急ぎを要しないこと。差し迫った必要性がなく、すぐに対応しなくても差し支えない状態を指す。
火急とは、事態が切迫しており、一刻も猶予がならない様子を指す。緊急性が極めて高く、直ちに対応を要する場合に用いられる表現である。
危険や災難が差し迫り、一刻の猶予もない状態を指す。
非常に急いでいるさまを表す。差し迫った用件や状況において、一刻も早く対応する必要があることを示す。
気性や行動が落ち着きを欠き、短気でせっかちな様子を指す。また、物事の進行や決断が急であり、十分な余裕がない状態にも用いられる。
「急度」は、確実性を表す場合と、厳しい様子を表す場合の二つの用法がある。まず、事柄が確実に起こることを示し、「必ず」や「確かに」と同義で用いられる。また、表情や態度が厳しく、強い意志や非難の気持ちを込めてにらむ様子を形容する際にも使われる。表記としては「屹度」と書くこともある。
急須と同じく、茶を入れる際に湯を注ぐための小さな土瓶や陶器製の器を指す語で、主に「きびしょ」と読む。
物事の変化や動きが突然に、そして非常に激しい様子を表す。例えば、山の天候が急変したり、病状が急激に悪化するような場合に用いられる。
物事の動きや変化が非常に速く、急激に進む様子を表す。時間の経過に伴う速度が著しく速いことを示し、特に技術の発展や状態の変容など、目に見えて加速する過程を形容する際に用いられる。
急いで知らせること、またはその内容を指す。緊急性を伴う通知や連絡を意味し、通常は重大な事態や早急な対応を要する情報に用いられる。
激しい勢いで追いかけること。特に、遅れを取り戻そうと懸命に追い上げる様子を指す。
敵に対して不意打ちをかけて襲いかかることを指す。特に戦闘において、相手の準備が整っていない隙を突く攻撃方法を意味する。
急騰とは、物価や株価などが急激に上昇することを指す。特に市場における価格の変動が著しい場合に用いられ、急落の対義語としても捉えられる。
急所とは、身体において打撃を受けると生命の危険に関わる重要な部位を指す。また転じて、物事の最も肝心な部分や核心を意味し、問題解決の鍵となる要点を表す際にも用いられる。
急いで人や物を派遣すること。特に、緊急の事態に対応するため、迅速に人員や物資を送り届けることを指す。
急に発症し、経過が速やかに進行する病状の性質を指す。特に疾患の経過が短く、症状が激しい場合に用いられ、慢性に対立する概念である。
傾斜が急で険しい坂道を指す。勾配が大きく、上り下りに困難を伴う地形を表す語で、峻坂(しゅんぱん)と同義である。
急変とは、状況や状態が突然大きく変化することを指す。特に病状などが急激に悪化する場合に用いられる。また、予期せず発生する重大な事態や、通常とは異なる出来事を意味することもある。
急いで人を募集すること。特に、短期間で人材を確保する必要がある場合に用いられる表現である。
急報とは、緊急を要する事態や重大な情報を、迅速に伝えること、またはその知らせそのものを指す。通常、災害や事件、重大な変更など、直ちに対応を必要とする内容について用いられる。
急落とは、株価や物価などの数値が急速に大きく下落することを指す。特に経済や市場において、短時間のうちに価値が大幅に減る様子を表す。
特急とは、特に急ぐことを指すほか、鉄道やバスにおいて主要な駅のみに停車し、急行よりも高速で遠距離を運行する特別急行の略称として用いられる。後者の場合、乗車には通常の乗車券に加えて特急券が必要となることが多い。
急を要する事態に対し、迅速な対応と処置を行うことを指す。特に負傷者や急病患者に対して行われる応急処置や、そのための医療体制を意味し、救急車や救急病院などの関連施設・手段を含む概念である。
「準急」とは、鉄道において急行に次いで停車駅が少ない列車の種別を指し、「準急行」の略称として用いられる。各駅停車の普通列車よりも速達性が高く、主要な駅を中心に停車する運行形態を特徴とする。
緩急とは、物事の速度や強さに変化があることを指し、遅いことと速いこと、あるいは穏やかなことと厳しいことの対比を表す。例えば、文章のリズムや時勢の変化に用いられる。また、差し迫った緊急の状態を意味することもあり、急を要する状況を示す際に使われる。
重大な事態が発生し、迅速に対処する必要があるさま。また、そのような状態を指す。
急遽とは、物事が突然に、また大急ぎで行われる様子を表す。準備や余裕がなく、慌ただしく対応する際に用いられ、予定や状況が緊急に変更されるような場面でしばしば使われる。
急湍とは、川の流れが速く、水深が浅くなっている場所を指す。早瀬とも呼ばれ、岩や石が多く露出し、水勢が激しい状態を特徴とする。
急流が激しく流れている浅瀬や川の流れの速い場所を指す語で、「急湍」と同じ意味である。
傾斜が急で険しいさまを表す語。山や崖などの地形が非常に急勾配で、険しく切り立っている状態を指す。
「躁急」とは、気持ちが焦って落ち着きを失い、物事を急ぎすぎる様子を指す。せっかちで性急な性質や、そのような態度で行動することを表し、慎重さを欠いた判断や振る舞いにつながることが多い。
序破急とは、雅楽や能楽などの伝統芸能における三つの構成部分を指す。序は導入部で静かに始まり、破は展開部として動きや複雑さを増し、急は終結部として急速に締めくくる。この概念は芸能における緩急の変化を表し、転じて物事の始まりから中間、終わりまでの展開の様相を意味するようになった。
短兵急とは、突然に行動を起こすさまを指し、予告なく物事を急に進めようとする態度を表す。刀剣などの短い武器でいきなり切り込む様子に由来し、唐突で準備のない急な対応や要求を形容する際に用いられる。
危急存亡とは、危機が差し迫り、生き残るか滅びるかの瀬戸際にある状態を指す四字熟語である。特に「危急存亡の秋」という形で用いられ、「秋」は重要な時期を意味する。主に国家や組織など集団の重大な局面について言い、個人に対して用いることは稀である。出典は『文選』所収の諸葛亮「前出師表」にある。
緩急軽重とは、物事の速度や緊急性、重要度の度合いを表す四字熟語である。事柄には、急ぐべきこととそうでないこと、軽視すべきことと重んじるべきことの区別があり、それらを適切に見極めて対応することを意味する。
「一旦緩急」とは、ひとたび緊急事態が生じた場合を指す四字熟語である。特に国家の存亡に関わる重大な危機や戦争などの発生を想定して用いられ、「一旦緩急あれば」という表現を省略したものである。『史記』に由来し、平穏な日常が突如として緊迫した状況に転じる可能性を言い表す際に使われる。
繁絃急管は、弦楽器の激しい調べと管楽器の急な旋律が入り混じり、非常に華やかで賑やかな音楽の様子を表す四字熟語です。唐代の詩人・銭起の「瑪瑙杯歌」に由来し、宴席などで演奏される活気に満ちた音楽の盛況を描写する際に用いられます。
燃眉之急とは、火が眉を焦がすほど切迫した状況を指す四字熟語で、差し迫った危機や急を要する事態を表す。中国の禅僧仏慧が「急切」を「火が眉をやくこと」と説いた故事に由来し、焦眉之急とも記される。