丸腰とは、武士が腰に刀を差さずにいる状態を指す。転じて、武器や防具など、身を守るためのものを一切身につけていないことを意味する。
腰を完全に伸ばした直立の姿勢と、完全に屈んだ姿勢の中間の状態を指す。膝を軽く曲げ、腰を中途半端に落とした姿勢で、立ち上がりかけたり、かがみかけたりする時の体勢を表す。
尻腰とは、物事をやり遂げるための気力や根気、また困難に立ち向かう度胸を指す。この言葉は、主にそれらの欠如を非難する文脈で用いられ、意気地のなさや忍耐力の不足を表す。
強腰とは、物事に対処する際に強硬な態度を貫き、容易に譲歩しない姿勢を指す。
摂腰(せひえ)は、律令制における武官が礼服を着用する際に用いた幅広の腰帯を指す。接腰とも表記される。
腰のあたり、腰の周囲を指す語。特に「腰間の秋水」のように、腰に帯びた刀剣を指して用いられることがある。
腰椎は脊柱の一部を構成する骨で、腰の部分を支える役割を担っている。五つの椎骨からなり、上半身の重みを支えながら可動性を保つ重要な部位である。
腰の部分に生じる痛みを指す。加齢や姿勢の悪さ、過度の負荷などが原因で起こることが多く、日常生活に支障をきたすこともある。
腰弁とは、腰に弁当を下げて携行することを指し、転じてその弁当自体を意味する。また、毎日弁当を腰に提げて出勤するような低賃金の勤め人を指す語としても用いられる。これは「腰弁当」を略した表現である。
蜂腰とは、蜂のようにくびれた細くしなやかな女性の腰を指し、柳腰とも呼ばれる優美な体つきを表す語である。
楚腰とは、美人のしなやかで細い腰を指す。中国の春秋時代、楚の霊王が細い腰を好んだ故事に由来し、『韓非子』にも記される。柳腰とも呼ばれ、女性の優美な姿を表す言葉として用いられる。
腰輿(たごし)は、前後二人の担ぎ手が長い柄を腰のあたりまで持ち上げて運ぶ、古い乗り物を指す。手輿とも表記され、また「ヨウヨ」と読む場合もある。
腰に下げて携帯する布や革製の小物入れを指す。また、転じて、常に権力者や目上の人物に付き従い、離れようとしない者を喩える表現としても用いられる。
腰に万金を巻き付ける意から、非常に多くの金銭を所持している様子を表す。転じて、財産が豊かで裕福な状態を指す四字熟語である。