一般の人々が利用したり見たりできるように、閉ざされていたものを広く開放することを指す。特に、施設や情報、作品などを広く一般に開放する場合に用いられる。
未開とは、文明が発達しておらず、人々の知識や文化が十分に開けていない状態を指す。また、土地や分野がまだ開拓・開発されていない状況を表す際にも用いられる。
中断していた物事を改めて始めること。また、停止していた状態から活動や進行が始まることを指す。
展開とは、視界に広がる風景のように、物事が大きく広がる様子を指す。また、状況や事件が次々と発展し、新たな局面を迎える過程を表すこともある。軍事用語としては、密集した隊形から散開することを意味し、幾何学においては立体を平面に広げた図を示す際にも用いられる。
花がすべて開ききった状態を指し、特に桜などが最も見頃を迎えている様子を表す。
戦争や災害による被害を軽減するため、都市部の住民や施設を地方へ分散・移動させることを指す。特に第二次世界大戦中、空襲を避けるために行われた学童の集団移動(学童疎開)がよく知られる。「疏開」とも書く。
学問や武道、芸道などの分野において新たな流派を創始した人物を指す。また、宗教において特定の宗派を開いた創始者の意味でも用いられ、例えば真言宗の開祖のように宗祖や開山と同義で使われる。
開運とは、運勢が好転し、幸運が訪れる状態を指す。占いや縁起物の分野でよく用いられ、運気を向上させることを願う際に使われる表現である。
開化とは、人々の知識や教養が向上し、それに伴って文化や社会の水準が高まり、より進んだ状態へと移行することを指す。特に、文明が発達し、未開の状態から開けた明るい社会へと進歩する様子を表す。
開国とは、新たに国家を建設することを指す。また、従来の鎖国政策を改め、外国との通商や外交関係を開始することを意味する。特に日本の歴史においては、幕末に諸外国との交流を開始した出来事を指して用いられる。
開帳とは、寺院において普段は公開されない秘仏や本尊を納めた厨子の扉を開き、一般の参拝者に拝観させる行事を指す。また、転じて賭博の場を設けることを意味し、この場合は「開張」と表記することもある。
山林や原野を切り開き、農地として利用できるようにすることを指す。未開の土地を耕作に適した状態に整える行為であり、農業の基盤を形成するための重要な過程を表す。
開張とは、広く開くことを指す。また、蝶や蛾などの昆虫が羽を広げた際の、左右の翅の先端間の長さを表す際にも用いられる。さらに、寺院で秘仏を公開する「開帳」の意味で使われることもある。
開架とは、図書館において利用者が書架から直接図書を手に取って閲覧できる方式を指す。閉架式と対をなすこの方法では、書庫が公開されており、利用者は自由に資料を探し出し、手に取ることが可能である。
会合や式典、あるいは展覧会やイベントなどの催しを開いて行うことを指す。
開陳とは、自らの意見や考えを公の場で明らかにし述べることを指す。特に、多くの人々を前にして自説を展開する場合に用いられる表現である。
山や野原などを切り開き、道路やトンネル、運河などを通す工事を指す。特に土木工事の分野で用いられる表現である。
道路や鉄道、通信回線などが整備され、通行や利用が可能になることを指す。
開眼とは、それまで見えなかった目が見えるようになること、あるいは見えるようにすることを指す。例えば「開眼手術」のように用いられる。また、「カイゲン」と読む場合には、新たに造られた仏像に目を入れて魂を迎え入れる儀式を意味する。
開山とは、山野を切り開いて寺院を建立し、その寺や宗派を創始した僧侶を指す。転じて、ある物事や流派を最初に興した創始者、元祖という意味でも用いられる。なお、「日の下開山」は武芸に秀でた者や相撲の横綱を称する異称である。
新たに施設や機関を設け、業務を開始することを指す。
開業とは、新たに事業や商売を始めることを指す。また、店舗などを構えて営業を行っている状態を表す際にも用いられ、「開業中」などの形で示される。
開封とは、封筒の封を切って中身を取り出す行為を指す。また、封筒の一部を切り取って内部が見えるようにした郵便物や、封をしていない郵便物を指すこともある。
数学において、平方根を求める操作、またはその計算方法を指す。
開閉とは、開くことと閉じることを指す語で、特に扉や窓などが開いたり閉まったりする動作や状態を表します。
開幕とは、劇場や映画館などで幕が上がり、演劇や映画などの興行が始まることを指す。また、オリンピックや展覧会など、さまざまな行事や催しが開始されることにも用いられる。
数学において、ある数や整式の立方根を求める操作、またはその計算方法を指す。立方根を開くことを意味し、「カイリツ」と読むこともある。
開闔とは、開くことと閉じることを指す。古代中国の文献『淮南子』には「五寸の鍵開闔を制す」とあり、小さな鍵が開閉を司る様子を表している。また、平安時代以降においては、書物の出納や文書を管理する役職を意味し、この場合「カイゴウ」と読まれることもある。
開豁とは、空間が広々と開けていて見晴らしの良い様子を表す。また、心が広く物事にこだわらない、さっぱりとした気性を指すこともある。
開鑿とは、山や土地を切り開いて、道路や運河、トンネルなどを新たに造ることを指す。
開渠とは、地上に露出して上部が開放された水路を指す。また、鉄道の下を横切る水路や道路のことも意味する。
天地が開かれて世界が始まることを指し、転じて物事の起源や最初の状態を意味する。
劈開とは、物体に亀裂が生じて割れることを指す。特に鉱物学においては、結晶が特定の方向に割れやすい性質、あるいはその割れ目のことを意味し、長石などの結晶に顕著にみられる特徴である。
鑿開とは、岩盤や硬い地盤などを掘削し、通路や空間を切り開くことを指す。特に土木工事や鉱山採掘において、機械や道具を用いて地中に穴を穿ち、新たな道を通す作業を意味する。
物事の道理や状況が急に明らかになり、心が晴れ晴れとして開ける様子を表す。狭く暗い場所から突然広々とした明るい場所に出たような、視界や考え方が一気に開ける心境の変化を指す。
開門揖盗とは、自ら門を開いて盗賊を招き入れるように、自分自身の手で災いや危険を招き寄せる愚かな行為を指す。『三国志』の故事に由来し、無分別な行動が自らに禍をもたらすことを戒めるたとえとして用いられる。
開闢草昧とは、天地が創造されたばかりで、世界がまだ混沌として秩序の整っていない状態を指す。また、国家や社会が未開で、文明が発達しておらず、制度や文化が未整備である様子をも表す。
開天闢地は、天地が初めて開かれたという中国の神話に由来する四字熟語で、盤古が天地を創造した故事を指します。転じて、物事の最初の始まりや、史上かつてない出来事を意味します。「天を開き地を闢く」と訓読され、「開天辟地」とも表記されます。
心を開き隠し立てせず、誠意をあらわにして接する様子を表す。『後漢書』馬援伝に由来し、人に対して率直で偽りのない態度を示すことを意味する。
開示悟入とは、仏教の法華経方便品に説かれる四字熟語であり、仏が衆生に対して真理を開き示し、その者を悟りの境地へと導き入れることを意味する。すなわち、仏の教えによって衆生が仏知見を開き、仏道に入る過程を表す語である。
開権顕実とは、仏教用語で、権教(仮の教え)を開いて実教(真実の教え)を顕わすことを意味する。法華経の教義に基づき、仏が衆生の理解に応じて説いた方便の教えを超え、唯一真実の教えである法華経の奥義を明らかにするという思想を表す。
開口一番とは、口を開いて話し始めるやいなや、あるいは話の最初にすぐに述べる言葉や様子を指す四字熟語である。物事の本題に入る最初の瞬間や、発言の冒頭で核心に触れる際に用いられる表現である。