手を合わせて打つ動作を指す。感心したときなどに「横手を打つ」という形で用いられる。なお、「よこて」と読む場合は側面の意となる。
横被とは、僧侶や尼僧が着用する法衣の一種で、七条以上の袈裟を着ける際に右肩にかける長方形の布を指します。
横溢とは、水などが満ちあふれる様子を指す。また、元気や才気などが内から外へとあふれ出るほどに盛んな状態を表し、「元気横溢」などの形で用いられる。同義の表記として「汪溢」とも書く。
横臥とは、体を横たえて寝る状態を指し、特に側方を下にして臥す姿勢をいう。
横痃(おうげん)は、主に性感染症の一つである軟性下疳(なんせいげかん)に伴って生じる鼠径部のリンパ節の化膿性炎症を指す。俗に「よこね」とも呼ばれる。
わがままで気ままな様子を指し、他人の意見や規則を顧みずに自分勝手に振る舞うことを意味する。
横方向に走る縞模様を指し、特に織物の文様について用いられることが多い。縦方向の縞模様である縦縞と対比される表現である。
横痃は性感染症などによって引き起こされる鼠径部のリンパ節の炎症性腫脹を指し、股の付け根に生じる化膿性の腫れ物をいう。
横槍とは、当事者同士の話し合いや争いなどに、関係のない第三者が突然介入して口出しをしたり、干渉したりすることを指す。また、文字通り、二人が槍で戦っている最中に、別の者が横から槍を差し込むという状況から転じた表現でもある。
横恋慕とは、既に配偶者や恋人がいる人に対して、第三者が横から恋慕の情を抱くことを指す。
哺乳類の胸腔と腹腔の境界に位置する弓状の筋肉性の膜であり、呼吸運動を補助する役割を担っている。
横説竪説とは、あらゆる角度から様々な道理を述べ立てて、相手を説得しようとする様子を表す四字熟語である。
横眉怒目は、眉を吊り上げて目を怒らせた険しい表情を指す四字熟語である。相手を厳しく睨みつけ、強い怒りや非難の感情を表す様子を描写する。
横徴暴斂とは、権力をかさにきて人民から法外な税を取り立て、厳しく搾取することを意味する四字熟語である。
横草之功とは、『漢書』終軍伝に由来する四字熟語で、道端の草を踏み倒すほどのわずかな労力、つまり取るに足らない些細な功績を意味する。転じて、自分自身の功績を謙遜して言う場合にも用いられる。
横行闊歩とは、威張り散らしながら思いのままに歩き回る様子を表す。また、他者を顧みずに勝手気ままに振る舞うことを意味する。「横行」は我が物顔に歩き回ること、「闊歩」は大股でゆったりと歩くことを指し、両者が合わさって傲慢な態度や自由奔放な行動を強調する表現となる。
老気横秋とは、若いのに老人のように覇気がなく、活気に欠ける様子を表す。また、年長者が経験を鼻にかけて威張る態度を指すこともある。
縦塗横抹とは、文字や絵を縦横無尽に書き散らしたり、書いては消し消しては書くことを指す。筆を走らせて自由奔放に描く様子や、推敲を重ねて何度も書き直す行為を表す四字熟語である。