荷駄とは、馬の背に載せて運ぶ荷物のことを指す。特に、旅や行軍の際に食料や日用品などを運搬するために用いられる。
無駄とは、何らかの効果や利益をもたらさず、役に立たない状態や行為を指す。時間、労力、物資などが有効に活用されず、結果として意味を成さない様子を表し、「徒」と書くこともある。
駄駄とは、主に幼児が甘えてわがままを言い張る様子を指す。年齢不相応にそのような振る舞いをする場合にも用いられる。
駄馬とは、主に荷物の運搬に用いられる馬を指す。また、血統や能力の点で劣り、乗用や競走には適さない下等な馬のこともいう。
駄文とは、内容や表現に優れた点がなく、読み応えのないつまらない文章を指す。また、自身の文章を謙遜して述べる際にも用いられる表現である。
駄弁とは、取るに足らない内容の会話や、無益なおしゃべりのことを指す。生産性や深みのない雑談を弄する様を表す語である。
駄目とは、効果や価値がなく無益であることを指し、また禁止や不可能を表す際にも用いられる。物事が役に立たなくなる状態や、囲碁でどちらの地にもならない場所を意味することもある。さらに演劇や映画の分野では、演出家が演技に対して行う指示を指す場合もある。
駄袋とは、布製の大型の袋を指し、主に物品を運搬するために用いられる。また、幕末の武士が稽古や訓練の際に着用した、ゆったりとした袴(はかま)の一種を意味することもある。語源は「駄荷袋(だにぶくろ)」の転訛とされ、表記としては「段袋」と書かれる場合もある。
雪駄は、竹皮で編んだ草履の裏に革を張り、踵部分に金属製の金具を打ち付けた履物である。名称の由来は、茶人・千利休が雪の日に履いたという故事に基づく。かつては「セキダ」と発音し、「席駄」の表記も用いられた。
小荷駄とは、馬の背に載せて運ぶ荷物全般を指す。特に室町時代以降、戦場へ武器や武具、食糧などを輸送するための物資、あるいはそれらを運搬する駄馬隊そのものを意味するようになった。
地団駄とは、激しい怒りや悔しさのあまり、その場で足を何度も踏み鳴らす様子を指す。地蹈鞴(じたたら)が転じた語とされる。
無駄骨とは、努力や苦労を重ねたにもかかわらず、それが何の成果にも結びつかず、無益に終わることを指す。徒労に終わる骨折りを意味し、「徒骨」とも表記される。
駄法螺とは、根拠がなく誇張された無意味な大言のことを指し、法螺話の中でも特に中身のないものを意味する。
駒下駄とは、一枚の木材から台と歯を一続きに彫り出して作った下駄の一種で、その形状が馬の蹄に似ていることからこの名がある。
韋駄天は仏教における守護神の一尊で、特に寺院や仏法を守る神とされる。その足の速さに由来し、転じて非常に足の速い人を喩える表現としても用いられる。
駄洒落とは、言葉の音の類似性や連想を利用して機知を利かせた表現ではあるものの、その内容が陳腐で面白みに欠け、しばしば出来の悪い洒落を指す。