円盤とは、平たく円形をした物体を指す。特に、陸上競技の円盤投げで用いる木製の用具や、音声を記録したレコード盤のことをいうこともある。
水盤とは、生け花や盆栽を飾る際に用いる、底が平らで浅く作られた容器を指す。特に夏の花材を生けるのに適しており、水を張って使用することからこの名がある。
粘板岩を薄く板状に加工したもので、石筆を用いて文字や絵を描くための学習用具として用いられる。また、屋根葺きなどの建築材料として使用されるスレートを指すこともある。
礼盤とは、寺院において導師が着座して読経を行うための壇を指す。本尊の前に設けられた一段高い座席であり、法要や儀式の際に導師が使用する。
吸盤とは、動物が他物に吸着するための器官を指し、例えばタコやイカの腕に見られる構造がこれに当たる。また、ゴムやプラスチックなどで作られ、壁面などに物を固定するための道具も吸盤と呼ぶ。
囲碁や将棋などの対局において、初期の段階を指す。また、その局面そのものを表すこともある。転じて、様々な物事が始まって間もない時期や、過程の最初の部分を意味する。
地盤を構成する堅固な岩石層を指し、通常は地表下に位置する。土木工学や地質学において、建造物の基礎となる安定した地盤として扱われることが多い。
杯盤とは、酒宴で用いる杯や皿、鉢などの器類を総称する語である。転じて、それらの器が並ぶ酒宴そのものも指す。盃盤とも書く。
胎盤は、妊娠中に子宮内壁に形成される器官であり、母体と胎児を結びつける役割を担う。胎児への酸素や栄養分の供給、老廃物の排出、さらにはホルモンの分泌など、胎児の成長に不可欠な機能を果たす。
音盤とは、音声を記録・再生するための円盤状の媒体を指し、主に蓄音機で使用されるレコード盤のことをいう。
香盤とは、円盤状の形をした香炉のことで、香を焚く際に用いられる。また、劇場においては、各場面ごとの出演者全員の名前と役柄を記した一覧表を指し、同時に客席の座席配置を示す案内図の意味でも用いられる。
原盤とは、レコードを複製する際に鋳型として用いられる元となる盤、あるいは復刻版を作成する際に原本として参照されるレコードそのものを指す。
浴盤は、主に沐浴や行水のために用いられる、湯や水を張るための容器を指す。浴槽や風呂桶よりも小型で、移動が容易なたらい状のものをいうことが多い。
骨盤とは、腰部に位置し内臓を支える骨格構造を指す。仙骨・尾骨および左右の寛骨が結合して形成される輪状の骨格であり、体幹と下肢を連結する役割を担っている。
物事が成り立つための根本となる部分や、その活動を支える土台を指す。建築における基礎のように、その上にさまざまなものが構築され、発展していくための不可欠な要素を意味する。
旋盤は工作機械の一種であり、主軸に取り付けた加工物を回転させながら、バイトと呼ばれる切削工具を当てて削る、穴を開ける、ねじを切るなどの加工を行う装置である。主に金属や木材の円筒状の部品を製作する際に用いられ、その作業に従事する者は旋盤工と呼ばれる。
葉盤は神事において供え物を盛る容器を指し、柏の葉を幾重にも重ねて竹ひごで綴じ、平らに形作ったものをいう。葉椀とも呼ばれ、表記としては「枚手」と書くこともある。
鉱山の坑道やトンネル内において、天井や側壁を構成する岩盤が突然崩落する現象を指す。採掘作業に伴う地圧の変化などが原因で発生し、重大な労働災害につながる危険性がある。「落磐」と同義であり、漢字表記の異形として用いられる。
碁盤とは囲碁を行う際に使用する方形の盤を指し、表面には縦横それぞれ十九本ずつの直線が等間隔で引かれており、これによって三百六十一個の交点が形成される。通常は木製で、碁石を置いて対局を行うための用具である。また、整然と区画された様子を喩えて「碁盤の目」などの表現にも用いられる。
算盤は、中国や日本で古くから用いられる計算道具で、枠の中に串を通した珠を上下に動かして計算を行う。また、転じて、物事の損得や収支を計算することを意味し、「算盤が合わない」などの表現で用いられる。「十露盤」と表記することもある。
盤領(あげくび)とは、古代の衣服における着装法の一つで、袍や狩衣などの衣装で襟を立てて着る様式を指す。垂頸(たりくび)とも呼ばれ、「上げ頸」と表記されることもある。
道などが大きくうねるように曲がりくねっているさまを指す。山道や川の流れなどが複雑に屈曲し、幾重にも折れ曲がっている状態を表す。
盤屈とは、物が曲がりくねり巡る様を指し、特に樹木の根や枝、山道などが複雑に屈曲している状態を表す。また、心にわだかまりがあって晴れ晴れとしない気持ちの比喩としても用いられ、この場合は「蟠屈」と表記することもある。
盤石とは、どっしりと重く大きな岩を指す。転じて、物事が極めて安定して堅固な様子や、揺るぎない状態を表す際にも用いられる。「磐石」と表記することもある。
鍵盤とは、ピアノやオルガンなどの楽器において、指で打鍵して音を発するための鍵が並んだ部分を指す。また、タイプライターやコンピュータなどの入力装置において、指で押して操作する一連のキーが配列された部分、すなわちキーボードのことも意味する。
懸盤とは、儀式の際に食器を載せるための膳を指す。かつては四本脚の上に角形の盆である折敷を載せた形態であったが、後に脚が本体と一体となった作り付けの形式へと変化した。
盤秤は、物を載せる部分が皿状になっている秤を指す。皿秤とも表記され、主に小粒の穀物や粉類を計量する際に用いられる。
盤桓とは、あちこちを歩き回ることを指し、また、ぐずぐずと足踏みして先へ進もうとしない様子を表す。
十露盤は、中国や日本で古くから用いられる計算道具で、枠の中に通した串に玉をはめ、それを上下に動かすことで計算を行う。また、転じて計算や勘定そのものを指し、勘定が合わない様子や計算に明るいことを表す際にも用いられる。「算盤」とも書く。
磁石の針が常に北を指す性質を利用して方位を測定する装置であり、船舶や航空機の航法において方向を知るために用いられる。羅針儀やコンパスとも呼ばれる。
盤渉調は雅楽における六調子の一つであり、十二律のうち盤渉と呼ばれる音を主音とする調を指す。
一盤散沙とは、砂が一つの皿の上に散らばっている様子から転じて、人々がまとまりを欠き、ばらばらで結束力のない状態を指す。組織や集団が統一された方向性や協調性を失い、各自が勝手な行動をとっている状況を喩える表現である。
杯盤狼藉とは、酒宴が終わった後に杯や皿などが乱れ散らかっている様子を表す四字熟語である。狼が草むらで寝た後、周囲の草が乱れることに由来する「狼藉」の語を含み、物事が無秩序に散乱している状態を指す。『史記』などに用例が見られる。
地盤沈下とは、地盤が圧縮されることにより地面の高さが低下する現象を指す。主に地下水の過剰な汲み上げや地盤自体の圧密によって引き起こされ、建物やインフラに被害をもたらすことがある。