基本情報
意味
長さの単位、さし・ものさし、わずか・すこし、てがみ
読み方
音読み
訓読み
書き方
画数ごとの書き順
意味
1
尺貫法における長さの単位で、寸の十倍に相当します。日本の一般的な尺は約30.3センチメートル、鯨尺では約37.9センチメートルです。
2
物の長さを測る道具である、さしやものさしを指します。また、長さや丈そのものを意味することもあります。
3
数量や程度が少ない様子を表し、わずか、すこしという意味で用いられます。
4
手紙を意味します。これは、かつて一尺ほどの長さの木簡に文字を書いて手紙として用いたことに由来します。
熟語
縮尺とは、地図や設計図などにおいて、実際の大きさを一定の比率で縮小して表現することを指す。また、その縮小の度合い、すなわち図上の長さと実物の長さとの比率そのものを意味する。例えば、「この地図の縮尺は五万分の一である」のように用いられる。
尺一とは、古代中国において天子の詔勅を記すために用いられた板を指す。その長さが一尺一寸であったことに由来し、転じて天子の命令そのもの、すなわち詔勅や詔書のことをも意味するようになった。特に「尺一詔書」という表現で用いられる。
陸尺とは、近世において貴人の輿や駕籠を担ぐ役目の者を指し、駕籠舁きとも呼ばれた。また、江戸城中では走り使いなどの雑務に従事する小者を意味し、町方の家々において雑用に使われる下男や下僕を指す場合もある。表記は「六尺」と書かれることもある。
矩尺は、直角に曲がった金属製の物差しを指し、建築や木工などの作業において直角の確認や線引きに用いられる。かねざし、まがりじゃく、さしがねとも呼ばれる。また、この道具が基準とする長さの単位を指すこともあり、一尺は約三〇・三センチメートルに相当する。表記としては「曲尺」と書くこともある。
枝尺蠖は、シャクガ科に属する蛾の幼虫の総称である。細長い円筒形の体を持ち、進む際に体を屈伸させる様子が、指で物の寸法を測る動作に似ていることからこの名がついた。別名として、しゃくとりむしやおぎむしとも呼ばれる。