宝蔵とは、貴重な宝物を収蔵する倉庫を指す。また仏教寺院においては、経典を納めるための建物を意味し、経蔵とも呼ばれる。
宝石や貴金属で華やかに飾り立てられた冠を指し、特に王族や高位の聖職者などが儀式の際に用いる荘厽な装身具を意味する。
宝鑑とは、宝とするにふさわしい立派な鏡を指す。また、転じて、書道や芸事などの分野において模範となるべき事柄を記した書物のことを意味し、手本として尊重される典籍を表す。
宝引とは、新年の縁起物として行われる福引きの一種である。数本の綱を束ね、そのうちの一本にダイダイの実や直接品物・金銭などを結びつけておき、参加者が綱を引く。運よくそれらが結びついた綱を引いた者が賞品を得る仕組みで、正月の行事として親しまれた。
宝算とは、天皇の年齢を敬って言い表す言葉で、聖算や聖寿と同様の尊称として用いられます。
宝珠とは、貴重な宝玉を指す。また、仏教においては、頂部が炎のように尖った形をした霊玉を意味し、これは「宝珠の玉」の略称である。この玉は様々な願いを叶える力を持つとされ、摩尼とも呼ばれる。「ホウジュ」とも読む。
鉱物の中で特に産出量が少なく、硬度が高く、色や輝きが美しいため、装飾品として珍重されるもの。ダイヤモンドやルビー、サファイア、エメラルドなどが代表例である。
その家に代々受け継がれ、家族の歴史や伝統を象徴する貴重な品物を指します。家の繁栄や誇りを担うものとして、特に大切に扱われる宝物のことです。
めったに人目に触れさせず、大切にしまっておく宝物。一般には公開されない貴重な品を指す。
銀宝はニシキギンポ科に属する海魚で、沿岸に生息する。体は細長く側扁し、淡い褐色の地に斑紋が散る。背びれは頭部から尾びれの基部まで連続して伸びる。春に美味とされ、天ぷらなどで賞味される。別名をウミドジョウともいう。
什宝とは、大切に保管されている道具類を指し、特に秘蔵の器物や什物など、宝として扱われる品々を意味する。
宝祚とは、天皇が受け継がれる御位を指す言葉で、天から授かる幸いとしての皇位を意味します。
宝髻とは、仏像の頭上に結われた髷を指す語である。また、奈良時代に女官や内親王が礼装の際に用いた髪型の名称でもあり、髪を高く結い上げて金銀の玉などで飾ったものをいう。
七宝焼とは、金属や陶磁器の素地に色鮮やかな釉薬を施し、高温で焼き付けて文様を表す工芸技法、またその作品を指す。七種の宝石を散りばめたような美しさに由来する名称で、帯留めや壺などの装飾品に用いられる。
シソ科に属する二年草で、春に薄紫色の小さな花を咲かせる。葉が重なり合って座る様子を仏像の台座に見立てたことに由来する名である。
宝生流は能楽の流派の一つであり、観世流や喜多流などと並ぶ主要な流儀である。
宝相華は、中国唐代から日本へ伝わり、奈良・平安時代に隆盛した装飾文様の一つである。唐草模様の系統に属し、花弁や葉を様式化して組み合わせた華やかな意匠で、その名は花のように美しい文様であることに由来する。
擬宝珠はユリ科の多年草の総称で、山地に自生する。夏に淡紫色または白色のラッパ形の花を咲かせる。その花の形状が、寺院や橋の欄干などに設けられる装飾金具の擬宝珠に似ていることからこの名がついたとされる。あるいは、ネギの花に似ているため「葱帽子(ぎぼうし)」に由来するという説もある。「ぎぼし」とも読む。
擬宝珠は、橋の欄干の柱頭などに設けられる装飾で、ネギの花蕾に似た丸みを帯びて先端が尖った形状をしている。その名称は、仏教法具の一つである宝珠(ほうじゅ)に似せて作られたことに由来し、転じてネギの花そのものを指すこともある。「ぎぼうし」とも読まれる。
「懐宝迷邦」とは、優れた才能や徳を持ちながらも、それを隠して世に出ようとせず、国や社会に貢献しないことを意味する。『論語』陽貨篇に由来し、宝玉を懐に抱きながら、その宝玉がどの国に属するべきか迷っている様子を喩えた表現である。
宝鈿玉釵とは、宝玉で飾ったかんざしやこうがいを指す四字熟語である。転じて、特に梅の枝の美しさを賞賛する表現として用いられる。
南無三宝は、仏教において仏・法・僧の三宝に帰依することを表す言葉である。転じて、驚きや焦り、失敗を認める際などに、思わず発する感嘆の言葉としても用いられる。