大股とは、歩行時に両足を大きく開く様子を指し、一歩ごとの歩幅が広いことを意味する。また、足を広く開いて立つ姿勢についても用いられる。対義語は「小股」である。
「小股」とは、歩行時に両足の間隔を狭く取ることを指し、歩幅が小さい状態を表す。また、単に「股」の意味でも用いられ、この場合の「こ」は接頭語として機能する。
刺股は、江戸時代に用いられた捕り物道具の一つである。長い木製の柄の先端に、U字形をした鋭い鉄の金具を取り付けた構造をしており、この金具で相手の首や腕などを挟み、壁や地面に押し付けて動きを封じるために使われた。表記としては「指叉」と書くこともある。
股間とは、両足の付け根の間の部分を指す。特に人体において、大腿部の内側が接するあたりの領域を表す。またぐらとも呼ばれ、漢字では「胯間」と書くこともある。
「股分」とは、主に法律用語として用いられ、ある事業体や財産における個人の所有権の割合、すなわち持ち分を指す言葉である。
股座は両ももの間、すなわち股間を指す語である。転じて、一定の意見を持たずにどちらにもつくことを「股座膏薬」と表現する場合がある。また、「胯座」と表記することもある。
股旅とは、かつて博徒などが各地を渡り歩いた放浪の旅を指す。特に、賭博打ちなどが諸国を股にかけて行き来した生活様式や、それを題材とした作品をいう。
猿股とは、腰から太ももにかけて覆う男性用の短い下着を指す。
向股とは、左右のももが互いに向かい合う様子を指し、両方のももを総称する語である。その由来は、両足のももが正面で向き合う位置関係にあることから来ている。
股立とは、袴の左右両脇に設けられた開き口を縫い留めた部分を指す。この部分を手で押さえることを「股立を取る」という。
股引とは、両脚を覆う筒状の衣服で、主に下着や作業着として用いられる。ズボンに似た形状をしており、肌に密着するように作られているのが特徴である。
股栗とは、恐怖や強い衝撃によって太ももが震えるほどに恐れおののく様子を表す。
先端が二つに分かれた形状をした矢じり、およびそれを装着した矢を指す。主に鳥類などの獲物を射る際に用いられ、二股の構造が対象を確実に捉える効果を持つ。
蟇股は日本建築における部材の一つで、梁の上に設置され、上部からの荷重を支える役割を担う。装飾性を兼ね備えたものが多く、その形状が蛙の股のように見えることからこの名が付いた。表記としては「蛙股」も用いられる。
蟹股とは、両足が外側に湾曲し、直立した際に両膝の間に隙間ができる状態を指す。また、そのような足の形状を持つ人を指して用いられることもある。
四股名とは、相撲の力士が取る職業上の名前を指す。双葉山や大鵬などがその例であり、力士の個性や所属部屋を表す重要な呼称である。漢字では「醜名」と書くこともあるが、「四股名」は当て字として広く用いられている。
股関節とは、大腿骨の上端と骨盤の寛骨臼とが接する関節を指し、脚の付け根に位置して下肢の運動を担う。
ウリ科に属するつる性の多年草で、漢名の「絞股藍」に由来する。別名として甘茶蔓(あまちゃづる)とも呼ばれる。
釵子股はラン科の多年草で、暖地の樹幹に着生する。多肉質の棒状の葉を持ち、夏に淡緑色の花を数個咲かせる。漢名に由来する名称であり、「棒蘭」とも表記される。
内股膏薬は、自分の意見や態度が定まらず、どちらにもつかずにふらつく人の様子を表す四字熟語である。内股に貼った膏薬が、歩くたびに両方の腿に付着してしまい、一方に定着しないことに由来する。
「引錐刺股」は、戦国時代の縦横家・蘇秦が学問に励んだ故事に由来する四字熟語である。眠気に襲われると錐で自分の腿を刺して目を覚まし、読書を続けたという刻苦勉励の様子を表し、学問や目標達成のために並々ならぬ努力を惜しまない姿勢を指す。
二股膏薬とは、定見がなく節操のない態度や行動を指す四字熟語である。内股に貼った膏薬がどちらの側にもくっつきやすい性質になぞらえ、状況に応じて容易に態度を変え、一貫性を持たない様を表す。「ふたまたごうやく」とも読む。
刺股懸頭とは、股に刺すような痛みを覚えながらも、頭を懸命に働かせて物事に取り組む様子を表す四字熟語である。苦痛や困難を伴う状況下でも、精神を集中させて学問や仕事に励む姿勢を指す。
懸頭刺股は、苦学に励む様子を表す四字熟語である。眠気に襲われた際、頭髪を梁に結びつけて引き上げたり、腿を錐で刺して目を覚まさせながら学問に専念したという故事に由来し、並外れた努力を惜しまず刻苦勉励する姿勢を指す。